美少女になったら人生イージーモードだと思ったけど案外そうでもありませんでした。
Ω5
「私の時代が来た!!」
私はある建物の上で仁王立ちで朝日を見ながらそう叫ぶ。少し肌寒い風が頭をさえ渡らせるそんな時間。朝陽が眩しいが、今の私ほどではない。私の名前は「クリエイト・クーシャネルラ」皆からはクーシャと呼ばれてる。第八機甲師団から転属となって、昨日の夜から私は第一機甲師団通称「フェアリー部隊」に私は配属されたのだ。それはつまり……
「くふ……ふふふふ、つまり私が人種の希望!! ふはーはっはっはっは!!」
フェアリー部隊は最初期にアンティカを与えられ出来た初めての部隊。アンティカがあったからこそ今の人種はある。だからそれに乗れることは名誉な事だ。エデンのおかげでアンティカの数が増え、フェアリー部隊しかなかったアンティカの部隊も九を数える程に増えた。
アンティカの部隊は全て精鋭でそこに入れるだけでも誇れるものだ。けど、やはりフェアリー部隊は特別だ。なにせ所属してる人達が規格外の地位だから。一人は王様、一人は人種の軍の重鎮だ。もう一人は……どっかいったから、そこに私が入ったのだ。
数いる中で私が! やはり先代が女性だったから女性の中から選ばれたのだろうか? やはりこういう場所なだけに、女性よりも男性の方が多いし、エリートの機甲師団ともなればそれは更に顕著だ。だから女性の中から選ばれたのなら、確率的にはぐっと上がる事になる。
というか、女性は九つの部隊の中で三人くらいしかいなかった筈だから、女性の中から選ばれたのなら、実質三分の一の確立だ。そこまで誇れはしないかもしれない。だがそんな事はどうでもいい。
私はチャンスを掴んだんだ。英雄と成れるチャンスを……歴史に名を刻むチャンスを。
「お父さんお母さん、私はやる! やるよ!!」
はてさて、少し時間がたち、食事も済ませて初出勤だ。今までは黒い服装だったが、フェアリー部隊は白を基調とした服になってる。それに着替えて姿身を見る。これからはメディアとかも私を追いかけたりするだろう。今まではそこまで外見に頓着してなかった。
両親からは可愛いとか言われてたし、事実私はそれなりに容姿を評価されてた。だからメイクとかもてきとうだったが……でもこれからはそうもいかないだろう。私は軍の印象を決める広告塔になりえる逸材。だから張り切らねばならない。
私は椅子に座りなおして、メイク道具を構えた。
「ばか者ーー!!」
何故か案内役の上司所に行った瞬間、私は怒鳴られた。全く、何が悪いのかわからない。この上司は見る目がない。私はやれやれ、と肩で表現してると、更に拳骨をもらった。
私はある建物の上で仁王立ちで朝日を見ながらそう叫ぶ。少し肌寒い風が頭をさえ渡らせるそんな時間。朝陽が眩しいが、今の私ほどではない。私の名前は「クリエイト・クーシャネルラ」皆からはクーシャと呼ばれてる。第八機甲師団から転属となって、昨日の夜から私は第一機甲師団通称「フェアリー部隊」に私は配属されたのだ。それはつまり……
「くふ……ふふふふ、つまり私が人種の希望!! ふはーはっはっはっは!!」
フェアリー部隊は最初期にアンティカを与えられ出来た初めての部隊。アンティカがあったからこそ今の人種はある。だからそれに乗れることは名誉な事だ。エデンのおかげでアンティカの数が増え、フェアリー部隊しかなかったアンティカの部隊も九を数える程に増えた。
アンティカの部隊は全て精鋭でそこに入れるだけでも誇れるものだ。けど、やはりフェアリー部隊は特別だ。なにせ所属してる人達が規格外の地位だから。一人は王様、一人は人種の軍の重鎮だ。もう一人は……どっかいったから、そこに私が入ったのだ。
数いる中で私が! やはり先代が女性だったから女性の中から選ばれたのだろうか? やはりこういう場所なだけに、女性よりも男性の方が多いし、エリートの機甲師団ともなればそれは更に顕著だ。だから女性の中から選ばれたのなら、確率的にはぐっと上がる事になる。
というか、女性は九つの部隊の中で三人くらいしかいなかった筈だから、女性の中から選ばれたのなら、実質三分の一の確立だ。そこまで誇れはしないかもしれない。だがそんな事はどうでもいい。
私はチャンスを掴んだんだ。英雄と成れるチャンスを……歴史に名を刻むチャンスを。
「お父さんお母さん、私はやる! やるよ!!」
はてさて、少し時間がたち、食事も済ませて初出勤だ。今までは黒い服装だったが、フェアリー部隊は白を基調とした服になってる。それに着替えて姿身を見る。これからはメディアとかも私を追いかけたりするだろう。今まではそこまで外見に頓着してなかった。
両親からは可愛いとか言われてたし、事実私はそれなりに容姿を評価されてた。だからメイクとかもてきとうだったが……でもこれからはそうもいかないだろう。私は軍の印象を決める広告塔になりえる逸材。だから張り切らねばならない。
私は椅子に座りなおして、メイク道具を構えた。
「ばか者ーー!!」
何故か案内役の上司所に行った瞬間、私は怒鳴られた。全く、何が悪いのかわからない。この上司は見る目がない。私はやれやれ、と肩で表現してると、更に拳骨をもらった。
「ファンタジー」の人気作品
書籍化作品
-
-
39
-
-
52
-
-
2813
-
-
267
-
-
93
-
-
4112
-
-
23252
-
-
55
-
-
37
コメント