守護者は眠る

香月 玄_コウヅキ ハル

Episode4

4


この世には“力を持たぬ者”と“力を持つモノ”が存在する。
力を持つモノは2種類。
1つ:“色民しきたみ”と呼ばれる力を持つ人間。
2つ:“神成生かむなりき”と呼ばれる(狗神一族いぬがみいちぞく蛇神一族へびがみいちぞくなど)力を持つ動物。

今から説明するのは色民についてだ。


色民は約40人程度しかおらず、こことは別の次元にある村で生活している。
そこに行くには、専用の“門”を通っていくか、“繋ぐ者”という、門を通らずとも次元を自由に行き来させる事ができる力を持つ者に連れて行って貰う必要がある。

あぁ…余談だが、色民には“星の如く輝く者アストライア”っていう敵対組織…1種のテロリスト集団みたいなのもある。

話を戻そう。
力を持つモノは色民も神成生も黒ノ民、白ノ民、赤、青、黄、緑、茶、銀、無、そして金ノ民のどこかに属する。
民の色によって使える力が違くて、例外無しに子供は親の民と同じに産まれてくる。世の理だな。

どいつがどの民かは髪と目の色でわかる。赤だったら赤ノ民だし、青だったら青ノ民。金ノ民と黄ノ民の区別は付きにくいが、なんとなァく光の具合でわかるはずだ。ただし、白ノ民と銀ノ民と無ノ民の区別は正直つかねェがな、全員白銀の色してるから。

最後に、これらの民には階級みたいなもんが存在するんだが……あ、これは差別するものじゃなく、統一を取るためとかなんとかいってできたものだぞ。
1番偉いのは金ノ民長。これにあたるヒトは色民主しきたみぬし…色民のリーダーの役も兼ねる。
次に無ノ民長。使える力が“神聖なもの”だから結構良い立場にいる。
次がその他、各民の長。
次が各民。
で、民の長は単純に民の中で一番力の強い者が役を貰い受けることになっている。

…と、まぁこんなもんだな。

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