神眼使いの異世界生活

黒鉄やまと

第15話 与奪眼

翌日ソウマはギルドで、Aランククエストのジャイアントボアの討伐を受けて森の奥に来ていた。そして、森に来た理由はもう1つある。

「ここならいいか」

ソウマは森の奥に来て、1本の気を切り倒す。

「ハク」

「キュ」

ソウマの合図でハクは切り株の上に乗る。
今回、人の目に届かぬところに来た理由。それは、与奪眼のもうひとつの能力。付与テイクを試すためだ。これは対象に触れて、使用者が与えたいスキルを与えられるものだ。
せっかく仲間が出来たんだから試そうと思ったのだ。
ついでにハクのステータスはこうである。



【名前】ハク
【年齢】1
【種族】竜種

【レベル】3
【体力】560/560
【魔力】840/840

【スキル】
光魔法Lv1
飛行Lv1

【固有スキル】
ブレス
咆哮

【称号】
神竜

「じゃあ何渡そうかな」

ソウマは自分のステータスを見て何をハクに与えるか選ぶ。


【名前】 鳴神創真
【年齢】 15
【性別】 男
【種族】 人族
【称号】転移者、創造神の祝福を受けし者、強奪者、盗賊殺し盗賊キラー、神竜の契約者、殲滅者、竜殺しドラゴンスレイヤー、神竜の加護を受けし者、Sランク冒険者


【レベル】136
【体力】 598500/598500
【魔力】 5069000/5069000

【スキル】
剣術Lv20
双剣術Lv5
短剣術Lv3 
弓術Lv3 
棒術Lv15 
斧術Lv10 
投擲術Lv3 
炎魔法Lv14 
水魔法Lv15 
氷魔法Lv8 
風魔法Lv10 
土魔法Lv6
光魔法Lv8
闇魔法Lv9 
身体強化Lv14
気配察知Lv8 
気配隠蔽Lv6 
鑑定Lv5
テイムLv3
体力自動回復Lv5 
魔力自動回復Lv7
自然治癒Lv5
魔力的攻撃耐性Lv5  
物理的攻撃耐性Lv4 
状態異常耐性Lv4 
指揮Lv3 
殺気 


【固有スキル】
硬化
瞬脚 
天歩 
毒霧 
狂化 
咆哮 
吸収
分裂
 無限収納インペントリ
 月光の道標
 六星の魔眼

【武器】 斬魔刀 斬羽

(何がいいかな。リエル)

『そうですね。ドラゴンは剣などの武器を使いません。なので、魔法系や強化系が良いかと。』

(これってそのスキル全てあげちゃうの?ちょっとだけとか出来ない?)

『出来ますよ。例えば、剣術Lv20を10だけ与えるなんかも出来ます』

(そうなのか。)

「決めた。ハク、お前にあげるのは炎魔法、水魔法、風魔法、土魔法、闇魔法のLv2ずつ。あと、光魔法Lv1。身体強化をLv3。自然治癒Lv2。魔力的攻撃耐性Lv2。物理的攻撃耐性Lv2。それに硬化だ」

『随分と上げますね』

(まあ、このくらいはな。)

「わかったか?」

「キュ!」

「じゃあ行くぞ」

ソウマはハクの体に触れて魔眼を発動する、

付与ギブ

すると、ソウマから光が出てきてハクに入っていった。

「出来たかなぁ。」

ハクを鑑定してみる。


【名前】ハク
【年齢】1
【種族】竜種

【レベル】3
【体力】560/560
【魔力】840/840

【スキル】
炎魔法Lv2
水魔法Lv2
風魔法Lv2
土魔法Lv2
光魔法Lv2
闇魔法Lv2
身体強化Lv3
自然治癒Lv2
魔力的攻撃耐性Lv2
物理的攻撃耐性Lv2
飛行Lv1

【固有スキル】
硬化
ブレス
咆哮

【称号】
神竜、与えられし者

「よし、成功だな、どうだハク。なんかあるか?」

「キュ?キュ!」

すると、ハクは向こう側に向けて火の玉を放った。
火の玉は木に当たって木はそこから倒れ火がつく。

「よしよし。上手くできてるな。けど、森の中で火を使うのは気をつけろよ。『我が魔力を喰らいて 清らかなる水よ来たれ ウォーターボール』」

火がついた木に水の玉を当てて消火する。

「じゃあ、確認もできたところでクエストをさっさとクリアして帰るか」

「キュイ」

ハクは切り株からソウマの頭に乗りソウマは歩き出す。

(リエル。ジャイアントボアの場所わかる?)

『申し訳ありませんが、魔物の反応は分かるのですが細かい種類までは』

(そっか。じゃあ適当に歩くかな)

ソウマは魔物の方へ向かって歩き出した。

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コメント

  • ハル

    「1本の気を切り倒す。」気じゃなくて木だと思います

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