パーティー追放されたのでパーティー結成してみたら
ホルスとネメシス
薔薇十字団の参戦。
一時撤退し、作戦を立てて戻ってきた。
そこにいたヴァンパイアバードは、姿を少し変えていた。
生えていた角は片方だけだったのが、両方に増えていた。
「まるで鬼だね彼は。カインくん、彼の魔力が一時撤退する前より強くなっているから気をつけて」
「鬼だわ魔力やばいわ、めちゃくちゃじゃないか。……よし!フィルテンプ!こっち来てくれ!」
「じゃあ私は先に遊んでくるですですかね!ヴァンパイアバード!私が遊んであげるですですよ!」
俺がフィルテンプを呼び寄せると、ナズナちゃんが作戦通り遊びがてら先手にでる。
「十字花(フラワーエルハンス)!!」
「効かないよ!十字架なんてそんなものはね!」
十字型に薔薇が咲き乱れ、ヴァンパイアバードに向かってブーメランのように飛んでいくも手の平を当てただけで消し飛ばされる。
そして俺もとにきたフィルテンプの肩を俺は抱きしめて引き寄せる。
「ちょ、ちょっと、カイ兄!こんな、こんな恥ずかしい!」
「恥ずかしがっている場合じゃないだろ……。我慢してくれ!混合魔力強化魔法(ダブルエンチャント)!頼むぞアカムバルム!ホルス神の力!」
「主、カイン。我ら魔獣からつくられた神器はそこらの武器とは違う。ネメシスの剣も我が剣に当てよ。すればネメシスは力を貸すだろう」
「別に呼んだけとかじゃないけど……フィルテンプ!腰の剣を抜くぞ!」
「ひゃっ!そこは!カイ兄……」
「変な声をだすなよ!雰囲気壊れまくりだー!雰囲気大事!」
俺はフィルテンプの腰にさしてある剣を抜き、俺の大太刀と重ねる。
すると、重ねた剣と剣は赤い炎から、青と赤の二色の炎が交互に柄から剣先に向かって生きてるかのように燃える。
横を見れば、フィルテンプの身体からも青い炎が燃え上がり、髪の毛がフワフワと浮いている。
「カイン!我が力授かりし最強にして最弱の勇者よ!我がホルス神、この力を持って現世に転生するとしようぞ!」
「フィルテンプ。わらわの名はネメシス。よくぞ生き抜いた……。ここにて、神界反逆罪としてランバード神及び吸血鬼合成体のヴァンパイアバードの刑罰執行とする!現世に神界よりわらわも転生いたそう!」
俺とフィルテンプには、ホルス神とネメシス神の声が聞こえた。
俺とフィルテンプ以外のみんなには聞こえていないのか、何も反応がなく、ヴァンパイアバードのみを見ている。
すると、空から、赤と青の炎が2つ、交わりながら俺とフィルテンプに向かって落ちてきた。
炎が消えると、魔力が異常なまでに高まっているのを感じた俺とフィルテンプは、後ろを振り返る。
「なぁ!ホルス、ネメシス!神の審判が下るの早すぎだろ!」
ヴァンパイアバードが先にホルス、ネメシスという名を口にしたことでわかった。
ユミソファの契約神、タイアードレイブのように召喚魔法を使っていないのに、俺とフィルテンプの背後には神界から召喚されていた。
神自身が自ら転生をしてきたというのがこの場合は正しいのだろう。
俺とフィルテンプは格好を変えた。
ホルス神とネメシス神は手を繋ぎ合い俺とフィルテンプに魔力を流している。
それならと、俺とフィルテンプも手をしっかり繋ぎ、ユミソファの強化魔法で耐久力を増した防衛魔法の中で2倍の量と速さで剣に魔力ん送り込む。
「さてさて、ミーチェ!俺の背中にライドだ!」
「わかったじぇー!」
「ではいきますか」
ホルス神とネメシス神の現世転生を目にした薔薇十字団メンバー、ベクトル、ルータ、ミーチェが行動にでる。
三人は2手に別れて前後でヴァンパイアバードを挟むと、呪縛魔法を唱える。
「死の世界住みし住人共よ、我が名にしたがい呪いの縛り、敵、ヴァンパイアバードを締め上げたまえ!「呪縛陣」!!」
「私の出番ですね。強化魔法」
ヴァンパイアバードを魔の手が襲い、縛り付ける。
そこにフィルテンプが魔の手に強化魔法をかけ、縛りが強くなる。
