美少女になったら人生イージーモードだと思ったけど案外そうでもありませんでした。
β46
私はアナハに解除の魔法を掛ける。けど石化は直ぐには解けない。けど徐々に石化部分はなくなってく。
(後少し……急いで!)
私は心でそう言いながらも魔法に集中する。ちらりと戦闘の方をみると、カタヤさんもペルもそして亜子もボロボロだった。亜子はカタヤさんよりも素早く動けるようで、この空間を縦横無尽に使って色んな所から射撃してたけど、サーテラス様が格闘しながらも魔法まで放ちだしてああってしまった。直撃はしてない。してたら多分、亜子は木っ端微塵になってるだろう。
全て紙一重で交わしてた。けどそれでも余波でああってしまった。二人共大きく息を切らしてる。もうまともにやりあえるのがペルくらいになってる。ペルはきっと私の魔力が続く限る戦えるんだろう。
そして気付いた事がある。私がペルに魔力を多く送ると、壊れた部分が修復される。今はアナハに集中してるから、それが出来ないけど、これが終わったら直ぐに治して上げるから! それまでなんとか頑張って!
「さあ、充分に絶望を知ったはずでしょう? まぐわりしょうカタヤ様。見せつけて上げるのです!」
そう言ってカタヤさんを押し倒すサーテラス様。その手がアトラスに向いてそれを邪魔と言わんばかりに引っ張る。ブチブチと切れ始めるアトラス。
「まだまだお楽しみには速いぞ!!」
そう言ってペルが斬りかかるけど、それをサーテラス様は片手て払いのける。けど、ペルの方を向いたその時を狙って亜子か射撃してた。その球はサーテラス様の力の余波で弾けてたけど、それで良かったようだ。亜子は幾つもの特性を弾丸に込めれるようだ。そして今のそれは目潰しだったようだ。ここに来てせこい攻撃にでた。
けど、それはクリーンヒットした。
「小賢しい事を!」
「よくやった亜子!」
押し倒されてたカタヤさんが態勢を変えてアトラスを掴んでたサーテラス様の腕を逆に掴んで思いっきり伸ばす。
「あがああああ!」
初めて聞くサーテラス様の悲鳴。効いてる?
「この腕は貰う!」
「それがなんですの! そんなの直ぐに回復しますわ!」
苦痛に耐えながらもサーテラス様はそういうよ。確かにその通りだ。けどその時、私の近くで声が聞こえた。
「私……を起こしてキララ……よく……わからいけど、奴を見る!」
「アナハ!」
どうやら上半身は石化が解けたみたい。下半身はまだだけど、このチャンスを逃すわけには行かない。私は魔法を中断してアナハの背中を支えて起こした。
「魔眼程度って……言ったわね。この魔眼が……その程度なら……私は……こんなに苦労してないわよ!」
思いっきり目を見開くアナハ。その瞳の前に魔法陣が現れる。
「私の……魔眼に見えないものなんて……ない。見つけた……直接、魔王とサーテラス様の繋がりに叩き込んで……あげる! キララ!」
アナハ視線を外さずにその手を耳の傍に出してきた。私はその手を迷わず取るよ。
「貴女の力なら出来る。私を……信じてくれる?」
「勿論! だって私達友達でしょ!」
「ありが……とう。続けて唱えて」
その言葉に従って私はアナハの言葉をおうよ。
「「マナよ我が語りに応え、事象を具現せよ! 魔に憑かれし心に輝きを。闇を晴らす光よ届け。我は聖の使いの手。純然たる者!」」
白い魔法陣がサーテラス様の下に広がる。それは眩しい程の光を放ってる。一気に魔力が持ってかれた感がある。けど効いてる。光から迸る白い雷撃が彼女の中のどこかを的確に攻撃してるんだろう。断末魔の叫びが響いてる。
「まだ……終わりじゃない」
「アナハ?」
「締めは……あんた」
その言葉で右手を見ると、アナハと繋がってた手が光ってた。これで決めてこいと……そういうこと?
「ふざけなるですわ! こんな……こんな程度!」
魔法陣の中でそう言って暴れるサーテラス様。カタヤさんは暴れる彼女の腕を今も関節決めてるが、そんなの関係ない様に振り回してる。どうやらあの陣からでれないみたい。羽もボロボロに崩れていってて、肌の色ももどってきてる。力が削がれてるんだ。魔王と彼女の繋がりが薄くなってる証拠。今なら届く! きっと届く!
私はよたよたと走り出す。途中瓦礫を踏んだりしてバランス崩したりしたけど、なんのそのだ。私は次第に喉から声を出して彼女に迫ってた。
「わ……私はサーテラス・テラントラス・ベルルミエール伯爵令嬢ですわよ! 私を平民である貴女が殴る事がどういうことわかってまして!? 死刑ですわ! し――」
「そんなの関係なあああああああああい!!」
「――ぶっはっぁぁぁぁ」
私の光る拳は彼女の顔面を捕らえた。それでもそんな威力はなかったはずだ。けど、その瞬間、彼女は大の字に身体を広げた。そして何がが溢れ出す。黒い黒い何かが数分の間、彼女から溢れ出した。
(後少し……急いで!)
