美少女になったら人生イージーモードだと思ったけど案外そうでもありませんでした。
H448
さてさて、ゼンマイのおかげで銀河が寄ってきた。これで他の銀河でも星の育成が出来る。どういう銀河なら育成しやすいのか……私は考える。色々な銀河を覗き込んでみる。やはりまだで来たばかりの銀河はゴミがいっぱいだ。でもそのゴミが星に至るための道具になる。ようは宇宙に沢山ゴミが漂ってた方が星に至りやすいって事だ。
明らかに新しくできた銀河にはアクトパラスとゼンマイが作った銀河よりもゴミが多い。ここからきっといろんな星の種達がぶつかっていって、生き残った奴が星へと成長していくんだろう。例えるなら今はまさに戦国乱世だ。新しくできた銀河はどれも戦国乱世みたいだからね。どれでも良いような……いや……欲感じたら何か違う気がする。
なんとなく見てると、よくぶつかってる宇宙があったり全然ぶつからない宇宙がある。それにぶつかったときに炎が良く出たりする事があったり、そんなことは無くて逆に銀河の動きがとても速かったりしてる銀河とか……うん、どうやら同じように見える銀河でも中身は結構違うらしい。
「この違いって、もしかしてドラゴンのエネルギーの影響なの?」
「そうだな。宇宙はドラゴンの影響を色濃く受ける」
「これからもドラゴンはやってくるのよね?」
「そうだな」
「もしかして、後からやってくるドラゴンの方が強いの?」
私は気になることをゼンマイに聞いていく。だってこれまでも後から来る方が……いや緑のドラゴンはかなり強い。その更に後に赤いドラゴンが来たけど、結局の所、緑のドラゴンは一体で赤いのは三体くらいはいる。それでも緑のドラゴンは後れを取ってはない。
それよりもヤバいのは細いドラゴンだね。細いだけあってかなり今は数を減らしてる。もうすぐにあいつらは多分この戦いから脱落することになるだろう。
「それは分からない。宇宙は広大だ。どのタイミングで強いドラゴンが来るかは未知数だ」
「そうなんだ」
「だが強いドラゴンの影響下であれば、弱いドラゴンは入ってくるのもためらうだろうな」
「それはそうだね」
ドラゴンも序列があるとか……大変だね。宇宙は広いんだから、のびのびと生きてればいいのに……まあドラゴンはデカいからね。私たちが考える宇宙の広さと、ドラゴンが考える宇宙の広さは同じじゃないんだろう。
「強いドラゴンの影響を受けた方が強い銀河が生まれるんじゃない?」
「それはあるが、そうとも限らないぞ。沢山の力の影響を受けた方が多様性が生まれる」
「一つの力が独占的なのは良くないって事?」
「そういうことだな」
こいつは自分こそが……と独善的にやってきたのに、結局はたった一人なんて寂しいと悟ったのかな? いやステージが変わっただけなのかもしれない。だからそういう小さいところでは争ってない。もういくらでも世界を作れるんだ。そしてかつての立場は結局の所、有象無象でしか無いって事だ。そこから抜け出して神へと至ったアクトパラスとゼンマイはもう立ってる場所が違う。
「とりあえず今居る奴等の力が丁度良い感じの所に星の種を送り込んでみる」
私はそう言って一つの銀河に星の種を投げた。
明らかに新しくできた銀河にはアクトパラスとゼンマイが作った銀河よりもゴミが多い。ここからきっといろんな星の種達がぶつかっていって、生き残った奴が星へと成長していくんだろう。例えるなら今はまさに戦国乱世だ。新しくできた銀河はどれも戦国乱世みたいだからね。どれでも良いような……いや……欲感じたら何か違う気がする。
なんとなく見てると、よくぶつかってる宇宙があったり全然ぶつからない宇宙がある。それにぶつかったときに炎が良く出たりする事があったり、そんなことは無くて逆に銀河の動きがとても速かったりしてる銀河とか……うん、どうやら同じように見える銀河でも中身は結構違うらしい。
「この違いって、もしかしてドラゴンのエネルギーの影響なの?」
「そうだな。宇宙はドラゴンの影響を色濃く受ける」
「これからもドラゴンはやってくるのよね?」
「そうだな」
「もしかして、後からやってくるドラゴンの方が強いの?」
私は気になることをゼンマイに聞いていく。だってこれまでも後から来る方が……いや緑のドラゴンはかなり強い。その更に後に赤いドラゴンが来たけど、結局の所、緑のドラゴンは一体で赤いのは三体くらいはいる。それでも緑のドラゴンは後れを取ってはない。
それよりもヤバいのは細いドラゴンだね。細いだけあってかなり今は数を減らしてる。もうすぐにあいつらは多分この戦いから脱落することになるだろう。
「それは分からない。宇宙は広大だ。どのタイミングで強いドラゴンが来るかは未知数だ」
「そうなんだ」
「だが強いドラゴンの影響下であれば、弱いドラゴンは入ってくるのもためらうだろうな」
「それはそうだね」
ドラゴンも序列があるとか……大変だね。宇宙は広いんだから、のびのびと生きてればいいのに……まあドラゴンはデカいからね。私たちが考える宇宙の広さと、ドラゴンが考える宇宙の広さは同じじゃないんだろう。
「強いドラゴンの影響を受けた方が強い銀河が生まれるんじゃない?」
「それはあるが、そうとも限らないぞ。沢山の力の影響を受けた方が多様性が生まれる」
「一つの力が独占的なのは良くないって事?」
「そういうことだな」
こいつは自分こそが……と独善的にやってきたのに、結局はたった一人なんて寂しいと悟ったのかな? いやステージが変わっただけなのかもしれない。だからそういう小さいところでは争ってない。もういくらでも世界を作れるんだ。そしてかつての立場は結局の所、有象無象でしか無いって事だ。そこから抜け出して神へと至ったアクトパラスとゼンマイはもう立ってる場所が違う。
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私はそう言って一つの銀河に星の種を投げた。
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