美少女になったら人生イージーモードだと思ったけど案外そうでもありませんでした。
H507
聖騎士達が頑張って聖女ちゃんを護ってる。さすがは聖騎士になってる奴等だけあって、強い。その力には聖女ちゃんの力が乗っかってるから、ベルちゃんにとっては特化的な力なんだよね。そしてモンスターにとってもそうだし、ベルちゃんに取込まれてた人達にとってもね。
けどベルちゃんもそこは桁違いの力を持ってるし、何よりもここはホームである。彼女の力はここではどうやら無限……と呼んで良いのかも。沼から湧き出る力が彼女に伝わってるから、枯渇することがなさそう。特化的な力をもってしても、聖騎士達では決定打にかけてる。
それに……
「くっ! 聖女様の姿をみろ!! そのお姿を観れば、どっちが神々しいかわかるはずだ!!」
なにを聖騎士達はいってるのか……まあ聖騎士達は流石に軍の奴等を簡単に殺せないみたいだ。力を受けたらモンスターは消えるが、操られてる皆さんはちゃんとした人だからね。それにここに連れてきたって言う負い目もあるし、出来るなら助けたいのだろう。それに何人かは聖騎士もいるしね。
聖騎士達的には聖女ちゃんをみればその神々しさにきっと正気に戻るはず……とか想ってるのかもしれない。実際聖女ちゃんの力をまともに受けたらそうなる可能性はある。けど流石にそれはベルちゃんが許してない。
ベルちゃんは数で押すことにしてるみたいだからね。いくら聖騎士にモンスターが消されていっても、それ以上の速さで生み出せば問題ない。そしてベルちゃんにはそれが出来る。
更に――
「本当の肉があった方が良いのかしらね」
――そんなことをベルちゃんは呟く。そしてその周囲になんか泥の塊みたいなのが浮いてる。その数は四つだ。それはなんか心臓のように脈打ってるように見える。
「うーん、そうね貴方たちに栄誉をあげるわ」
ベルちゃんはそう言って自身の配下にした何人かの軍の中にいた魔術師を見繕った。何を基準にしたんだろうか? ベルちゃんだから……顔かな? いや、冗談だよ。でもやっぱり顔良い人たちを選んでる気がしないでもない。四つの泥の塊に四人の魔術師……何をするのかと思ったら、その泥にその四人が取込まれる。
そして更に力が注ぎ込まれていくと、大きくなっていき、その泥が弾けると中から変わり果てた四人が出てきた。大きな目玉に触手がうねうねと付いた化け物である。いやいや、イケメン選んだ意味!! とか私は思った。
けどベルちゃんもそこは桁違いの力を持ってるし、何よりもここはホームである。彼女の力はここではどうやら無限……と呼んで良いのかも。沼から湧き出る力が彼女に伝わってるから、枯渇することがなさそう。特化的な力をもってしても、聖騎士達では決定打にかけてる。
それに……
「くっ! 聖女様の姿をみろ!! そのお姿を観れば、どっちが神々しいかわかるはずだ!!」
なにを聖騎士達はいってるのか……まあ聖騎士達は流石に軍の奴等を簡単に殺せないみたいだ。力を受けたらモンスターは消えるが、操られてる皆さんはちゃんとした人だからね。それにここに連れてきたって言う負い目もあるし、出来るなら助けたいのだろう。それに何人かは聖騎士もいるしね。
聖騎士達的には聖女ちゃんをみればその神々しさにきっと正気に戻るはず……とか想ってるのかもしれない。実際聖女ちゃんの力をまともに受けたらそうなる可能性はある。けど流石にそれはベルちゃんが許してない。
ベルちゃんは数で押すことにしてるみたいだからね。いくら聖騎士にモンスターが消されていっても、それ以上の速さで生み出せば問題ない。そしてベルちゃんにはそれが出来る。
更に――
「本当の肉があった方が良いのかしらね」
――そんなことをベルちゃんは呟く。そしてその周囲になんか泥の塊みたいなのが浮いてる。その数は四つだ。それはなんか心臓のように脈打ってるように見える。
「うーん、そうね貴方たちに栄誉をあげるわ」
ベルちゃんはそう言って自身の配下にした何人かの軍の中にいた魔術師を見繕った。何を基準にしたんだろうか? ベルちゃんだから……顔かな? いや、冗談だよ。でもやっぱり顔良い人たちを選んでる気がしないでもない。四つの泥の塊に四人の魔術師……何をするのかと思ったら、その泥にその四人が取込まれる。
そして更に力が注ぎ込まれていくと、大きくなっていき、その泥が弾けると中から変わり果てた四人が出てきた。大きな目玉に触手がうねうねと付いた化け物である。いやいや、イケメン選んだ意味!! とか私は思った。
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