「ヴァンパイアキラーの呪縛陣にやられるとはな!よそ見してたぜ!」
「嘘つくな!お前さっき、俺はこんくらい余裕だし!とか言って調子乗ってたじゃねーか!」
「うるせーぞ怪力頭!そんなこと言った!」
「言ってるじゃねーか!顔面ゴルフするぞ!このくそヴァンパイア!」
話の内容を聞いていると、まるで仲良しだけど素直になれない友人みたいに雰囲気ぶち壊しだった。
「そういえばカイン。フィルテンプ殿とは恋人なのか?我がホルス的に言うと、フィルテンプ殿はいいお方だと思うぞ?」
「ホルス!だまりなさい!妾の可愛いフィルテンプは、こんなたまにしか発動できない運任せの裏ステータスチーターと恋人なんて許さないです!」
「ぬぁっ!俺の力が雑魚だと言うのか?!ネメシスこそ、あれ?転生の仕方渡すれたー!とかおっちょこぼけしてたではないか!」
「うるさいですよ!妾は忘れたのではない!誰か教えてくれる優しいヤツがいる確かめていたのじゃ」
神様、せめて喧嘩は終わってからやってくれる……。
フィルテンプもこれには怒って……、
「カイ兄と、ここここ、恋人に……!ふぁう!い、いい、かも」
何もよくねーよ!と突っ込みたかったがそれどころではなかった。
ユミソファの防衛魔法はいまだにヴァンパイアバードからの攻撃を受けていないために綺麗だ。
このまま最後まで……と思った矢先、呪縛陣を解いたヴァンパイアバードはユミソファの防衛魔法を一瞬にして風のみで破り俺達に向かって飛んできた。
回避不可能、絶対絶命状態に、俺とフィルテンプとユミソファは陥り、俺達3人、死を覚悟した。
「溶爆凱旋壁(グルニドールソロテン)!!」
どこからか聞こえた声により、ヴァンパイアバードは近づくことをやめた。
その声と魔法を使ったのは、ホルス神だった。
そして俺は、この時に勝利を確信した。
神の力を最大限フルに使い切り、ヤツを消し去る方法を。
一時撤退し、作戦を立てて戻ってきた。
そこにいたヴァンパイアバードは、姿を少し変えていた。
生えていた角は片方だけだったのが、両方に増えていた。
「まるで鬼だね彼は。カインくん、彼の魔力が一時撤退する前より強くなっているから気をつけて」
「鬼だわ魔力やばいわ、めちゃくちゃじゃないか。……よし!フィルテンプ!こっち来てくれ!」
「じゃあ私は先に遊んでくるですですかね!ヴァンパイアバード!私が遊んであげるですですよ!」
俺がフィルテンプを呼び寄せると、ナズナちゃんが作戦通り遊びがてら先手にでる。
「十字花(フラワーエルハンス)!!」
「効かないよ!十字架なんてそんなものはね!」
十字型に薔薇が咲き乱れ、ヴァンパイアバードに向かってブーメランのように飛んでいくも手の平を当てただけで消し飛ばされる。
そして俺もとにきたフィルテンプの肩を俺は抱きしめて引き寄せる。
「ちょ、ちょっと、カイ兄!こんな、こんな恥ずかしい!」
「恥ずかしがっている場合じゃないだろ……。我慢してくれ!混合魔力強化魔法(ダブルエンチャント)!頼むぞアカムバルム!ホルス神の力!」
「主、カイン。我ら魔獣からつくられた神器はそこらの武器とは違う。ネメシスの剣も我が剣に当てよ。すればネメシスは力を貸すだろう」
「別に呼んだけとかじゃないけど……フィルテンプ!腰の剣を抜くぞ!」
「ひゃっ!そこは!カイ兄……」
「変な声をだすなよ!雰囲気壊れまくりだー!雰囲気大事!」
俺はフィルテンプの腰にさしてある剣を抜き、俺の大太刀と重ねる。
すると、重ねた剣と剣は赤い炎から、青と赤の二色の炎が交互に柄から剣先に向かって生きてるかのように燃える。
横を見れば、フィルテンプの身体からも青い炎が燃え上がり、髪の毛がフワフワと浮いている。
「カイン!我が力授かりし最強にして最弱の勇者よ!我がホルス神、この力を持って現世に転生するとしようぞ!」
