モブキャラな私が孫子の兵法を手にしたら♪

seabolt

第18話 勇者タニグ 再び 2

「行くぞ!!ファイアーアタック!!」


モンスターR28号は何故か反転して、いきなりファイアーアタックを発射した。


ピカー!!


ちゅどどどどーーーん!!


「やったか?」


爆炎が消えて行くと・・・そこには、無傷な3人が立っていた。


「ふん!!この程度の攻撃何ともないわ!!」


勇者タニグの一言目がそれだったんだけど・・横で、メグがぼそりと・・そりゃ・・モブキャラだもんね・・といった後、サンダー!!と叫んで、R28号へ雷を落とした。


「うきゃー!!!」


そう言って、R28号は、その場に倒れた、そして・・・


「うきゃきゃきゃきゃ・・・」


「うきゃきゃきゃ・・・」


目が座っている。やがて立ち上がったR28号は、目の前の剣士五郎座衛門へ向かって、突進した。何故か、金属バットをもって


キーン!!


きーん!!


「む・・・お主ヤルナ!!」


そう言って、剣と剣との火花があの空にとんで・・・


「ふふ・・あいつらは・・あのままでいい・・」


そう余裕をかます勇者タニグ


「貴様をどれだけ探したことか!!俺のデータをぶっ飛ばしやがって!!!」


意味がわからない・・・当然、私には何が何のことやら


「貴様!!とぼけるな!!貴様と対峙した時にバグったせいで俺の課金が全部パーになったんだ!!」


「・・・・」


それって・・・制作側へ言うべきことであって、私に言われても困るんだけど・・・と思っていると、敵の攻撃が始まった。メグのおかげで何とか防御は成功・・・しかしどうする?これから・・





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