美少女になったら人生イージーモードだと思ったけど案外そうでもありませんでした。
√86
ゼウスの中で一番いい部屋……まあつまりはわたしの部屋なんだけど……そこにミリアを通した。私の部屋に通すなんて……って批判があがったが、一応ミリアは魔王として来賓対応なのだ。そこらの質素な部屋とか、テーブルと椅子だけ用意してそこにつかせるとかできないじゃん。
まあ甲板の方でもよかったんだけど、甲板じゃ外からちょっかい出す奴がいるかもだし。それはミリア側の魔族からもしれないし、ミリアというか魔王を狙う別の何かがいてもおかしくない。まあそいつらが魔王を倒せるのなら別にいいんだけど、こっちが不利になるのは嫌じゃん。だからね。
ミリアは何故か豪華なソファーではなく、私のベッドにダイブする。そして何やらクンカクンカしてるよ。さっきから思ってたが、ミリアにはそっちの気があるのだろうか? 私にキスしてきたしね。あれはただ、皆の前で私を陥落させたいとかの行動なのかとか、魔王なりの枠に嵌らなさとかを出したのかと思ってたけど、ここには私とグルダフと国軍の奴に、ゼウスの艦長にそしてネジマキ博士くらいだ。
「ななな、何を不敬な!」
そう激怒するグルダフ。けど知ってるよ。本当は羨ましいんでしょう。
「魔王とは疲れるのだ。だから良い発散できる物が欲しい。やはりなかなかいいぞラーゼ」
「あっそ」
なんか変な感じで魔王に気に入られてる? 魔王なのかミリアなのか……でもミリアは一つといってたし……ハッキリいってどういう態度で接すれはいいかわからなくて困る。
「いいからこっち来なさいよ」
「別にここでいいだろう」
なにこいつ、今度はベッドの上で勝負したい訳? けど流石にベッドの上で妹が乱れてるとか、カタヤに悪い気がする。まあ皆の前でキスでいかせちゃった私が気にするには既に遅い気もするけどね。でもまあ、ベッドの上だと自然と脱いじゃうじゃん。
キスはなまめかしいで終わるけど、脱いじゃうとそこには節操が必要かなって。
「別に何もしないわよ」
「わかっておるわかっておる」
しょうがないから、ベッドの周りに椅子を持っていく。私は魔王ミリアの対面に座った。ミリアは横に座ってほしいみたいだったが、それじゃあ話しにくいしやめた。
「それで、あんたの狙いはクリスタルウッドなの?」
「まあの」
隠す気はないか。まあ先に魔族を使ってクリスタルウッドを取りにきてるからね。もしかしたら陽動とかの可能性もあるとおもったが、違う?
「ふーん、結局上手くいかなくて、自分が出てきたと。わざわざ国を乱すとか面倒な事してくれたわね」
こうなってしまったら、今までの体制でこの国はたちいかなくなる。てか、許されないでしょう。
「やはり人種は使えぬな」
「あんたも元は人種でしょ?」
「そんな時もあったな」
ミリアは人のベッドで女の子座りして私の枕を抱えてる。その見た目は本当に可愛らしい女性なのに、言葉があってないよね。
「なあ、ラーゼ。我らは同じ力が必要なのだ。魔王にとって世界樹は必要な物だからな」
「そんな事シャグリラン達は言ってなかったわよ。我らが世界樹に近いとかなんとか……」
「間違ってはないな。魔王という存在は世界樹のようなものじゃ。魔族はその子。奴らは確かに管理者だからな」
くっ、やっぱり一人くらいは生かしておくべきだったか……まあそんなこと無理だったし仕方ない。こいつ……この魔王は私がクリスタルウッドを掌握してる限り、難度だって攻めてくるって事だよね? 面倒だな~。
「問答無用で責めないのは妥協点があるんでしょ? 言いなさいよ」
私の言葉に魔王ミリアは抱えてた枕を横に置く。そしてその不思議な瞳で見つめてきた。
まあ甲板の方でもよかったんだけど、甲板じゃ外からちょっかい出す奴がいるかもだし。それはミリア側の魔族からもしれないし、ミリアというか魔王を狙う別の何かがいてもおかしくない。まあそいつらが魔王を倒せるのなら別にいいんだけど、こっちが不利になるのは嫌じゃん。だからね。
ミリアは何故か豪華なソファーではなく、私のベッドにダイブする。そして何やらクンカクンカしてるよ。さっきから思ってたが、ミリアにはそっちの気があるのだろうか? 私にキスしてきたしね。あれはただ、皆の前で私を陥落させたいとかの行動なのかとか、魔王なりの枠に嵌らなさとかを出したのかと思ってたけど、ここには私とグルダフと国軍の奴に、ゼウスの艦長にそしてネジマキ博士くらいだ。
「ななな、何を不敬な!」
そう激怒するグルダフ。けど知ってるよ。本当は羨ましいんでしょう。
「魔王とは疲れるのだ。だから良い発散できる物が欲しい。やはりなかなかいいぞラーゼ」
「あっそ」
なんか変な感じで魔王に気に入られてる? 魔王なのかミリアなのか……でもミリアは一つといってたし……ハッキリいってどういう態度で接すれはいいかわからなくて困る。
「いいからこっち来なさいよ」
「別にここでいいだろう」
なにこいつ、今度はベッドの上で勝負したい訳? けど流石にベッドの上で妹が乱れてるとか、カタヤに悪い気がする。まあ皆の前でキスでいかせちゃった私が気にするには既に遅い気もするけどね。でもまあ、ベッドの上だと自然と脱いじゃうじゃん。
キスはなまめかしいで終わるけど、脱いじゃうとそこには節操が必要かなって。
「別に何もしないわよ」
「わかっておるわかっておる」
しょうがないから、ベッドの周りに椅子を持っていく。私は魔王ミリアの対面に座った。ミリアは横に座ってほしいみたいだったが、それじゃあ話しにくいしやめた。
「それで、あんたの狙いはクリスタルウッドなの?」
「まあの」
隠す気はないか。まあ先に魔族を使ってクリスタルウッドを取りにきてるからね。もしかしたら陽動とかの可能性もあるとおもったが、違う?
「ふーん、結局上手くいかなくて、自分が出てきたと。わざわざ国を乱すとか面倒な事してくれたわね」
こうなってしまったら、今までの体制でこの国はたちいかなくなる。てか、許されないでしょう。
「やはり人種は使えぬな」
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ミリアは人のベッドで女の子座りして私の枕を抱えてる。その見た目は本当に可愛らしい女性なのに、言葉があってないよね。
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「そんな事シャグリラン達は言ってなかったわよ。我らが世界樹に近いとかなんとか……」
「間違ってはないな。魔王という存在は世界樹のようなものじゃ。魔族はその子。奴らは確かに管理者だからな」
くっ、やっぱり一人くらいは生かしておくべきだったか……まあそんなこと無理だったし仕方ない。こいつ……この魔王は私がクリスタルウッドを掌握してる限り、難度だって攻めてくるって事だよね? 面倒だな~。
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