「フィルテンプ。わらわの名はネメシス。よくぞ生き抜いた……。ここにて、神界反逆罪としてランバード神及び吸血鬼合成体のヴァンパイアバードの刑罰執行とする!現世に神界よりわらわも転生いたそう!」
俺とフィルテンプには、ホルス神とネメシス神の声が聞こえた。
俺とフィルテンプ以外のみんなには聞こえていないのか、何も反応がなく、ヴァンパイアバードのみを見ている。
すると、空から、赤と青の炎が2つ、交わりながら俺とフィルテンプに向かって落ちてきた。
炎が消えると、魔力が異常なまでに高まっているのを感じた俺とフィルテンプは、後ろを振り返る。
「なぁ!ホルス、ネメシス!神の審判が下るの早すぎだろ!」
ヴァンパイアバードが先にホルス、ネメシスという名を口にしたことでわかった。
ユミソファの契約神、タイアードレイブのように召喚魔法を使っていないのに、俺とフィルテンプの背後には神界から召喚されていた。
神自身が自ら転生をしてきたというのがこの場合は正しいのだろう。
俺とフィルテンプは格好を変えた。
ホルス神とネメシス神は手を繋ぎ合い俺とフィルテンプに魔力を流している。
それならと、俺とフィルテンプも手をしっかり繋ぎ、ユミソファの強化魔法で耐久力を増した防衛魔法の中で2倍の量と速さで剣に魔力ん送り込む。
「さてさて、ミーチェ!俺の背中にライドだ!」
「わかったじぇー!」
「ではいきますか」
ホルス神とネメシス神の現世転生を目にした薔薇十字団メンバー、ベクトル、ルータ、ミーチェが行動にでる。
三人は2手に別れて前後でヴァンパイアバードを挟むと、呪縛魔法を唱える。
「死の世界住みし住人共よ、我が名にしたがい呪いの縛り、敵、ヴァンパイアバードを締め上げたまえ!「呪縛陣」!!」
「私の出番ですね。強化魔法」
ヴァンパイアバードを魔の手が襲い、縛り付ける。
そこにフィルテンプが魔の手に強化魔法をかけ、縛りが強くなる。
「ヴァンパイアキラーの呪縛陣にやられるとはな!よそ見してたぜ!」
「嘘つくな!お前さっき、俺はこんくらい余裕だし!とか言って調子乗ってたじゃねーか!」
「うるせーぞ怪力頭!そんなこと言った!」
「言ってるじゃねーか!顔面ゴルフするぞ!このくそヴァンパイア!」
話の内容を聞いていると、まるで仲良しだけど素直になれない友人みたいに雰囲気ぶち壊しだった。
「そういえばカイン。フィルテンプ殿とは恋人なのか?我がホルス的に言うと、フィルテンプ殿はいいお方だと思うぞ?」
「ホルス!だまりなさい!妾の可愛いフィルテンプは、こんなたまにしか発動できない運任せの裏ステータスチーターと恋人なんて許さないです!」
「ぬぁっ!俺の力が雑魚だと言うのか?!ネメシスこそ、あれ?転生の仕方渡すれたー!とかおっちょこぼけしてたではないか!」
「うるさいですよ!妾は忘れたのではない!誰か教えてくれる優しいヤツがいる確かめていたのじゃ」
神様、せめて喧嘩は終わってからやってくれる……。
フィルテンプもこれには怒って……、
「カイ兄と、ここここ、恋人に……!ふぁう!い、いい、かも」
何もよくねーよ!と突っ込みたかったがそれどころではなかった。
ユミソファの防衛魔法はいまだにヴァンパイアバードからの攻撃を受けていないために綺麗だ。
このまま最後まで……と思った矢先、呪縛陣を解いたヴァンパイアバードはユミソファの防衛魔法を一瞬にして風のみで破り俺達に向かって飛んできた。
回避不可能、絶対絶命状態に、俺とフィルテンプとユミソファは陥り、俺達3人、死を覚悟した。
「溶爆凱旋壁(グルニドールソロテン)!!」
どこからか聞こえた声により、ヴァンパイアバードは近づくことをやめた。
その声と魔法を使ったのは、ホルス神だった。
そして俺は、この時に勝利を確信した。
神の力を最大限フルに使い切り、ヤツを消し去る方法を。
「ファンタジー」の人気作品
書籍化作品
-
-
2
-
-
1512
-
-
52
-
-
267
-
-
20
-
-
2265
-
-
439
-
-
381
-
-
55
コメント