美少女になったら人生イージーモードだと思ったけど案外そうでもありませんでした。
AA 8
翌日からなんか普通に公務が始まってしまった。もっと大事をとってくれてもよかったのに……確かに一週間寝てたから溜まってたのはわかる。でも次から次へと埋まっていく予定が……ね。私は全然把握してないから、秘書に「これをお願いします」「次はこれです」と言われたことをやってると、なんかいつの間にか昼だった。
昨日まで私の心配をみんなしてたのに……なんかもうそんな様子全然ない。
(しまったな)
私はそう思ったよ。もっと病人のふりをしておくべきだった。そうしたらこんな一気に仕事を振られなかったのに!! 私は普段はそんな仕事してない。なにせ私は自身が色々と抱え込まなくてもいいように、たくさんの部下を持ってるのだ。私は何も権力が欲しくてトップにいるわけじゃない。
権力は欲しいが、忙しくなんてしたくないってのが本音だ。私はね、なるべくメリットだけを享受したい女だ。それだけ聞くとやな奴かなのかもしれない。でも普通そうじゃん。
誰だって仕事に忙殺ないてされたくないでしょ。まあ中には仕事大好きな奴らがいてもおかしくないけどね。実際私の周囲はなかなかに仕事大好きだからね。まあ頑張れば私からご褒美もらえるからってのもある。
私が言葉を送ったり、笑顔を送ったり、それだけで血眼になって働いてくれる便利な奴らばっかりだ。けどお飾りであっても、私はエデンの盟主なのだ。そして世界樹の巫女。だからこそ、最終的に私が判断しないといけないことってのがある。まあここまで上がってきてるって事はそれそこハゲやヘビが問題ないって判断した事だから、私は内容なんて見ずに決済するだけなんだけどね。
実際それは悪い事だと思ってるよ。もしもハゲやヘビがその気になれば、不正を働くことなんて簡単だしね。でも全てに目を通すほどに私は仕事に情熱なんて持ってない。
だから私は流れてくる書類に決済するだけだ。
「うーん!!」
ずっと机にいたから私は思いっきり伸びをする。今はエデンに戻ってきてる。なにせ私の立場でいつまでも人種の城にいるとそれこそいろんな人が迷惑……とは思わないだろうが、大変なのだ。それこそ私には最上級の歓待が必要だからね。だから起きたらすぐにこっちに戻ってきたよ。
まあそれにエデンの方がやっぱり快適だしね。なにせ技術レベルが違う。もちろん人種の城もエデンの技術を投入してるから昔よりもずっと快適になってる。いろんなところを自動化したり、魔法だってどんどん進んでる。
でもやっぱり最先端はエデンから生まれてるからね。
「ラーゼ様よろしいですか?」
「仕事の話じゃなかったらいいよ」
今はお昼中なのにそこでも仕事の話とか萎えるからね。美味しいお昼が美味しく無くなるじゃん。
「それは……」
扉越しにハゲが困惑してる。これ以上ストレスをかけるとさらにハゲが進行してしまうかもしれない。それは気の毒だ。しょうがない。ハゲがいないと私が仕事に押し潰されるからね。それは困る。
「何? 特別に聞いてあげる」
「ありがとうございます。実はアクトパラスとゼンマイについてです」
「何かわかった?」
「はい」
ふむ……奴らはなかなかに謎が多い。新たな世界樹を作ろうとしてるのはわかってる。でも奴らの力とかはなかなかに謎に包まれてる。それに今はどこにいるかもわかんないからね。いや、居場所がわかったのかな?
昨日まで私の心配をみんなしてたのに……なんかもうそんな様子全然ない。
(しまったな)
私はそう思ったよ。もっと病人のふりをしておくべきだった。そうしたらこんな一気に仕事を振られなかったのに!! 私は普段はそんな仕事してない。なにせ私は自身が色々と抱え込まなくてもいいように、たくさんの部下を持ってるのだ。私は何も権力が欲しくてトップにいるわけじゃない。
権力は欲しいが、忙しくなんてしたくないってのが本音だ。私はね、なるべくメリットだけを享受したい女だ。それだけ聞くとやな奴かなのかもしれない。でも普通そうじゃん。
誰だって仕事に忙殺ないてされたくないでしょ。まあ中には仕事大好きな奴らがいてもおかしくないけどね。実際私の周囲はなかなかに仕事大好きだからね。まあ頑張れば私からご褒美もらえるからってのもある。
私が言葉を送ったり、笑顔を送ったり、それだけで血眼になって働いてくれる便利な奴らばっかりだ。けどお飾りであっても、私はエデンの盟主なのだ。そして世界樹の巫女。だからこそ、最終的に私が判断しないといけないことってのがある。まあここまで上がってきてるって事はそれそこハゲやヘビが問題ないって判断した事だから、私は内容なんて見ずに決済するだけなんだけどね。
実際それは悪い事だと思ってるよ。もしもハゲやヘビがその気になれば、不正を働くことなんて簡単だしね。でも全てに目を通すほどに私は仕事に情熱なんて持ってない。
だから私は流れてくる書類に決済するだけだ。
「うーん!!」
ずっと机にいたから私は思いっきり伸びをする。今はエデンに戻ってきてる。なにせ私の立場でいつまでも人種の城にいるとそれこそいろんな人が迷惑……とは思わないだろうが、大変なのだ。それこそ私には最上級の歓待が必要だからね。だから起きたらすぐにこっちに戻ってきたよ。
まあそれにエデンの方がやっぱり快適だしね。なにせ技術レベルが違う。もちろん人種の城もエデンの技術を投入してるから昔よりもずっと快適になってる。いろんなところを自動化したり、魔法だってどんどん進んでる。
でもやっぱり最先端はエデンから生まれてるからね。
「ラーゼ様よろしいですか?」
「仕事の話じゃなかったらいいよ」
今はお昼中なのにそこでも仕事の話とか萎えるからね。美味しいお昼が美味しく無くなるじゃん。
「それは……」
扉越しにハゲが困惑してる。これ以上ストレスをかけるとさらにハゲが進行してしまうかもしれない。それは気の毒だ。しょうがない。ハゲがいないと私が仕事に押し潰されるからね。それは困る。
「何? 特別に聞いてあげる」
「ありがとうございます。実はアクトパラスとゼンマイについてです」
「何かわかった?」
「はい」
ふむ……奴らはなかなかに謎が多い。新たな世界樹を作ろうとしてるのはわかってる。でも奴らの力とかはなかなかに謎に包まれてる。それに今はどこにいるかもわかんないからね。いや、居場所がわかったのかな?
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