勇者30人自分巻き込まれ

ノベルバユーザー232241

じょ~ずに奴隷買えるかな?その3

 予想とは大きく違った光景に自分は驚きの声を隠せなかった。


 「これは…」


 「人造生命ホムンクルスと言えば分かりますかな?」


 ホムンクルス…錬金術師達の目指す1つの目標生命の創造によって生まれた産物。


 「じゃあ、アンタは錬金術師…?」


 「えぇ!正解ですよ!流石はツルギ様、聡明であらせられる!いかにも!これは私が作り出したホムンクルスですよ!……まぁ失敗作ですがねぇ…」


 失敗作と聞いて自分の顔が少し不愉快そうに歪んだのに気づいたのだろうか、コルネアがフォローを入れる。


 「失敗作と言ってもの目的に必要な望む結果が得られなかったという意味での失敗作であって、コレの性能自体は保証しますよ?」
 

 その後もコルネアは自分に酔ったように言葉を続ける。


 「戦闘技術については経験などでしか得られませんが…、性能としては勇者だって上回りますよ?なにせ神の依代とし作り上げたですから、本来ならば失敗作は処分してしまう所でしたが、処分するには惜しい性能でしてねぇ…」
 

 さらにコルネアは言葉を続ける


 「それにホムンクルスと言うのは誕生した時点で生命体して完成してきて成長する事がなく不老ですからねぇ…、ツルギ様好みだと思いますよ?」


 「……あぁ分かったよ確かに自分好みだ、そのを買おう、で、他にも何かあるんだろ?」


 「おぉ!買ってくださいますか!それはそれは!えぇ!そうですね!では、他の商品もお見せしましょうか」


 そうして、コルネアに連れられてまた別室へ移る。
 今度は地下室のようだ。


 コルネアに連れられて着いた場所にはまた想像に絶するものがあった。


 そこにある物を表すとしたら宇宙戦艦と言ったところだろうか、中世と言った世界観に全く合わない異物オーパーツ、これも錬金術の産物なのだろうか…。


 驚いて口の空いたままの自分を見てコルネアは愉快そうに声をかける。


 「ふふふ、やはり驚いてますね。私も最初見た時はものすごく驚きましたよ。魔導戦艦バビロン、それがこの船の名前です」


 「え…あ…え?これを俺に?」


 「えぇそうですよ?アナタに渡す商品は異世界人の冒険に必要な物ですよ?なので商品はまだまだありますよ?」


 「え…まだまだ…」


 「はい!例えばストレージ、所謂アイテムボックスなどもありますよ?」


 「どうして俺にここまでするんだ?どれだけ異世界の知識や龍貨とやらがどれだけ貴重なものかはわからんが、どう考えても貰いすぎだろ?」


 「あらら、お気に召しませんでしたか?もし、要らないのなら無理にと言いませんが…」


 「いや!欲しいけどさ、理由が分からなくて怖いんだよ…」


 「理由ですか…詳しくは教えることは出来ませんがに必要な事だからそれではダメですか…?」


 本当はもっと詳しく聞きたいが恐らく教えてくれないのだろう。


 「あぁ、分かったよ、気にはなるが聞かないでおくよ」


 「そうして頂けると助かります」


 タダより高いものはない…タダでは無いがその言葉の意味がなんか分かったような気がした…。

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