美少女になったら人生イージーモードだと思ったけど案外そうでもありませんでした。
Ω132
「プリムローズの皆は?」
「こんな危ない所に連れてくると思いますか? 確かに彼女たちは来たいと訴えてきましたがね」
「そっか……」
宇宙を見ながら、プリムローズの皆の事を思う。やっぱり心配してるよね。そもそもライブの予定とか色々とあったしさ……迷惑かけちゃったな。けど彼女たちも凄くたくましくなった。やっぱり一度でも命のやり取りを自分たちで乗り越えたのは彼女たちの成長に大きく貢献してる。
まあもう一度……なんて無茶させないけどね。可愛い女の子は戦場よりもステージの上が似合ってる。でも可愛い女の子が武骨な武器を持って戦うって図も嫌いじゃないけどね。そこはクリエイトに頑張って貰おう。まあちょっとビジュアルは亜子に劣るけど……
クリエイトは身長もあるし、ずっと軍にいるから筋肉質なんだよね。普通に女戦士って感じだ。その点、亜子はただの女子高生だったから、か弱さがあった。それにこっちの世界で鍛えられて可憐さも身に着けてたし、こう絶妙なバランスだったと思う
亜子がアンティカに乗る為のスーツを着て、その後ろにゼロを写した広報写真はとても反響良かった。あれで軍に女の子増えたしね。
(って今はそんな事じゃないか)
「なぜ、今プリムローズを?」
ヘビも私がいきなりプリムローズの話をしたから何かあると思ってるようだ。ヘビなら気づいてるとおもうけど、私のご機嫌を取ってるんだろう。
「覚えてない? あの星が近づいてきたのってライブがきっかけじゃない。まあ正確には二人が手に入れたマイクを使ってのライブだけど」
「そうですね」
そう、奴らが介入してくるきっかけを作ったのは私達プリムローズだ。そしてその根本はコランとシシが手に入れたマイクにある。あれがカギという事はわかってるんだ。けどエデンの知識を持ってしてもその詳細はわかってない。流石に古さはエデンの方が古そうなんだけど、エデンは古代の時代からずっと眠ってたから、取りこぼしてる知識や情報もあるだろうって事だった。
けど、あのマイクは空に浮かんだ星と関連性は絶対にある。それは間違いない。
「アレが必要になると思わない?」
「この場にある必要があるかは疑問ですね。ライブをしてもらえばいいのでは? いえ、ライブではなくても二人にマイクを使ってもらえば?」
「確かにそれでもいいけど……地上の様子はどうなってるの?」
「それはラーゼも予想して通り、かなり混乱していますよ。貴方がきえて、そしてあの星の異変は見えていますからね」
「そうよね」
いきなり空にあるどでかい星に異変があったらそりゃあ怖いよ。何が起こるのか戦々恐々とするだろう。恐怖が支配すると不味い。うん、やっぱりここは……
「プリムローズにはライブをしてもらいましょう。人々の不安を和らげるにはそれが一番だし、それでマイクが反応するのなら、一石二鳥でしょ」
「どんな事になるかはわからないのでしょう?」
「そうね、だからこっちの準備が整ってから例のマイクは使ってもらうって事で」
あのマイクはあの星か、アラガタか、それかもっと別の何かに干渉出来る筈。きっとカギになる。
「お呼びですかなラーゼ様」
「お久しぶりねネジマキ博士」
やってきたのはアンティカの、いや、今や全ての技術を支えてくれてるネジマキ博士である。星を壊す手段を講じる為にも彼の頭が必要だ。勿論ゼウスにいる羽持どもも協力してもらうが、あいつらの話、私じゃあんまり理解できないからね。
あんまりゆっくりはしてられない。色々と並行させて進めないとね。まあ私は色々と無茶をいう役目だ。動くのは下の奴ら。さて食事も運ばれてきたし、お腹を満たそう。
「こんな危ない所に連れてくると思いますか? 確かに彼女たちは来たいと訴えてきましたがね」
「そっか……」
宇宙を見ながら、プリムローズの皆の事を思う。やっぱり心配してるよね。そもそもライブの予定とか色々とあったしさ……迷惑かけちゃったな。けど彼女たちも凄くたくましくなった。やっぱり一度でも命のやり取りを自分たちで乗り越えたのは彼女たちの成長に大きく貢献してる。
まあもう一度……なんて無茶させないけどね。可愛い女の子は戦場よりもステージの上が似合ってる。でも可愛い女の子が武骨な武器を持って戦うって図も嫌いじゃないけどね。そこはクリエイトに頑張って貰おう。まあちょっとビジュアルは亜子に劣るけど……
クリエイトは身長もあるし、ずっと軍にいるから筋肉質なんだよね。普通に女戦士って感じだ。その点、亜子はただの女子高生だったから、か弱さがあった。それにこっちの世界で鍛えられて可憐さも身に着けてたし、こう絶妙なバランスだったと思う
亜子がアンティカに乗る為のスーツを着て、その後ろにゼロを写した広報写真はとても反響良かった。あれで軍に女の子増えたしね。
(って今はそんな事じゃないか)
「なぜ、今プリムローズを?」
ヘビも私がいきなりプリムローズの話をしたから何かあると思ってるようだ。ヘビなら気づいてるとおもうけど、私のご機嫌を取ってるんだろう。
「覚えてない? あの星が近づいてきたのってライブがきっかけじゃない。まあ正確には二人が手に入れたマイクを使ってのライブだけど」
「そうですね」
そう、奴らが介入してくるきっかけを作ったのは私達プリムローズだ。そしてその根本はコランとシシが手に入れたマイクにある。あれがカギという事はわかってるんだ。けどエデンの知識を持ってしてもその詳細はわかってない。流石に古さはエデンの方が古そうなんだけど、エデンは古代の時代からずっと眠ってたから、取りこぼしてる知識や情報もあるだろうって事だった。
けど、あのマイクは空に浮かんだ星と関連性は絶対にある。それは間違いない。
「アレが必要になると思わない?」
「この場にある必要があるかは疑問ですね。ライブをしてもらえばいいのでは? いえ、ライブではなくても二人にマイクを使ってもらえば?」
「確かにそれでもいいけど……地上の様子はどうなってるの?」
「それはラーゼも予想して通り、かなり混乱していますよ。貴方がきえて、そしてあの星の異変は見えていますからね」
「そうよね」
いきなり空にあるどでかい星に異変があったらそりゃあ怖いよ。何が起こるのか戦々恐々とするだろう。恐怖が支配すると不味い。うん、やっぱりここは……
「プリムローズにはライブをしてもらいましょう。人々の不安を和らげるにはそれが一番だし、それでマイクが反応するのなら、一石二鳥でしょ」
「どんな事になるかはわからないのでしょう?」
「そうね、だからこっちの準備が整ってから例のマイクは使ってもらうって事で」
あのマイクはあの星か、アラガタか、それかもっと別の何かに干渉出来る筈。きっとカギになる。
「お呼びですかなラーゼ様」
「お久しぶりねネジマキ博士」
やってきたのはアンティカの、いや、今や全ての技術を支えてくれてるネジマキ博士である。星を壊す手段を講じる為にも彼の頭が必要だ。勿論ゼウスにいる羽持どもも協力してもらうが、あいつらの話、私じゃあんまり理解できないからね。
あんまりゆっくりはしてられない。色々と並行させて進めないとね。まあ私は色々と無茶をいう役目だ。動くのは下の奴ら。さて食事も運ばれてきたし、お腹を満たそう。
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