神眼使いの異世界生活

黒鉄やまと

第31話 迷宮 その2

転移されたソウマは迷宮の近くの森に転移された。

「さてと、予定より早くクリアしちまったけど、どうするかな」

1週間でクリアするつもりだったソウマは3日でクリアしてしまったため何をするか悩んでいた。

「リエル。なんかないかな」

『そうですね。いくつか候補はあります。』

「なんだ?」

『1つ目、王都に戻る。ギルドでクエストを受けても良いかと思います。2つ目、この森で魔物を狩る。ここの魔物は弱いですが数は多いので問題はないかと。3つ目、もう1つ迷宮に行く。ここから南西に15kmほど言った場所にまだ見つかっていない迷宮があります』

「まだ見つかっていない迷宮?」

『はい。塔型などの迷宮は実際に目に見えるため見つけやすいのですが、地下迷宮型のものは外から見るとただの洞窟のようなものなので見つけずらいのです。』

「なるほど。それは少し気になるな」

『それでは迷宮に行きますか?』

「ああ。っと、その前にステータスを確認しなきゃな。自分が何できるのか知らないと困るし。『ステータス』」


【名前】 鳴神創真
【年齢】 15
【性別】 男
【種族】 人族

【称号】転移者、強奪者、盗賊殺し盗賊キラー、神竜の契約者、殲滅者、竜殺しドラゴンスレイヤー、Sランク冒険者、アルテミスの婚約者、迷宮覇者


【レベル】200
【体力】 1464500/1464500
【魔力】 6545000/6545000

技能スキル
物理系技能アタックスキル
剣術Lv:MAX
剣技Lv:9
大剣術Lv:4
双剣術Lv:8
短剣術Lv:6
槍術Lv:MAX
槍技Lv:3
弓術Lv:9
棒術Lv:MAX
棒技Lv:5
斧術Lv:MAX
斧技Lv:3
投擲術Lv:3

魔法系技能マジックスキル
全基本元素魔法LvMAX
雷魔法Lv:MAX
氷魔法Lv:MAX
炎魔術Lv:5
水魔術Lv:5
風魔術Lv:3
土魔術Lv:2
光魔術Lv:3
闇魔術Lv:4
氷魔術Lv:2
雷魔術Lv:2

他技能マネジメントスキル
身体強化Lv:MAX
身体超化Lv:8
気配感知Lv:MAX
気配掌握Lv:2
気配遮断Lv:MAX
気配操作Lv:1
魔力感知Lv:3
鑑定Lv:5
テイムLv:3
体力自動回復Lv:9
魔力自動回復Lv:MAX
魔力吸収Lv:1
自然治癒Lv:9
魔力的攻撃耐性Lv:MAX
物理的攻撃耐性Lv:MAX
物理的攻撃無効Lv1
状態異常耐性Lv:9
指揮Lv:8
殺気Lv:9

固有技能ユニークスキル
無詠唱、硬化、瞬光、纏魔、魔力操作、限界突破、狂化、毒霧、咆哮、魔力還元、魔力変換、石化、鬼人化、狂戦士化、転身、飛行


究極技能アルティメットスキル
無限収納インペントリ
叡智之王リエル
七つの神眼セブンアイ

【加護・寵愛】
神々の寵愛

【武器】 斬魔刀 斬羽
【装備】鬼龍神の服(上・下)
    鬼龍神の外套
    天龍神の靴



「随分と変わったな」

『変わったスキルの詳細を表示しますか?』

「ああ、してくれ」

『分かりました。
まず増えたスキルは大剣術、槍術、槍技、斧技、土魔術、光魔術、闇魔術、氷魔術、雷魔術、身体超化、気配掌握、気配操作、魔力吸収、物理的攻撃無効、魔力還元、魔力変換、石化、鬼人化、狂戦士化、転身、飛行です。

槍技
槍術が進化したスキル。
槍術よりも上手く槍を扱える。

斧技
斧術が進化したスキル。
斧術よりも上手く斧を扱える。

土魔術
基本元素魔法の土魔法が派生したスキル。

光魔術
基本元素魔法の光魔法が派生したスキル。

闇魔術
基本元素魔法の闇魔法が派生したスキル。

氷魔術
上級元素魔法の氷魔法が派生したスキル。

雷魔術
上級元素魔法の雷魔法が派生したスキル。

身体超化
身体強化の派生技能
強化の限界を超えた強化をする。

気配掌握
気配感知の派生技能
気配を掌握し、大きさを変えることができる。対象者は他人

気配操作
気配遮断の派生技能
自分の気配を消したり大きくしたり操作することが出来る。対象者は自分

魔力吸収
魔力自動回復の派生技能
自分の周囲にある魔力を引き寄せ吸収することで自分の魔力として使うことが出来る。

物理的攻撃無効
物理的攻撃耐性の派生技能
物理的攻撃を1部無効化出来る。レベルが高くなるにつれて無効化出来る部分が多くなる。

魔力還元
自分に向けられた敵意のある魔法を吸収し自分の魔力にする。

魔力変換
自然に満ちている自然現象を魔力に変換し自分のものにする。例えば、ある炎を魔力に変換して自分のものにする。落雷を受けそれを魔力に変換し自分のものにする。などができる。

