#Web小説サイトの歩き方

水乃流

アプリ、みたいな(その2の1)

 以前、「カクヨム」と「ノベルバ」のスマートフォン向けアプリに関して少し書きました。

アプリ、みたいな
「カクヨム」→https://kakuyomu.jp/works/1177354054886242461/episodes/1177354054886975621
「なろう」→https://ncode.syosetu.com/n4479ew/15/
「マグネット!」→https://www.magnet-novels.com/novels/53156/episodes/70835

 見返してみたら、「ノベルバ」だけ投稿し忘れていました。「ノベルバ」はアプリ優先なのに! まぁ、あの記事の内容は、駄目出しみたいなものですが。その後、リニューアルや機能追加などもあったので、改めてアプリの比較をやってみようと思います。

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 その前に、「なぜアプリを作るのか」について、少しだけ考察してみます。
 そもそもアプリは、その小説サイト専用にすることで、より使いやすく簡単に利用可能にするためのものです。様々な環境での閲覧が考えられるブラウザ版に対して、アプリであれば使いやすいように作りこむことができます。ただし、現状、そうなっているかは別問題ですが。
 使いやすさ、がユーザー側のメリットであるなら、運営側のメリットは何でしょうか。想像ですが、ユーザー動向の把握ではないかと思います。パソコンで閲覧する場合よりも、アプリで閲覧してもらった方が、運営側はより細かい情報を取得できます。どこまでやっているかは、わかりませんが。また、プッシュ型の通知を使える点も、アプリのメリットですね。
 PV主体のビジネスモデルだと、マーケティングや出資者への説明などで、詳細な情報が必要になります。そうした背景から、できるだけアプリを使って欲しいのでしょう。

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 さて、各小説投稿サイトのアプリ対応状況は、どのような感じでしょうか。

                    iOS  Android
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小説家になろう   ×    ×  
カクヨム             〇    〇  
マグネット!     〇    〇   
ノベルバ         〇    〇   
アルファポリス   〇    〇             ※閲覧と投稿は別アプリ
エブリスタ       ×    ×   
PIXIVノベル      ×    ×   
ツギクル         ×    ×   
LINEノベル       〇   準備中 
ノベルアップ+   ×    ×   
(2019年8月末現在)

 順不同。並び順に他意はありません。
 アプリは、それなりに初期投資が掛かりますから、運営側も簡単に作ろう! とはならないのでしょう。次回からは、各サイト用アプリの詳細を紹介します。

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