美少女になったら人生イージーモードだと思ったけど案外そうでもありませんでした。
閑話12
コランの楽しい一日 8
私はピアスに自分の力を通します。だって子供作ろうって……わたしはまだ生んだり出来ないもん!
「さあさあ」
「いっや!」
私は拒絶するけど、やっぱり王子は男の子。私より力が強い。
「王子、嫌がってる女性を無理矢理というのは?」
「嫌よ嫌よも好きのうちと聞いたぞ。本当はうれしいんだろう?」
何言ってるのかこの王子! 都合が良すぎる解釈だよ。私は本気で嫌がってるのに……王子さまは強引に私をひきよせ、私の頭に顔を押し付けてくる。そしてスーハースーハーとしてる。
「やはり匂いが違うな。だが、嫌いじゃないぞ」
首の後ろがゾワゾワどしました。鳥肌が立った一刻も早く逃げないとって思う。男の人が怖いって思った。
「王子――つ!?」
執事みたいな人が焦ってこっちに来ようとする。けどその時、この場所が一気に吹き飛んだ。でも私は大丈夫だ。王子様は吹き飛んだけど、私には何の衝撃も来なかった。
「大丈夫コラン?」
聞き覚えのある声が響く。聞き間違えるはずない声。
「ラーゼ様!」
私はとてとてと歩いて声がした方へとあるく。煙が晴れると、青いドレスに身を包んだラーゼ様がいた。私はその胸に飛び込む。とても安心できる。そしてとってもいい匂い。
「何があったのコラン? とりあえず部外者は吹き飛ばしたけど」
「えっと、えっとですね」
私はさっき自分の身に起きた事をたどたどしく説明する。するとどんどんラーゼ様の周りにどす黒いマナが見えだしました。
「くっ……一体何が。何をするのじゃ!!」
「殿下、いけません!」
吹き飛ばされた事で怒った王子様。けど怒鳴る相手が悪いと思った執事の人達が抑えようとします。でも遅いみたい。動こうとした皆さんが、地面にぺしゃんこにされてます。
「私の可愛いコランに何しようとしてくれてるの?」
「わ、我は……ルドの王子だぞ! こんな事して……」
必死に顔を上げてラーゼ様を見上げた王子様があんぐりしてる。勿論ラーゼ様は知ってるよね? 私をしってるんだし。
「ルド? まあどこの種だって関係ない。コランに手を出してただで済むと思ってるの?」
「な、なら貴方でも」
信じられないことを言い出す王子。私と子を作りたいとかいってた口で今度はラーゼ様って……さすがに私も怒りがこみあげてくる。
「まあ、王子だからって甘やかされて育ったんだろうけど……ここではそんな立場関係ないから」
ドカッとラーゼ様が王子様を蹴って態勢を変えさせる。お腹を地面に向けてたけど、今は空に向けてる。その状態でカエルみたいな格好してる。
「色々と聞きたいこともあるし、殺しはしないわよ。でも……」
そういってラーゼ様は王子様の股間に足を置く。
「な、何を? その気なのか? いや、まて、まさか……」
ラーゼ様が股間に足を置いたときはちょっとそれを大きくした王子様だけど、何かを悟ったのか、今は焦ってる。ラーゼ様は私を抱きしめて見せないよして、こういった。
「反省なさい」
次の瞬間、王子様の悲鳴が響いた。どうやらとっても痛い事があったらしい。そして――
「すまなかった!」
王子様達は頭を地面について私に誤っている。王子様以外からはひどい事されてないからなんかもうしわけないね。王子様は許さないけど。どうやらラーゼ様は一人で来たわけではなく、沢山の人がいたらしい。まあそうだよね。
王子様達はその人たちに連れていかれる。
「怖い思いさせちゃったね」
「いいえ、ラーゼ様は来てくれました」
「コラン~」
ぎゅっとされると安心できる。ちょっとわがまま言ってもいいかな?
「ラーゼ様、一緒に居たいです」
最近はラーゼ様はなかなか顔を見せてくれない。忙しいってわかってるから、私はいい子であろうとしてる。そしてそれは他のプリムローズの皆も同じだ。けど……みんなきっと寂しがってる。私はそれを知ってる。けど皆はお姉ちゃんだからそれが言い出しづらいんだ。
なら私がわがままを言おう。だって私は末っ子だから。皆の為にちょっとわがままを言ってもきっといいよね。
「そうね。一緒にあそぼうか?」
「みんなと――です! 皆と一緒に遊びたいです!」
私は更にそういった。ミラお姉ちゃんとフィリーお姉ちゃんは用事があるの知ってるけど、でも言った。だって二人だって絶対ラーゼ様と一緒に遊びたいもん! 私は皆のいえないわがままを言える立場なんだ。だからみんなの為になるわがままを言うことにします!
