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水乃流

通知機能、みたいな

 私のような底辺にいるものにとって、「通知」は大変助かる機能です。人気作家になれば、逆に大量の通知が来てウザイと思うことがあるかも知れませんが。

 通知は、みっつの種類に分類できます。(1)運営からのお知らせ(2)自分自身に関するもの(3)他ユーザー(作品)の動向です。それぞれの投稿サイトで、どのような機能があるか見て行きましょう。

 ※スマートフォン向けアプリでは、プッシュ通知機能がありますが、以前に紹介したので今回はブラウザの機能のみを取り上げます。

・なろう

 ユーザーページの左ペインには、ブックマークした小説の「更新情報」が、中央ペイン(自分の)「投稿小説履歴」の下にお気に入りに登録したユーザーの「活動報告」および「新着小説」が表示されます。
 「なろう」で小説をブックマークする際、「更新通知」をチェックすることで、その小説が更新されると「更新情報」に表示されるようになります。表示件数は、パソコンのブラウザでは10件、スマートフォンのブラウザでは4件となっています。更新情報として表示されるのは、小説タイトル(長いタイトルは省略されます)のほか、更新日としおりを設定した話数(設定していない場合には非表示)、最新話数です。更新通知の設定は、「更新通知」欄の一番下にある「更新通知チェック宙一覧」をクリックし、表示されるリスト画面から各小説の情報が表示されている欄にある[設定]リンクをクリックして行います。
 お気に入りユーザの「活動報告」では、タイトルと更新日、ユーザー名が一覧表示されます。「新着情報」では、小説タイトルと更新日、作者名となっています。「活動報告」および「新着情報」の設定は、左ペインの下部にある「お気に入りユーザ」欄の[一覧と設定変更]のリンクをクリックします。

 メッセージや感想がある場合には、「更新チェック中の小説」欄の上に「感想が書かれました」というように表示されます。


・カクヨム

 ユーザーページの左上に表示されている「ベルマーク」に通知内容が集約されています。通知がある場合には、ベルマークに赤い丸印が付き、クリックすると通知内容がドロップダウン表示されます。
 通知される内容は、作品へのフォローやレビュー、エピソードへの応援のほか、最新話を読んだフォロー作品の更新などです。2020/6/4に新しく、フォローしているユーザーのレビュー投稿、フォローしているユーザーの近況ノート投稿、投稿した応援コメントへの返信が通知項目に追加されました。
 通知の設定は、ベルマークをクリックして表示されるウィンドウの右上にある[設定]をクリックするか、「アカウント設定」>「通知」を選択して表示される画面で行います。各通知項目に対し「受け取る」「受け取らない」を選択し、画面最下部にある[変更を保存]ボタンをクリックします。


・ノベルアップ

 「ノベルアップ」にログインした状態で、常に表示される上部のメニュー左にある「ベルマーク」をクリックすると、「通知」ページが表示されます。未読の情報がある場合、ベルマークにバッジが表示され、通知件数がわかるようになっています。
 「通知」ページでは、作品の更新や作品のおすすめ、応援レビューの投稿、フォロー、ブックマークなどの内容が日時とともに一覧表示されます。デフォルトでは「すべての通知」が表示されますが、リストボックスから選択することで、特定の通知内容のみを表示させることもできます。「未読のみ表示」にチェックを入れると、通知のうち読んでいない(未読の)通知だけが表示されます。[すべて既読にする]をクリックすると、未読の通知がすべて既読になります。
 一覧に表示されている通知内容文をクリックするか、各リストの右端にある「>」をクリックすると、その通知内容に沿ったアクションが実行されます。たとえば、作品の更新通知であれば、通知部分をクリックすることで更新されたエピソードページにジャンプします。
 通知する項目の設定は、「アカウント設定」>「通知」で行います。各通知項目に対し「受け取る」「受け取らない」を選択し、最下部にある[保存]をクリックします。


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 「ノベルバ」はブラウザでの通知機能を確認できませんでした。投稿管理画面で表示される数値を慎重に読めばコメント増えたとか判るのですが、アプリ版のように通知はしてくれません。「マグネット!」も同様で、アプリ版であれば「本棚」に登録した作品が更新されると通知してくれるのですが、ブラウザだと自分で確認しなければなりません。いずれも、私が使いこなしていないだけかも知れませんので、ご存じの方は是非お知らせください。
 「LINEノベル」に関しては、挙動がおかしくて使いこなせていません。アプリで完結しない時点でダメダメ仕様なので、個人的にはちょっと遠慮したい感じになってます。あ、個人の感想です。

 通知機能は、慣れて使いこなすことができれば便利な機能です。通知される頻度は個々のユーザーごとに異なりますから、柔軟にカスタマイズできると良いですね。私の場合は、通知件数は少ないので、一日一回決まった時間にまとめて通知してもらえるとうれしいかな。



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