美少女になったら人生イージーモードだと思ったけど案外そうでもありませんでした。
√67
「ぐっ……凄まじい攻撃だ」
正気に戻った隊長格の騎士が自身の頬を押さえてそういう。彼は兜を被ってたが、さっきの女騎士の一撃でそれは吹き飛んでしまった。
「頭がなんだかくらくらするが、一番はやはりここだな……兜もないようだし……いったいどれだけの攻撃を受けたというのだ……」
そういう隊長格の騎士から目を反らす女騎士。仕方なかった……仕方なかったとはいえ、なんか後ろめたい気持ちがある。なにせ思いっきりぶっ飛ばしたからな。
「それ、私じゃなくてその女よ」
「おい!!」
呆気なく女騎士がやったと魔族の女がばらした。視線を感じる女騎士。
「すみません隊長!!」
「いや……うん、助けてくれたんだろ」
隊長格の騎士は魔族の女の周りに群がってる騎士たちを見て色々と理解はしてる。彼等はゆらゆらと揺れる体で魔族の女の周りに群がってる。ぬいぐるみ達も別に攻撃してきたわけではなく、自主的に歩いていってしまった彼らを止める様な事は出来なかったみたいだ。
「ありがとう」
「隊長」
真っ直ぐに見つめられてそういわれた女騎士は顔を反らした。心なしか顔も赤い。自分の顔の熱を冷ますように手ではたいてると、ぬいぐるみの一体が吹っ飛んだ兜を持ってきてくれる。それを見て隊長格の騎士は言う。
「この兜には有毒な物を防ぐ機構があったはず……」
「私の魅力にはどんな男も抗えないのよ? それにそれは毒じゃないもの」
そういって妖艶にほほ笑む魔族の女。確かにその体……その顔……きらいになる男なんてそうそういないだろう。でもだからってそれだけで正気をなくすほどな訳ない。絶対に何かやってる。実際、今は隊長格の騎士は魔族の女を直接見てるが、自我を失ってはいない。
「さて、とりあえずあんた達は捧げなさい」
そう魔族の女が言うと、騎士たちがガチャンガチャンと音をたてながら鎧を脱いでいく。いきなりの騎士達のストリップショーが始まる。
「ちょ! きゃあああ」
そう叫ぶ女騎士だが、彼女はばっちりと指の隙間からそれを見てる。こういう子だったのかと……となんとなく思う隊長格の騎士。男にとってそれはなんの感慨もわかない光景だ。
「なぜ、鎧を外させる!」
「別に、趣味だけど?」
「は?」
いった言葉がちょっと理解できなかった。趣味? この状況で? いや、あの魔族の女的には戦ってすらいないのかもしれない。だからこそ、あんな趣味に走れる。魔族の女は手近な騎士の体をまさぐり始めた。その他の奴らは体を揺らしながらクリスタルウッドへと向かいだす。
「不味い! 彼らを止めるんだ!」
そんな隊長格の騎士の言葉でぬいぐるみ達も動き出す。
「全く、生物以外には効かないのよね」
面倒そうな声をだして騎士の体を舐めてた魔族の女が腕を振るう。するとぬいぐるみの一体が吹き飛ぶ。けど数は圧倒的にぬいぐるみ達が多い。そんな事はきにしない。
「私も行きます! 今度こそ奴を打ち取ります!」
「よし、こうなったら俺もいこ――う」
「隊長?」
何故か隊長格の騎士が女性騎士を後ろから抱きしめる。その行為に自分自身も困惑する隊長格の騎士。そしてついにはその首筋に顔を埋めて匂いを嗅ぎだした。
「ななななにを!?」
恥ずかしさで顔が真っ赤になる女性騎士。でもやってる隊長格の騎士も訳が分からない。でも原因はわかる……それは魔族の女だ。
「何を……した?」
「ふふ、一緒に楽しみましょう。彼女もきっとあなたになら抱かれてもいいと思ってるから」
それで確信した。まだ隊長格の騎士は操られてるのだと。だが、抗う術はない。女性騎士の首筋は舐めたらすっぱかった。けど、女性特有のにおいはする。髪の毛がこそばゆい。柔らかそうな耳たぶに体がかってにかぶりつく。その瞬間、彼女は「んん!?」といって膝をおった。完全に力が抜けたようだ。そんな女性騎士をそのまま押し倒し、鎧を外す。こんな事は望んでない筈なのに、体の一部がいきり立ってた。
