VRMMOをガチャで生き抜くために

りっきー

39話──久々に

あれから俺たちは特に何も無く2人で狩りをしていた。ブラックウルフの毛皮は貴族などに高値で売れるらしい。しかし、肉は普通に美味しく食べれる程度なんだとか。スモールスパイダーの糸は弓に使用されるため、お値段は安い。フォレストバードは今のところお肉しか需要がない。

俺たちは3時間ずっと狩りを続けていた。
「あ!MPポーション無くなった!」

(じゃあこいつら倒したら買いに行くのか?)

「そうしようかな。」

(了解した。さっさと片付けるぞ。)

「分かってる!」
俺はスキル【スラッシュ】で残りの一体の【スモールスパイダー】を倒した。

「よし!グレイスお疲れ様!1回街に帰ろうか。」

(うむ。われは1回亜空間で休んでるぞ。)

「分かった!じゃあね。」
俺は1人で【プレトリア】(ワールド2の街の名前)まで帰った。そして俺は薬屋に行った。

「こんにちは。」

「はい。いらっしゃい。」優しそうなお婆さんが出てきた。

「MPポーションを買いたいのですが、ありますか?」

「あるに決まってるさね。」

「じゃあ下位ポーション20個とハイポーション5個ください。」ワールド2からはポーションなどの1部アイテムの上位版が売られている。ただし、ワールド1でもプレイヤーが作ったものなら売られている。

「はいよ。15000ゴールドだよ。」

「はい。ありがとうございます。」

「こちらこそありがとね。毎度あり。」
そして俺はギルドで少し休憩をした。

「久しぶりにステータスみるか。」




名前        リュウ

レベル      36

体力(HP)        4200/4200
魔力(MP)       4000/4000


物理攻撃力        3800
物理防御力        3800
魔法攻撃力        3500
魔法防御力        3500
(攻撃力はそのままダメージに反映される訳ではなく、使う魔法や武器によって上下します。)
速さ                   400(上限あり)
運                       380

残りスキルポイント     34




「おぉ!なかなかだな。」
なかなかチートに近づいてきて嬉しいような悲しいような。

「まあ、これはこれでいいか。悩んでも仕方ないからな。」そろそろまた再開しようかな。




因みにワールド何とかはプレイヤーが分かりやすいように自分たちで付けた名前です。

「VRMMOをガチャで生き抜くために」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「冒険」の人気作品

コメント

コメントを書く