パーティー追放されたのでパーティー結成してみたら
再会
「そろそろ僕も君と……遊びたいから行こうかな!ハハ!」
「あの世橋、俺が二人、鶴、服泥棒、のっぺらぼう……。やっぱりまともなのない!色々と雰囲気ぶち壊しだこれ!」
「緊急クエストに雰囲気なんて必要ありませんわよ?!そもそも、カインがあの世橋を渡って帰ってきたら面白いなと思っていたのですのに」
「ネメシス様?あの世橋は渡れば帰ってこれないですよ?カイン様が渡ってしまえばカイン様はその時点で終了です」
「それはだめですわ!ユミソファ!カインがいなくなった……」
「俺のこと少しは思ってくれているのか?フィルテンプはツンデレなだけだったか!」
「カインがいなくなったら朝、昼、夜、食事はどうしたらいいというのですの?!お金がないですわ!」
「金の心配かよ!!」
俺はフィルテンプに、まさかの俺の心配ではなく、俺の持つ食事代と移動費、宿の資金を心配されてしまった。
人間に命と友情は、お金より薄っぺらいものだったのか?俺は少しフィルテンプの考えに悲しみの涙を心の中で流した。
そして俺は気づく。
ユミソファにその時点で終了と、俺の死をかなり軽く流されていることに。
ユミソファさん、あなたのその天使のような微笑みの裏にはどれだけの恐ろしい言い回しが回転し選択されているのかと思うと、また俺は悲しみの涙を心の中で流す。
「あれれ?カインさんたちじゃないですか!何してるんですか?」と、俺が悲しみにくれていると男の子の声がした。
どこかで聞いたことのあるその声は、三日前に出会って隣町まで一緒にきた男の子だった。
「君なんでこんなところいるの?色々とやばいから帰ったほうがいいよ?」
「平気だよ?カインさんたちいるし!」
「カインがよく信頼されたものですです」
「全くですわ、カインみたいな気まぐれ発動の裏ステータスチーターみたいなミジンコが信頼されるなんて宇宙の破滅の危機レベルに珍らしいですわ」
「カイン様、大変な言われようですね?ツッコめないほどのダメージを受けているのでは?」
「あぁ、ユミソファ。俺は今、あの世橋を渡りたい気分だ……」
と、俺は瀕死状態に陥るほどの精神ダメージを二発くらい、本気であの世橋を渡りたい気分になってしまった。
が……、なぜここにこの子がいるのかが不思議だ。
ただこの子は悪い子じゃないのはわかっている、この子がもし迷いの森に迷い込んでしまっただけなら、一緒に迷いの森を攻略するまで守ってあげてもいいかもしれないと俺は思った。
「フィルテンプ、ユミソファ、ナズナちゃん、迷いの森を出る目的はこの子も同じそうだし、連れて行っていいかな?」
「パーティーの隊長はあなたですわ!お好きにしなさいな!」
「私は全然いいですよ?その子には少し興味があります」
「うちも文句なしですです!」
こうして謎の再会を果たした男の子をパーティーメンバーに一時的に加え、迷いの森を進んでいった。
しかし、この男の子と行動をしてからというもの、あのばかげた現象は起こらなくなった。
ユミソファの言っていた、この子に少し興味がある。この言葉に疑問も抱き出した。
俺は小さな声でユミソファに聞いてみる。
「ユミソファ……。お前の言っていた、興味があるってなんなんだ……?」
「それはご自分で確認してみるのがよろしいかと……」
「それもそうだな……」
俺はユミソファが言うように自分で確かめようと思い、男の子に少し話題をずらしてから話しかけて本題へ移ろうと超えをかける。
「ねぇ、君の名前まだ聞いていなかったよね?歳はいくつなの?」
「カインさん、僕はこう見えて生まれつきの持病で成長がすごく遅くてね、歳はあなた達より上なんですよ?ただ見た目はガキなので年齢は伏せてるのですよ!」
「それはなんか悪いこと聞いたな。名前はなんていうんだ?これからここを出るまで呼び名がいるし」
「名前はね……ハハハ!名前は……。アルメークスネークだよ!!」
俺はこのとき耳を疑ったと同時に、時空が止まったのを感じた。
この子は今、しっかりと大きな声でアルメークスネークと言った。その名前はここの迷いの森の守り神の名前と同じたった。
緊急クエスト発行証に書いてあった討伐対象の名前。
この男が暴走していると言われる守り神のアルメークスネーク、つまりこの子は蛇が人間の姿へと化けた守り神だったのだ。
「君たちを見つけてゾクゾクしたよ!SSランク勇者以上の力を持つ、アルターバネメシス神の末裔ネメシス六世に、最上位魔法を使う世界で五人しかいない魔法使いユミソファ、滅びたはずの特殊種族の狐族生き残りナズナちゃん。そして!一番興味があるのは、カインさん、あなたです!そのチート級に素晴らしい裏ステータス……いい!その力を飲み込んでやりたい!クハハハハハ!!」
「カイン!こいつ私達のことをすべて知っていますわ!しかも討伐対象ですわ、殺るしかないですわよね?」
「カイン様、意味がおわかりになったようですね?では、そういうことでこの蛇を焼き蛇に変えましょう」
「蛇は美味しいからうち好きですです!仕留めるですです!」
「あぁ、こうなったら……殺るしかない!」
討伐対象が目の前に現れ、俺達四人は戦闘態勢にはいった。
アルメークスネークも、姿を人間から頭が五つついた本来の蛇の姿に変え、叫ぶ。
俺達は目の前の大きな対象に怯えることなく全員で声を揃えて叫びに返した。
