美少女になったら人生イージーモードだと思ったけど案外そうでもありませんでした。
閑話 ある日のシシの日常13
「おう、お前等調子はどうだ?」
そんな事を言って部屋に入ってく熊さん。その後にクリエイトさんが続いて、その後ろが私だ。私達が入ると、直ぐに彼等は楽しそうな声をだす。
「何のこれしき!」「ああ、もっとやっても良かったぜ」「あのままなら勝ててたな! なあ皆!」「「「おう!!!」」」
と調子良いことばっかりいってる。でも実際は上で見てる限り、そんな楽勝って感じでもなかったし、寧ろ追いつめられてた。調子良い奴らである。
「よしよし、ならまだまだいけるな。少ししたらもう一回やって貰うぞ。お前達の期待に応える為に、今度はゲストを用意してるから期待しとけ」
そんな事を言う熊さん。その瞬間、騒がしかった部屋の中がお通夜の様に……皆の視線がクリエイトさんに集中してる気がする。
「おい、それってそこのクリエイトとかいうジャンキーの事じゃないよな?」
「そうだぜ……そいつの相手は勘弁だ。加減ってもんをしらねえ。俺達に死ねってか?」
「その野郎、マジで殺しに来やがるぞ」
「そうだ、安全装置くらいつけてくれるんだろうな?」
なんか散々な言われようである。一体クリエイトさんはこの人達に何をやったのか……けど、そんな事を言われても、クリエイトさんは屁のかっぱなのか、堪えた様子はない。寧ろフフンと高飛車である。
「安心安全に配慮してあんた達は進化を手に入れられるとでも? 損なんだからあんた達の中からは未だに一人も進化を手に入れた奴がいないのよ。私は情けを捨てて、手助けしてやってるのよ」
「ふざけんな!」
「そうだそうだ! お前はただ、アンティカで暴れたいだけだろう!」
「ちょっとは思いやりの心を持て!!」
「愛を感じねえ! ラーゼ様とは違うんだよ!!」
「「「そうだそうだ!!」」」
五月蠅い……私はそう思った。めっちゃヒートアップしてる。主にクリエイトさんへの批判で……しまいには――
「俺達はそいつが出てくるならやらねーぜ!! そうだろ!」
「おうそうだ!」
「やってられっか!!」
――とかいう仕事放棄ともとれる発言が飛び出す。なんだか不味い方向に転がってる様な……どうするんだろう? とか思ってると、なんか突然バキュンという音が響き、それが当たった壁からは煙があがってる。一瞬にしてシンとする室内。みんながその穴を見て、そして銃を握ったクリエイトさんをみる。
「良いからさっさとやろう。私は早くゼロに乗りたいのよ」
私は他種族なんかよりも、この人がまじやべーと思った。英雄が……英雄という輝きが剥がれていくよ!
そんな事を言って部屋に入ってく熊さん。その後にクリエイトさんが続いて、その後ろが私だ。私達が入ると、直ぐに彼等は楽しそうな声をだす。
「何のこれしき!」「ああ、もっとやっても良かったぜ」「あのままなら勝ててたな! なあ皆!」「「「おう!!!」」」
と調子良いことばっかりいってる。でも実際は上で見てる限り、そんな楽勝って感じでもなかったし、寧ろ追いつめられてた。調子良い奴らである。
「よしよし、ならまだまだいけるな。少ししたらもう一回やって貰うぞ。お前達の期待に応える為に、今度はゲストを用意してるから期待しとけ」
そんな事を言う熊さん。その瞬間、騒がしかった部屋の中がお通夜の様に……皆の視線がクリエイトさんに集中してる気がする。
「おい、それってそこのクリエイトとかいうジャンキーの事じゃないよな?」
「そうだぜ……そいつの相手は勘弁だ。加減ってもんをしらねえ。俺達に死ねってか?」
「その野郎、マジで殺しに来やがるぞ」
「そうだ、安全装置くらいつけてくれるんだろうな?」
なんか散々な言われようである。一体クリエイトさんはこの人達に何をやったのか……けど、そんな事を言われても、クリエイトさんは屁のかっぱなのか、堪えた様子はない。寧ろフフンと高飛車である。
「安心安全に配慮してあんた達は進化を手に入れられるとでも? 損なんだからあんた達の中からは未だに一人も進化を手に入れた奴がいないのよ。私は情けを捨てて、手助けしてやってるのよ」
「ふざけんな!」
「そうだそうだ! お前はただ、アンティカで暴れたいだけだろう!」
「ちょっとは思いやりの心を持て!!」
「愛を感じねえ! ラーゼ様とは違うんだよ!!」
「「「そうだそうだ!!」」」
五月蠅い……私はそう思った。めっちゃヒートアップしてる。主にクリエイトさんへの批判で……しまいには――
「俺達はそいつが出てくるならやらねーぜ!! そうだろ!」
「おうそうだ!」
「やってられっか!!」
――とかいう仕事放棄ともとれる発言が飛び出す。なんだか不味い方向に転がってる様な……どうするんだろう? とか思ってると、なんか突然バキュンという音が響き、それが当たった壁からは煙があがってる。一瞬にしてシンとする室内。みんながその穴を見て、そして銃を握ったクリエイトさんをみる。
「良いからさっさとやろう。私は早くゼロに乗りたいのよ」
私は他種族なんかよりも、この人がまじやべーと思った。英雄が……英雄という輝きが剥がれていくよ!
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