私は心でそう言いながらも魔法に集中する。ちらりと戦闘の方をみると、カタヤさんもペルもそして亜子もボロボロだった。亜子はカタヤさんよりも素早く動けるようで、この空間を縦横無尽に使って色んな所から射撃してたけど、サーテラス様が格闘しながらも魔法まで放ちだしてああってしまった。直撃はしてない。してたら多分、亜子は木っ端微塵になってるだろう。
全て紙一重で交わしてた。けどそれでも余波でああってしまった。二人共大きく息を切らしてる。もうまともにやりあえるのがペルくらいになってる。ペルはきっと私の魔力が続く限る戦えるんだろう。
そして気付いた事がある。私がペルに魔力を多く送ると、壊れた部分が修復される。今はアナハに集中してるから、それが出来ないけど、これが終わったら直ぐに治して上げるから! それまでなんとか頑張って!
「さあ、充分に絶望を知ったはずでしょう? まぐわりしょうカタヤ様。見せつけて上げるのです!」
そう言ってカタヤさんを押し倒すサーテラス様。その手がアトラスに向いてそれを邪魔と言わんばかりに引っ張る。ブチブチと切れ始めるアトラス。
「まだまだお楽しみには速いぞ!!」
そう言ってペルが斬りかかるけど、それをサーテラス様は片手て払いのける。けど、ペルの方を向いたその時を狙って亜子か射撃してた。その球はサーテラス様の力の余波で弾けてたけど、それで良かったようだ。亜子は幾つもの特性を弾丸に込めれるようだ。そして今のそれは目潰しだったようだ。ここに来てせこい攻撃にでた。
けど、それはクリーンヒットした。
「小賢しい事を!」
「よくやった亜子!」
押し倒されてたカタヤさんが態勢を変えてアトラスを掴んでたサーテラス様の腕を逆に掴んで思いっきり伸ばす。
「あがああああ!」
初めて聞くサーテラス様の悲鳴。効いてる?
「この腕は貰う!」
「それがなんですの! そんなの直ぐに回復しますわ!」
苦痛に耐えながらもサーテラス様はそういうよ。確かにその通りだ。けどその時、私の近くで声が聞こえた。
「私……を起こしてキララ……よく……わからいけど、奴を見る!」
「アナハ!」
どうやら上半身は石化が解けたみたい。下半身はまだだけど、このチャンスを逃すわけには行かない。私は魔法を中断してアナハの背中を支えて起こした。
「魔眼程度って……言ったわね。この魔眼が……その程度なら……私は……こんなに苦労してないわよ!」
思いっきり目を見開くアナハ。その瞳の前に魔法陣が現れる。
「私の……魔眼に見えないものなんて……ない。見つけた……直接、魔王とサーテラス様の繋がりに叩き込んで……あげる! キララ!」
アナハ視線を外さずにその手を耳の傍に出してきた。私はその手を迷わず取るよ。
「貴女の力なら出来る。私を……信じてくれる?」
「勿論! だって私達友達でしょ!」
「ありが……とう。続けて唱えて」
その言葉に従って私はアナハの言葉をおうよ。
「「マナよ我が語りに応え、事象を具現せよ! 魔に憑かれし心に輝きを。闇を晴らす光よ届け。我は聖の使いの手。純然たる者!」」
白い魔法陣がサーテラス様の下に広がる。それは眩しい程の光を放ってる。一気に魔力が持ってかれた感がある。けど効いてる。光から迸る白い雷撃が彼女の中のどこかを的確に攻撃してるんだろう。断末魔の叫びが響いてる。
「まだ……終わりじゃない」
「アナハ?」
「締めは……あんた」
その言葉で右手を見ると、アナハと繋がってた手が光ってた。これで決めてこいと……そういうこと?
「ふざけなるですわ! こんな……こんな程度!」
魔法陣の中でそう言って暴れるサーテラス様。カタヤさんは暴れる彼女の腕を今も関節決めてるが、そんなの関係ない様に振り回してる。どうやらあの陣からでれないみたい。羽もボロボロに崩れていってて、肌の色ももどってきてる。力が削がれてるんだ。魔王と彼女の繋がりが薄くなってる証拠。今なら届く! きっと届く!
私はよたよたと走り出す。途中瓦礫を踏んだりしてバランス崩したりしたけど、なんのそのだ。私は次第に喉から声を出して彼女に迫ってた。
「わ……私はサーテラス・テラントラス・ベルルミエール伯爵令嬢ですわよ! 私を平民である貴女が殴る事がどういうことわかってまして!? 死刑ですわ! し――」
「そんなの関係なあああああああああい!!」
「――ぶっはっぁぁぁぁ」
私の光る拳は彼女の顔面を捕らえた。それでもそんな威力はなかったはずだ。けど、その瞬間、彼女は大の字に身体を広げた。そして何がが溢れ出す。黒い黒い何かが数分の間、彼女から溢れ出した。
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