石化
スキルを使った状態で相手に攻撃すると、触れた部分を中心に徐々に石化していく。

鬼人化
以前説明済み

狂戦士化
狂化の上位版。狂化はすぐに理性を失っていくが、狂戦士化はゆっくりと理性を侵食されていく。完全に狂戦士と化すと誰かに止められるまで暴れる化身となる。

転身
自分を現象に変えることが出来る。また、変わっている間は物理攻撃を受け辛い。

飛行
完全に飛んでいる状態。方向転換や移動が早くなる

以上が新しいスキルの詳細です。
また、基本元素魔法が全てMAXになったため、纏まって全基本元素魔法となりました。』

「よし、質問が幾つかある。まず、魔法系技能マジックスキルについてだ。氷と雷はどういう扱いになる?」

『それではそもそも基本元素魔法について説明します。基本元素魔法は炎、水、土、風、光、闇の6種類が入ります。これが基本的に魔法として使われる属性です。そして、氷や雷のような属性を上級元素魔法といい、焔、氷、岩、雷、聖、邪が当てはまります。』

「じゃあ、300年前に勇者が使ったっていう時空魔法は?」

『それは上級特殊魔法に分類されます。時空や重力、回復、影というのは特殊魔法と言われる分類に当てはまり、主に回復、影、音、召喚、結界、複合、星などが分類され、時空、天体、虚無、創造、破壊、神代、などの魔法があります。』

「じゃあ、魔術は?魔法とは違うのか?」

『魔法は魔力を元にして現象を起こす事を魔法と言います。魔術とは既にある物体や現象に魔力を込めさらに強い現象を起こしたりしている事です。』

「つまり魔法は魔力を媒介にしていて、魔術は物体や現象を媒介にしているってことでいいのか?」

『その認識で良いと思われます。補足として付けるならば魔法よりも魔術の方が威力は強いです』

「しかも、上級の雷や氷もあると。その特殊魔法ってのはあるのか?」

『特殊魔法の魔術はありません。』

「へぇ。」

『それと、特殊魔法の魔術は作れませんが、それ以外の魔法や魔術であったならマスターは作ることができます』

「たしか七つの神眼セブンアイの創造眼だったよな」

『はい。その能力によって魔法やスキルを作り出すことは可能です。また、マスターオリジナルのものを作ることも可能です』

「へぇ。それはすごい。まあ、今は特に困ってないしもっと暇な時にやるか」

『それで構わないかと』

「そう言えばさっき魔法を纏めたって言ってたよな。剣技とかも纏まらないのか?」

『纏まります。しかし、ついさっき纏めることが出来るようになったのでまだやっていません』

「そうなのか。その纏まる条件ってのは?」

『術系のものですと、剣術、槍術、斧術、弓術、盾術、棍術、爪術、鞭術、鎚術の9つがレベル5以上になると纏められ基本武装術というスキルになります。また、大剣術、短剣術、双剣術、投擲術、鎌術、刀術、銃術を纏めると特殊武装術となります。次に体術、闘術、気術、生命術、歩術、隠密術をレベル5以上にすると武術となります。』

「じゃあ、技系は?」

『技系のものですと、剣技、槍技、斧技、弓技、盾技、棍技、爪技、鞭技、鎚技の9つを纏めると基本武装技。大剣技、短剣技、双剣技、投擲技、鎌技、刀技、銃技を纏めると特殊武装技。体技、闘技、気技、生命技、歩技、隠密技を纏めると武闘覇技となります』

「へぇ。けど、これってなっている人いるのか?」

『ほとんどいません。そのため纏まる時は3つ以上対象となるスキルがレベル5以上の時に纏めることができるようになっています。そして、今まではほとんどいませんでしたが、現在は4人の人物がなっている事が確認されています』

「4人?」

『はい。1人目はSSSランク冒険者。武闘王の二つ名を持つ男、バロス。2人目はカイロス帝国の騎士団長。剣聖の異名を持つ男、ガルバ。3人目は魔大陸を収める魔人族の王。歴代最強の魔王、ディアブロ。4人目は流浪の魔法使い。神出鬼没。魔女の異名を持つアルム。の4人です。』

「また、大層な名前をつけられている人がいたもんだ。それにしても魔王とか急に出てきたな。どこかに居るとは思ったが。けど、よく聞くとバラっバラ」

『魔女のアルムは魔力量だけいえばマスターを超えています。』

「まじか。じゃあ、俺よりも強いやつは意外といるんだな」

『合成をしていないだけで、その資格を持つものや、4人と同等の力を持つ個体もいることが確認されています』

「それは驚いた。けど、資格があるってなんだ?勝手に合成されるんじゃないのか?」

『いえ、するかしないかは個人によって決めることができます。』

「そうなのか。合成したらさらにそこに追加出来なくなるとかないよな」

『ありません。』

「じゃあ、俺のもしておいてくれ」

『分かりました。しかし、未だゼロの解析が終わっていないため終了し次第、開始します』

「それで構わない。で、迷宮はどこにあるんだ?」

『ここから南西に15キロほど行った森の中にあります』

「わかった。じゃあ、早速新しいスキルの飛行を使って」

ソウマが飛行のスキルを使用するとソウマの体が浮かび上がった。

「これは面白いな。じゃあさっさと行ってクリアするか」


ソウマは南西に向かって飛んでいった。
マッハに近いスピードで空を飛んで、、


その日、空を見た街の住人や道を歩いていた交通人は雲が南西に向けて割れていくのを見たそうだ。





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コメント

  • Kまる

    マッハだったら衝撃波で頭頂部と顎の部分が爆ぜますよ☆

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