「今からお前を狩る!!」
「あの世橋、俺が二人、鶴、服泥棒、のっぺらぼう……。やっぱりまともなのない!色々と雰囲気ぶち壊しだこれ!」
「緊急クエストに雰囲気なんて必要ありませんわよ?!そもそも、カインがあの世橋を渡って帰ってきたら面白いなと思っていたのですのに」
「ネメシス様?あの世橋は渡れば帰ってこれないですよ?カイン様が渡ってしまえばカイン様はその時点で終了です」
「それはだめですわ!ユミソファ!カインがいなくなった……」
「俺のこと少しは思ってくれているのか?フィルテンプはツンデレなだけだったか!」
「カインがいなくなったら朝、昼、夜、食事はどうしたらいいというのですの?!お金がないですわ!」
「金の心配かよ!!」
俺はフィルテンプに、まさかの俺の心配ではなく、俺の持つ食事代と移動費、宿の資金を心配されてしまった。
人間に命と友情は、お金より薄っぺらいものだったのか?俺は少しフィルテンプの考えに悲しみの涙を心の中で流した。
そして俺は気づく。
ユミソファにその時点で終了と、俺の死をかなり軽く流されていることに。
ユミソファさん、あなたのその天使のような微笑みの裏にはどれだけの恐ろしい言い回しが回転し選択されているのかと思うと、また俺は悲しみの涙を心の中で流す。
「あれれ?カインさんたちじゃないですか!何してるんですか?」と、俺が悲しみにくれていると男の子の声がした。
どこかで聞いたことのあるその声は、三日前に出会って隣町まで一緒にきた男の子だった。
「君なんでこんなところいるの?色々とやばいから帰ったほうがいいよ?」
「平気だよ?カインさんたちいるし!」
「カインがよく信頼されたものですです」
「全くですわ、カインみたいな気まぐれ発動の裏ステータスチーターみたいなミジンコが信頼されるなんて宇宙の破滅の危機レベルに珍らしいですわ」
「カイン様、大変な言われようですね?ツッコめないほどのダメージを受けているのでは?」
「あぁ、ユミソファ。俺は今、あの世橋を渡りたい気分だ……」
と、俺は瀕死状態に陥るほどの精神ダメージを二発くらい、本気であの世橋を渡りたい気分になってしまった。
が……、なぜここにこの子がいるのかが不思議だ。
ただこの子は悪い子じゃないのはわかっている、この子がもし迷いの森に迷い込んでしまっただけなら、一緒に迷いの森を攻略するまで守ってあげてもいいかもしれないと俺は思った。
「フィルテンプ、ユミソファ、ナズナちゃん、迷いの森を出る目的はこの子も同じそうだし、連れて行っていいかな?」
「パーティーの隊長はあなたですわ!お好きにしなさいな!」
「私は全然いいですよ?その子には少し興味があります」
「うちも文句なしですです!」
こうして謎の再会を果たした男の子をパーティーメンバーに一時的に加え、迷いの森を進んでいった。
しかし、この男の子と行動をしてからというもの、あのばかげた現象は起こらなくなった。
ユミソファの言っていた、この子に少し興味がある。この言葉に疑問も抱き出した。
俺は小さな声でユミソファに聞いてみる。
「ユミソファ……。お前の言っていた、興味があるってなんなんだ……?」
「それはご自分で確認してみるのがよろしいかと……」
「それもそうだな……」
俺はユミソファが言うように自分で確かめようと思い、男の子に少し話題をずらしてから話しかけて本題へ移ろうと超えをかける。
「ねぇ、君の名前まだ聞いていなかったよね?歳はいくつなの?」
「カインさん、僕はこう見えて生まれつきの持病で成長がすごく遅くてね、歳はあなた達より上なんですよ?ただ見た目はガキなので年齢は伏せてるのですよ!」
「それはなんか悪いこと聞いたな。名前はなんていうんだ?これからここを出るまで呼び名がいるし」
「名前はね……ハハハ!名前は……。アルメークスネークだよ!!」
俺はこのとき耳を疑ったと同時に、時空が止まったのを感じた。
この子は今、しっかりと大きな声でアルメークスネークと言った。その名前はここの迷いの森の守り神の名前と同じたった。
緊急クエスト発行証に書いてあった討伐対象の名前。
この男が暴走していると言われる守り神のアルメークスネーク、つまりこの子は蛇が人間の姿へと化けた守り神だったのだ。
「君たちを見つけてゾクゾクしたよ!SSランク勇者以上の力を持つ、アルターバネメシス神の末裔ネメシス六世に、最上位魔法を使う世界で五人しかいない魔法使いユミソファ、滅びたはずの特殊種族の狐族生き残りナズナちゃん。そして!一番興味があるのは、カインさん、あなたです!そのチート級に素晴らしい裏ステータス……いい!その力を飲み込んでやりたい!クハハハハハ!!」
「カイン!こいつ私達のことをすべて知っていますわ!しかも討伐対象ですわ、殺るしかないですわよね?」
「カイン様、意味がおわかりになったようですね?では、そういうことでこの蛇を焼き蛇に変えましょう」
「蛇は美味しいからうち好きですです!仕留めるですです!」
「あぁ、こうなったら……殺るしかない!」
討伐対象が目の前に現れ、俺達四人は戦闘態勢にはいった。
アルメークスネークも、姿を人間から頭が五つついた本来の蛇の姿に変え、叫ぶ。
俺達は目の前の大きな対象に怯えることなく全員で声を揃えて叫びに返した。
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