美少女になったら人生イージーモードだと思ったけど案外そうでもありませんでした。
Δ13
「私はそこまで『世界』になんか興味ないのよ」
『なぜ、このような奴に真龍様は……』
シャグリラン達は何故か頭を抱える様にしてる。そんなに私が羨ましいかね。そうかね、そうかね。まあこの美貌だからね。いや、そこじゃないのかな?
「とりあえずあんた達はもう死んでるんだから、大人しく私に協力しなさい。ほら、生前の事は水に流して……ね」
『『貴様がそれをいうか!?』』
何故か怒ってきたよ。流石にそんなに早く水には流せないって事かな? まあ私も自分を殺した奴を許せるかっていえば許せないしね。けどこの世には私以上の美少女はいないだよ? 私は私以上の美少女になら……とおもってるけど、それは叶わないことだ。だから私には私を殺した奴を恨むしか出来ないよね。けどこいつらは違うくない? 私という美少女によって……というのはちょっと違うけど、わたしが看取ってあげたんだよ。恨まれる筋合いが分からない。いやマジで。
寧ろ感謝されたいよね。こんな美少女が看取ってくれる確率なんてもう天文学的だからね。
『だが……』
一つ何か諦めたようなつぶやきが聞こえた。
『貴様が世界樹とそして真龍様に選ばれてるとするのなら……われらの役目は貴様の役目なのかもしれん』
「いや、やだよ?」
私はとりあえず断った。だって何? 役目って? そんな煩わしい事をやるつもりないよ。私は自由なのだ。それを阻むことは誰にも出来ない。だから前もって理を入れておくのだ。
『聞いておいた方がいいと思うぞ。これからの為に……必要な事だ』
これからか……こいつ詐欺師か? なんかちょっと先の事で不安をあおる感じがさ……そういわれると気になるじゃん。こいつ等シャグリラン達はただゼルの力を狙ってたって訳じゃなさそうだね。
「あんた達は……なんなの?」
シャグリランという種が何なのか……私はそれを知りたくなったよ。そんな私の質問に一人が応える。
『我らはマナの調律者。マナ生命体を除くと、一番マナに近しい存在といえよう』
『今、世界には異なるマナが入り込んできている。それの意味が分かるか?』
それってあの星かな? あれ……まてよ? 私はとんでもない考えに至ったよ。もしかして私って賢い。天才か?
「もしかして……あの星、それぞれに世界樹があったりするの?」
その問いにシャグリランが頷く。やっぱりそうか……世界には一つの世界樹。多分そういう物なんだろう。
『世界樹は世界樹を食らう。そうなると世界は終わりだ。違う世界樹のマナは混ざり合う事はない。だが、結ぶことはできる。その役目を我らはおっていた』
「あーあー」
ちょっと役目まで話さないでよ。そこはききたくないんだから! なんとか耳を塞いで声を出しても、でもやっぱり聞こえちゃう。それをわかったうえでこいつ等は成し続けやがる! こんちくしょー。
『なぜ、このような奴に真龍様は……』
シャグリラン達は何故か頭を抱える様にしてる。そんなに私が羨ましいかね。そうかね、そうかね。まあこの美貌だからね。いや、そこじゃないのかな?
「とりあえずあんた達はもう死んでるんだから、大人しく私に協力しなさい。ほら、生前の事は水に流して……ね」
『『貴様がそれをいうか!?』』
何故か怒ってきたよ。流石にそんなに早く水には流せないって事かな? まあ私も自分を殺した奴を許せるかっていえば許せないしね。けどこの世には私以上の美少女はいないだよ? 私は私以上の美少女になら……とおもってるけど、それは叶わないことだ。だから私には私を殺した奴を恨むしか出来ないよね。けどこいつらは違うくない? 私という美少女によって……というのはちょっと違うけど、わたしが看取ってあげたんだよ。恨まれる筋合いが分からない。いやマジで。
寧ろ感謝されたいよね。こんな美少女が看取ってくれる確率なんてもう天文学的だからね。
『だが……』
一つ何か諦めたようなつぶやきが聞こえた。
『貴様が世界樹とそして真龍様に選ばれてるとするのなら……われらの役目は貴様の役目なのかもしれん』
「いや、やだよ?」
私はとりあえず断った。だって何? 役目って? そんな煩わしい事をやるつもりないよ。私は自由なのだ。それを阻むことは誰にも出来ない。だから前もって理を入れておくのだ。
『聞いておいた方がいいと思うぞ。これからの為に……必要な事だ』
これからか……こいつ詐欺師か? なんかちょっと先の事で不安をあおる感じがさ……そういわれると気になるじゃん。こいつ等シャグリラン達はただゼルの力を狙ってたって訳じゃなさそうだね。
「あんた達は……なんなの?」
シャグリランという種が何なのか……私はそれを知りたくなったよ。そんな私の質問に一人が応える。
『我らはマナの調律者。マナ生命体を除くと、一番マナに近しい存在といえよう』
『今、世界には異なるマナが入り込んできている。それの意味が分かるか?』
それってあの星かな? あれ……まてよ? 私はとんでもない考えに至ったよ。もしかして私って賢い。天才か?
「もしかして……あの星、それぞれに世界樹があったりするの?」
その問いにシャグリランが頷く。やっぱりそうか……世界には一つの世界樹。多分そういう物なんだろう。
『世界樹は世界樹を食らう。そうなると世界は終わりだ。違う世界樹のマナは混ざり合う事はない。だが、結ぶことはできる。その役目を我らはおっていた』
「あーあー」
ちょっと役目まで話さないでよ。そこはききたくないんだから! なんとか耳を塞いで声を出しても、でもやっぱり聞こえちゃう。それをわかったうえでこいつ等は成し続けやがる! こんちくしょー。
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