美少女になったら人生イージーモードだと思ったけど案外そうでもありませんでした。
√36
(化け物が!!)
将軍はそう思ってた。目の前の布はただの物じゃない。自分たちが丸めてポイっとできる簡単な物じゃないって所に唾を吐きたくなる。
(だから言ったのだ! 危険だと!!)
将軍は前からファイラルの危険性を説いてた。ファイラルは得たいがしれないのだ。そして人種は弱い。人種が生きていくうえで大切なのは一つにまとまることだと思ってる。だがファイラルは次々と別の種類を取り込んでいた。
一枚岩となるにはバランスが大切だ。それをファイラルは全く考えてなかった。ただ一つの領が突出し、力をつけ始めた。最初から将軍は王に忠告していた。
だがファイラルの全てを否定してたわけでもない。
(一体どこで間違えただろうな)
目の前の化け物を見ながら将軍はそう思う。いくら忠告しても王は聞き入れてはくださらなかった。ファイラルの領主にいつだって双眸を崩していた。悪者になっても一応、王とファイラルの領主に言ってたのだ。だがその時点では、本当に将軍だけが悪者だった。
うまくやっていけるのなら、将軍の理想よりも人種が強くあれるのは確実だとわかっていた。なのに……この急なかわりよう。おかしいとは思う。だがそれでも、軍は上の命令で動くものだと将軍は思ってる。命令を受けたのなら、全力を持ってその命令を達成させるのみ。
バンバン!
牽制の為にも撃つが、やはりあたりはしない。伸びてくる布をよける。そしてダンプから奴を遠ざける。私が動くと周りの兵士たちが間を空ける。間抜けな兵士が何人が犠牲になるが、仕方ない。ダンプは重要だ。驚くほどのあの布は殺傷能力があるのは見てればわかる。
何や鎧を着こんでる騎士たちも鎧事スパスパと切り殺されてる。
「うおおおおおおおおお!!」
そんな雄叫びを上げて、背後から迫る屈強な騎士。だがあの布は全てが見えてるのか、背後からの攻撃も関係なく兵士を切り裂いた。
「う、うおおおおおおおお!!」
「「「うおおおおおおおおおお!!」」」
恐怖と、だが使命感がおかしなバランスで決壊してる。無謀にも突っ込んでいこうとしてる兵士が増える。将軍を守らねばならないという責任と、あの布の強さ……それが訓練された騎士を混乱させてる。このままでは犬死する兵士が量産されてしまう。
「バカ者おおおおおおおおおおおお!!」
将軍は腹に声を込めてそう叫んだ。空気さえも震えるかの様なその叫びに兵士たちが一瞬止まる。
「カードを使え! 結界だ!!」
その言葉で気づいたものが剣の鍔の隙間にカードをさして地面に剣を突き刺す。不格好だが、人が多いおかけで、つながりは生まれ結界が出来る。だが、別に将軍は閉じ込めたとはおもってない。
「皆銃を構えよ! 穴をねらえ!! 魔力を通せ!!」
この周囲の兵や騎士は精鋭たちだ。将軍の意図する事に気づく。皆が一つの目標に向かって構える。上斜め四十五度の角度だ。
「てーーー!!」
その言葉で一斉に引き金が引かれた。放たれた魔力の弾は、まっすぐ進むのではなく、結界の上へと放たれてる。それが直上で吸い込まれるように曲がり、結界の中の布を目指す。
将軍はそう思ってた。目の前の布はただの物じゃない。自分たちが丸めてポイっとできる簡単な物じゃないって所に唾を吐きたくなる。
(だから言ったのだ! 危険だと!!)
将軍は前からファイラルの危険性を説いてた。ファイラルは得たいがしれないのだ。そして人種は弱い。人種が生きていくうえで大切なのは一つにまとまることだと思ってる。だがファイラルは次々と別の種類を取り込んでいた。
一枚岩となるにはバランスが大切だ。それをファイラルは全く考えてなかった。ただ一つの領が突出し、力をつけ始めた。最初から将軍は王に忠告していた。
だがファイラルの全てを否定してたわけでもない。
(一体どこで間違えただろうな)
目の前の化け物を見ながら将軍はそう思う。いくら忠告しても王は聞き入れてはくださらなかった。ファイラルの領主にいつだって双眸を崩していた。悪者になっても一応、王とファイラルの領主に言ってたのだ。だがその時点では、本当に将軍だけが悪者だった。
うまくやっていけるのなら、将軍の理想よりも人種が強くあれるのは確実だとわかっていた。なのに……この急なかわりよう。おかしいとは思う。だがそれでも、軍は上の命令で動くものだと将軍は思ってる。命令を受けたのなら、全力を持ってその命令を達成させるのみ。
バンバン!
牽制の為にも撃つが、やはりあたりはしない。伸びてくる布をよける。そしてダンプから奴を遠ざける。私が動くと周りの兵士たちが間を空ける。間抜けな兵士が何人が犠牲になるが、仕方ない。ダンプは重要だ。驚くほどのあの布は殺傷能力があるのは見てればわかる。
何や鎧を着こんでる騎士たちも鎧事スパスパと切り殺されてる。
「うおおおおおおおおお!!」
そんな雄叫びを上げて、背後から迫る屈強な騎士。だがあの布は全てが見えてるのか、背後からの攻撃も関係なく兵士を切り裂いた。
「う、うおおおおおおおお!!」
「「「うおおおおおおおおおお!!」」」
恐怖と、だが使命感がおかしなバランスで決壊してる。無謀にも突っ込んでいこうとしてる兵士が増える。将軍を守らねばならないという責任と、あの布の強さ……それが訓練された騎士を混乱させてる。このままでは犬死する兵士が量産されてしまう。
「バカ者おおおおおおおおおおおお!!」
将軍は腹に声を込めてそう叫んだ。空気さえも震えるかの様なその叫びに兵士たちが一瞬止まる。
「カードを使え! 結界だ!!」
その言葉で気づいたものが剣の鍔の隙間にカードをさして地面に剣を突き刺す。不格好だが、人が多いおかけで、つながりは生まれ結界が出来る。だが、別に将軍は閉じ込めたとはおもってない。
「皆銃を構えよ! 穴をねらえ!! 魔力を通せ!!」
この周囲の兵や騎士は精鋭たちだ。将軍の意図する事に気づく。皆が一つの目標に向かって構える。上斜め四十五度の角度だ。
「てーーー!!」
その言葉で一斉に引き金が引かれた。放たれた魔力の弾は、まっすぐ進むのではなく、結界の上へと放たれてる。それが直上で吸い込まれるように曲がり、結界の中の布を目指す。
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