その日は楽しく皆で遊びました。うん……皆……あっ、シシちゃん忘れてた。ごめんちゃい!
私はピアスに自分の力を通します。だって子供作ろうって……わたしはまだ生んだり出来ないもん!
「さあさあ」
「いっや!」
私は拒絶するけど、やっぱり王子は男の子。私より力が強い。
「王子、嫌がってる女性を無理矢理というのは?」
「嫌よ嫌よも好きのうちと聞いたぞ。本当はうれしいんだろう?」
何言ってるのかこの王子! 都合が良すぎる解釈だよ。私は本気で嫌がってるのに……王子さまは強引に私をひきよせ、私の頭に顔を押し付けてくる。そしてスーハースーハーとしてる。
「やはり匂いが違うな。だが、嫌いじゃないぞ」
首の後ろがゾワゾワどしました。鳥肌が立った一刻も早く逃げないとって思う。男の人が怖いって思った。
「王子――つ!?」
執事みたいな人が焦ってこっちに来ようとする。けどその時、この場所が一気に吹き飛んだ。でも私は大丈夫だ。王子様は吹き飛んだけど、私には何の衝撃も来なかった。
「大丈夫コラン?」
聞き覚えのある声が響く。聞き間違えるはずない声。
「ラーゼ様!」
私はとてとてと歩いて声がした方へとあるく。煙が晴れると、青いドレスに身を包んだラーゼ様がいた。私はその胸に飛び込む。とても安心できる。そしてとってもいい匂い。
「何があったのコラン? とりあえず部外者は吹き飛ばしたけど」
「えっと、えっとですね」
私はさっき自分の身に起きた事をたどたどしく説明する。するとどんどんラーゼ様の周りにどす黒いマナが見えだしました。
「くっ……一体何が。何をするのじゃ!!」
「殿下、いけません!」
吹き飛ばされた事で怒った王子様。けど怒鳴る相手が悪いと思った執事の人達が抑えようとします。でも遅いみたい。動こうとした皆さんが、地面にぺしゃんこにされてます。
「私の可愛いコランに何しようとしてくれてるの?」
「わ、我は……ルドの王子だぞ! こんな事して……」
必死に顔を上げてラーゼ様を見上げた王子様があんぐりしてる。勿論ラーゼ様は知ってるよね? 私をしってるんだし。
「ルド? まあどこの種だって関係ない。コランに手を出してただで済むと思ってるの?」
「な、なら貴方でも」
信じられないことを言い出す王子。私と子を作りたいとかいってた口で今度はラーゼ様って……さすがに私も怒りがこみあげてくる。
「まあ、王子だからって甘やかされて育ったんだろうけど……ここではそんな立場関係ないから」
ドカッとラーゼ様が王子様を蹴って態勢を変えさせる。お腹を地面に向けてたけど、今は空に向けてる。その状態でカエルみたいな格好してる。
「色々と聞きたいこともあるし、殺しはしないわよ。でも……」
そういってラーゼ様は王子様の股間に足を置く。
「な、何を? その気なのか? いや、まて、まさか……」
ラーゼ様が股間に足を置いたときはちょっとそれを大きくした王子様だけど、何かを悟ったのか、今は焦ってる。ラーゼ様は私を抱きしめて見せないよして、こういった。
「反省なさい」
次の瞬間、王子様の悲鳴が響いた。どうやらとっても痛い事があったらしい。そして――
「すまなかった!」
王子様達は頭を地面について私に誤っている。王子様以外からはひどい事されてないからなんかもうしわけないね。王子様は許さないけど。どうやらラーゼ様は一人で来たわけではなく、沢山の人がいたらしい。まあそうだよね。
王子様達はその人たちに連れていかれる。
「怖い思いさせちゃったね」
「いいえ、ラーゼ様は来てくれました」
「コラン~」
ぎゅっとされると安心できる。ちょっとわがまま言ってもいいかな?
「ラーゼ様、一緒に居たいです」
最近はラーゼ様はなかなか顔を見せてくれない。忙しいってわかってるから、私はいい子であろうとしてる。そしてそれは他のプリムローズの皆も同じだ。けど……みんなきっと寂しがってる。私はそれを知ってる。けど皆はお姉ちゃんだからそれが言い出しづらいんだ。
なら私がわがままを言おう。だって私は末っ子だから。皆の為にちょっとわがままを言ってもきっといいよね。
「そうね。一緒にあそぼうか?」
「みんなと――です! 皆と一緒に遊びたいです!」
私は更にそういった。ミラお姉ちゃんとフィリーお姉ちゃんは用事があるの知ってるけど、でも言った。だって二人だって絶対ラーゼ様と一緒に遊びたいもん! 私は皆のいえないわがままを言える立場なんだ。だからみんなの為になるわがままを言うことにします!
その日は楽しく皆で遊びました。うん……皆……あっ、シシちゃん忘れてた。ごめんちゃい!
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