VRMMOをガチャで生き抜くために

りっきー

17話──指南役

「じゃあ先にチュートリアルの説明からするね。」

「「うん。」」

「まずチュートリアルに入ったら名前とかを決めてもらう。自分の好きなのでいいよ。次に好きな種族を決める。俺は人間だけどね。その後に自分のしたいことを決める。何かを作りたいなら生産系、冒険したいなら武器を決めるって感じかな。」

「リュウ兄は武器何にしたの?」

「刀だよ。他にもいろいろあるから自分で決めていいよ。」

「分かったわ!」

「じゃあチュートリアルが終わったらそこで待ってて。【リュウ】ってやつが俺だから。」

「「おっけー!じゃあ行ってきます。」」

「はーい。」

リュウがログインしました。

「最初は噴水のところにスポーンするんだったっけな。」

15分後────

「リュウ!」

「お!はる姉!人間にしたんだ。」

「名前はそのままにしたんだ!」

「まあいいんじゃない?」

さらに5分後────

「リュウ兄おまたせー」

「詩織か。」

「うん。私も名前はそのままにしたよ。種族は人間にした。」
流石俺達だな。みんなほとんど変えてないなんてな。

「じゃあ先にフレンド登録しようか。俺が今からフレンド申請するからそれを承認してくれればいいよ。」

「分かったわ。」

「はーい。」

──────────────────

リュウからフレンド申請が送られて来ました。

             
                 ➤承認                    拒否

──────────────────

「「承認したよ。」」

「おっけー。2人とも冒険希望した?」

「「したよ!」」

「じゃあまずは冒険者ギルドに行こうか。」

「冒険者登録するのね!」

「そうそう。」

【冒険者ギルドで】

「アンさんこんにちは。」

「リュウ様こんにちは。今日はどうされました?」

「今日はこの2人を冒険者登録しに来ました。」

「冒険者登録ですね。わかりました。では、こちらにお名前、年齢、種族をお下記ください。」

「「はい。」」

「これで終わりです。メニューを見れば登録されてます。では、気をつけて。」

「じゃあ2人とも魔物を倒しに行こうか。」

「きたきたー詩織行くよー!」

「お姉ちゃん待ってー!」

「2人ともはしゃぎすぎ...っと置いてかれた!」3人で街の外まで走っていく。

「じゃああそこにいるゴブリン4体を倒そうか。詩織が前衛ではる姉が後衛だから頑張ってね。」

「はーい。」
2人はなかなかの動きで敵をなぎ倒して行った。

「なんか俺が教えることなくない?」

「まあね!お姉ちゃんですから!」

「まあね!妹ですから!」

「そうでしたね。」

「じゃあ戻ろうか。」

「「おっけー!」」

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