チートデータでテンプレが終りそうなので、(物理的に)フラグを取り戻します

Aranci0ne

027話

ある晴れた、春が近づく頃...


「眠い... 眠いの...」
メイは初めての外での二度寝を楽しもうとしていた
『ママ、寝るの? じゃあ寝よう...?』




すると、そこに現れた1つの影
彼もしくは、彼女は...
「マイナ様。寝ていらしても問題はありませんが、馬車まで運ばせていただきます」


メイはすぐに跳ね起きた
「おはよう! いい天気だね!」
メイは身の危険を感じたのだ...『信者はマズイ...!』と。




今、メイが寝ていたのはエレスト国から約250km、ネセア王国から約1000kmにある、ネセア王国とエレスト国を結ぶ街道。
普通の馬車だと、10km/h程度なのでリリアーネ王国まで125時間。1日6時間の移動で、約3週間前後。さらに魔物も出ることを考えると1ヶ月はかかる。
しかし、思い出してほしい。メイは『改造』した...と言っていた。


そのことについて、墮女神女神ゼウス(笑)がメイに聞くと、
「え? 改造? 馬は『強制的な遺伝子の改造』をした馬にして、魔物対策には、《『衝炎爆エクスプロージョン』魔導式書き込み済み。GAU-8 30mm弾ガトリング砲(再現度100%+改☆造)×10》と《『氷棺エターナルフローズン』魔導式書き込み済み。B-52をモデルにしたドローン(再現度100%+改☆造)×20》。あとは、《『氷槍アイシクルランス』魔導式書き込み済み。RPG7(再現度100%+改☆造)×8》を標準装備させたくらいかな?」


重さは?と単純なことを聞けば、
「え? あ、それは反転魔法使ってあそこの時空間の重力だけを、ちょっーとだけ引力に変えたの」


馬休ませなよ...と言えば、
「いや、さすがに笑わせんな(笑) 現代地球の500倍近くは燃費がいいんだよ? なんの為の遺伝子操作だと思うんだって」


それを昨日の夜、メイの精神体と会話をしていたゼウスはノイローゼで倒れた...らしい
そのことについてメイに聞けば、
「過労死じゃないだけマシでしょ? ニートは働かないと」
と、言っていたのだとか




現在、メイの馬車は最低速度で約50km/h。最高速度で200km/h。
メイは、
「日本じゃないから、道交法は適用されないんだよね... 180km/hくらいで2日くらいで着こうよ」
と言っていた...らしい。


メイの辞書に『自重』と『理不尽』の対義語はないのだろうか...と本気で考えた墮女神様であった。ついでに、異世界パッチとアップデートも...








「で。多分だけど、このペースならあと3日で着くから。そこのところ宜しく。」






                    「「「は?」」」




エネスとメイを除く、護衛2人とリリアーネ第二王女は、その言葉を噛みしめ




「「「」」」
...倒れた。


「あれ? 気絶しちゃった? そんなに嬉しかったのかね?」


すると、ゼウスが...
『ね、ねぇ。メイ? あなたって天然なの?』
と、聞かれた。が
いまいち意味がわからなかったので、
『どういう意味?』
と聞いたのだが、


『そ、そう... おやすみ』
寝てしまった。










途中途中、盗賊や魔物に襲われたりするものの、メイを除けば『(現)世界親和派』1位のエネスの魔力と武装馬車が火を吹く。


「へぇ、エネスって結構、内包魔力多いんだね。質もいいから血液のムダな抵抗になってない。それで威力も高いんだね」
「ありがとうございます! しかし、メイ様には届きませんので。」
「まぁね。それは自覚してるよ。もともと、理論上ステータス上限の魔力だったし、2000年も寝てれば内包魔力ですら漏れてきちゃうよ。多分だけど、質もおかしいくらいだろうから、漏れた魔力だけでも5000人くらいなら倒せるかな?」


これも、メイの研究成果。『魔力漏れ』は血液を中心に通っている魔力が、血液の抵抗となり漏れてしまうことである。
いくら質が良けれど、『漏れ』は起こる。メイはそれですら5000人の兵士くらいは倒せるのだ。










「う、うーん... はっ! そういえば...っ」
「あ、起きた?」
料理をしていたメイは、声をかけた。
「は、はい。 私は一体どのくらい寝ていたのでしょうか...?」


そう聞かれたので、
「4時間半くらいじゃないかな?」


「申し訳ありません...」
「大丈夫だって。ちょうどよかったくらいだし」


今日の夕飯は煮込みハンバーグだ!
「うーん。トマト使わないで、ホワイトシチューの煮込みハンバーグにしますか...」


その後、料理の匂いに釣られたのか、護衛2人も起きた。




「うん! 美味い! 料理スキルLv99は最強だね!」
そう。リアルなら普通の料理でも、ある程度できればスキル補正チートでどうにかできるのだ




周りに魔物達が集まってきているのだが...
メイの放った、
「 死 ねふぁっ●ゅー 」
の言葉とともに


容赦なく、『氷棺』の絨毯爆撃で行動不可能にし、
ガトリング砲とロケラン(弾数制限なし)による残虐が繰り広げられた。


あ、追加で。森の魔物もドローンの偵察という名目で虐殺しておきました


もちろん、食事は終わってます。
リバースなんかしたら面倒だからね




「さて、今日も見張り兼盾役の為に結界張って寝ますか...」
ふと、影が見えた。
上を向くと、そこには...
「リリアーネ?」
「はい。あの、非常...に言いづらいのですが...」
どうしたんだろうな?
「うん? なんかあった?」




「ノワールちゃんを抱かせて寝させてください!」




うん? あ、ノワールか
「まあ、本人...人じゃないから、本竜?の許可によるけど...『聞いてたよね? 私はいいと思うけど?』」
『それは、ママが決めて。』
ということなので、
「『じゃあ、よろしくね』 良いそうです」




「やったぁ!!! メi..........マイナ様。ありがとうございます!」




めっちゃ喜んでるなぁ...と思いながら、
「じゃあ、おやすみ。また明日も頑張ってね」
「はい。ありがとうございます。 それでは、おやすみなさいませ。」




あとは、
「エネス。ありがとうね。お先に休ませてもらうわ。」
「はい。おやすみなさいませ...」




なぜか、寝ている間になにかが起こるような気がしながらも、朝までしっかりと寝る! と決め、無視することにした。


夜中になにがあったのか...それは誰も知らない(わけではない。張本人がいるのだ...!)

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