東方恋々想

ルナ

第1話 中学時代

私、博麗霊夢が中学生のころー

放課後
「霊夢ー!早く帰ろうぜー!!」
魔理沙が大きな声で私を呼ぶ。
「まって!魔理沙…また部活サボる気?」
「そうだけど?」
そこ!当たり前のように言わない!
と、ツッコミたいところだが、呆れすぎて言葉も出なかった。
「もー、分かったわ。じゃあ早く帰ろ?」
「それでこそ霊夢だぜ!」
それでこそって何よ……
私って魔理沙にちょっと甘い気がする…
まぁ……いいかw

私と魔理沙が、帰ろうと、校門を出た時…
「あー!ちょっと待って!」
誰かが私たちを目指して走ってきていた。
「あ、奏夢だぜ……何してんだ?あいつw」
「わかんないわよw何事なのよw」
「ふたりとも笑うな!」
いや、ふつーに考えてさー…笑っちゃうじゃん?皆さんもそう思いません?
(こいつは何読者さんに聞いてんだwby魔理
「でさー、今日時間ある?」
「今日?私は大丈夫だぜ。霊夢は?」
「うーーん。………大丈夫。それがどうかした?」
「あー……なんかたまには幼なじみ皆で遊ぼうかなーって」
「じゃあ蓮音とか歩夢とかも?」
「そーそー」
幼なじみとは、私、魔理沙、奏夢、歩夢、蓮音は、小学校から一緒の、周りからは、イツメンとか呼ばれてる人達のことである。
「暇だし行こうぜ!霊夢!」
「そうだね!そうしよう!ってことでおっけ?」
「分かった。蓮音とか呼んでくるから」
「おう」
「はーい 」

数分後……

「おーい」
「お、蓮音!」
「よっ」
「で?誰の家で遊ぶー?」
きっと奏夢か魔理沙の家だろ))
「スルーするなよ!?」
「あー、はいはい、ごめんって、歩夢」
「スルーは良くないぞ?」
「知らんわ」
実は私は歩夢のことが好きだったりはしないが……まぁ、好きではないが……
勘違いしないでね!?まじで恋愛対象外だからwww
「で?どこで遊ぶの?」
「俺んちかなー…」
「おー!?奏夢の家か!?いえーい!!」
「なんで魔理沙は、ハイテンションなの?」
あ……蓮音は知らないんだっけ…
「魔理沙!絶対にあんなことは辞めてくれよ!?」
「さぁ……どうかな?www」
あー、こりゃ魔理沙やる気満々だな……
「蓮音よ、教えてやるよw」
どこからともなく、歩夢がやってきた。
「魔理沙はな、奏夢の部屋をあさったんだ」
そこまではいいんだよねぇw
「そしたら魔理沙はあるものを持ってきた。
それは…奏夢の))」
ドカッ!
「それ以上は言わなくていいからね?歩夢くん?」
「い、言わない…言わないからその怖い顔を辞めてくれ!」
「アイス1個奢りな」
「俺の所持金がぁぁぁぁぁ!!」
そんな中、私は1人、平和にこう思ってましたw
(あー、大変そうだなー)
っと……

んで、5分後ー

「んじゃそろそろ行こうぜ」
やっとかよ!
今まで私達は、ずっと、校門の前でこういう茶番をしていた。
はっきり言って馬鹿だと思うw
「じゃあ早く行こう」
事の原因はお前だからな!歩夢!
はぁ、なんでここの魔理沙はボケで私がツッコミなの?
ふつーは魔理沙がツッコミじゃん?
み:んなもそう思わない?
「おまえ…またメタイこと考えてるだろ」「ま、毎回思うけど、なんで蓮音は心が読めるのよ…」
「お?じゃあ当たりなのか?」
あー、早く行きたいのに!
「とりまさっさと行って、喧嘩という名の茶番は、家でやってください!」
「「「「お前が言うな!」」」」


奏夢の家ーーー
「お!やっとついたぜ!我が家!」
「ここ、魔理沙の家じゃないからな!?」
すかさず奏夢がツッコミを入れる。
「私初めてかも。奏夢の家入ったの」
「あれ?そうなの?」
「うん」
なんでだろう…蓮音との会話っていまいち不毛……
「ほら、はよ行こー」
「お前が仕切るな!歩夢」
あー……奏夢も大変だなぁ…www


「おお!このお菓子めちゃくちゃ上手い!」
「魔理沙はなんだって上手いって言うでしょ……」
「なんで霊夢ごときに私が呆れられなきゃいけないんだよ!」
「そういう運命なんだよ…魔理沙w」
「歩夢は関係ないだろw」
あー飽きないねぇ、魔理沙も。
あ、やばっ…
「ちょっとお手洗い借りるねー」
「おー、霊夢。分かる?場所」
「うん、多分大丈夫ー」
まあ、探せば何とかなるでしょ…


廊下ーーー
「えーーっと、どこかなー」
「ほら、やっぱり分からないじゃん」
「!!!奏夢?」
「え……そんなに驚く?」
危うく心臓止まるとこだったよ!
「な、なんで来たの?」
私が聞くと、奏夢は黙ってしまった。
「おーい、奏夢?」


そして、奏夢が思いがけないことを言ってきたのだった。


ーーーー
ガチャッ
「あれ?なんで霊夢と奏夢が一緒にいるんだ?」 
「え、えっと……それは……」
言えるわけがな))
「俺、霊夢に告った」
「「「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!??」」」
言っちゃったよ… 
この人言っちゃったよ…
はぁ……
「お、おい、霊夢。それで返事は!?」
魔理沙……落ち着け!
「OKだった」
そこですんなり言うな!奏夢!
「くそっ!リア充め!www」
あー、こういうのが好きな歩夢が反応しちゃったじゃん…
「…………………………………」
蓮音……めずらしいw



と、こんなふうな中学時代だった











はい。どうだったでしょうかw
最後の方がちょっとあれでしたけど……
まあ、これからも気長に投稿しますので、良かったら見てください。



次回は、高校時代(現代)に戻ります。
同じ高校に入った5人。
果たして………www

コメント

  • ノベルバユーザー601499

    愛おしい気持ちになるので読んでいて幸福感がすっごくあります!
    心が満たされていくようですね。

    0
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