正気に戻った隊長格の騎士が自身の頬を押さえてそういう。彼は兜を被ってたが、さっきの女騎士の一撃でそれは吹き飛んでしまった。
「頭がなんだかくらくらするが、一番はやはりここだな……兜もないようだし……いったいどれだけの攻撃を受けたというのだ……」
そういう隊長格の騎士から目を反らす女騎士。仕方なかった……仕方なかったとはいえ、なんか後ろめたい気持ちがある。なにせ思いっきりぶっ飛ばしたからな。
「それ、私じゃなくてその女よ」
「おい!!」
呆気なく女騎士がやったと魔族の女がばらした。視線を感じる女騎士。
「すみません隊長!!」
「いや……うん、助けてくれたんだろ」
隊長格の騎士は魔族の女の周りに群がってる騎士たちを見て色々と理解はしてる。彼等はゆらゆらと揺れる体で魔族の女の周りに群がってる。ぬいぐるみ達も別に攻撃してきたわけではなく、自主的に歩いていってしまった彼らを止める様な事は出来なかったみたいだ。
「ありがとう」
「隊長」
真っ直ぐに見つめられてそういわれた女騎士は顔を反らした。心なしか顔も赤い。自分の顔の熱を冷ますように手ではたいてると、ぬいぐるみの一体が吹っ飛んだ兜を持ってきてくれる。それを見て隊長格の騎士は言う。
「この兜には有毒な物を防ぐ機構があったはず……」
「私の魅力にはどんな男も抗えないのよ? それにそれは毒じゃないもの」
そういって妖艶にほほ笑む魔族の女。確かにその体……その顔……きらいになる男なんてそうそういないだろう。でもだからってそれだけで正気をなくすほどな訳ない。絶対に何かやってる。実際、今は隊長格の騎士は魔族の女を直接見てるが、自我を失ってはいない。
「さて、とりあえずあんた達は捧げなさい」
そう魔族の女が言うと、騎士たちがガチャンガチャンと音をたてながら鎧を脱いでいく。いきなりの騎士達のストリップショーが始まる。
「ちょ! きゃあああ」
そう叫ぶ女騎士だが、彼女はばっちりと指の隙間からそれを見てる。こういう子だったのかと……となんとなく思う隊長格の騎士。男にとってそれはなんの感慨もわかない光景だ。
「なぜ、鎧を外させる!」
「別に、趣味だけど?」
「は?」
いった言葉がちょっと理解できなかった。趣味? この状況で? いや、あの魔族の女的には戦ってすらいないのかもしれない。だからこそ、あんな趣味に走れる。魔族の女は手近な騎士の体をまさぐり始めた。その他の奴らは体を揺らしながらクリスタルウッドへと向かいだす。
「不味い! 彼らを止めるんだ!」
そんな隊長格の騎士の言葉でぬいぐるみ達も動き出す。
「全く、生物以外には効かないのよね」
面倒そうな声をだして騎士の体を舐めてた魔族の女が腕を振るう。するとぬいぐるみの一体が吹き飛ぶ。けど数は圧倒的にぬいぐるみ達が多い。そんな事はきにしない。
「私も行きます! 今度こそ奴を打ち取ります!」
「よし、こうなったら俺もいこ――う」
「隊長?」
何故か隊長格の騎士が女性騎士を後ろから抱きしめる。その行為に自分自身も困惑する隊長格の騎士。そしてついにはその首筋に顔を埋めて匂いを嗅ぎだした。
「ななななにを!?」
恥ずかしさで顔が真っ赤になる女性騎士。でもやってる隊長格の騎士も訳が分からない。でも原因はわかる……それは魔族の女だ。
「何を……した?」
「ふふ、一緒に楽しみましょう。彼女もきっとあなたになら抱かれてもいいと思ってるから」
それで確信した。まだ隊長格の騎士は操られてるのだと。だが、抗う術はない。女性騎士の首筋は舐めたらすっぱかった。けど、女性特有のにおいはする。髪の毛がこそばゆい。柔らかそうな耳たぶに体がかってにかぶりつく。その瞬間、彼女は「んん!?」といって膝をおった。完全に力が抜けたようだ。そんな女性騎士をそのまま押し倒し、鎧を外す。こんな事は望んでない筈なのに、体の一部がいきり立ってた。
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