あなたと私の日常
私の日常に色が混ざった日のお話
少し、自己紹介の前に昔の話をしようかな。
私の日常に色が混ざったのは突然の話。
朝起きたら目の前には小さなカーネーションが1本と毛布に包まれた赤ん坊が居た。
赤ん坊はカゴの中でスヤスヤと気持ちよさそうに寝ていて、可愛らしいと思ったと同時に動揺した。
何故、花と赤ん坊が目の前に存在するのか私は一人暮らしで学生。
と言っても、不登校児だけどね。
当然、こんな赤ん坊を産んだ覚えもない。
何故だろう…まあ、考えたって無駄だろうけど。
とにかく、赤ん坊が起きないように……
「ぅうあ…ぅ、ぅ、うわあぁぁぁあん」
ビクッ
嘘でしょ?今、起こさないようにと思ったのに…
なんで起きたの(泣)
取り敢えず、泣き止まそうと思い赤ん坊に近ずいてみると、そこには信じられない光景。
「……っ!…ぇ」
ね、ネコミミ!?
なんと、ネコミミが赤ん坊に生えてたんだよね、びっくりだよ!
寝てた時は気づかなかった、、
サラサラの黒髪に空みたいに綺麗な瞳、ふっくらしたほっぺに小さな唇、右目にはホクロがあって、黒猫みたいな赤ん坊だ。
人間の子じゃないよね笑
どうしようか……
出来れば他の人に預けたいけど、もし預けたとして不信がるよね。
私だって最初びっくりしたし、それに多分普通の子とは少し違うからなー。
預けた方が何かと心配だな。
うーん………よしっ!こうなったら私にできる限りの事をやろう!!
これが私の日常に色が混ざった日のお話。
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