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季節高校生

goro

ぎこちない

<a href="//1659.mitemin.net/i24694/" target="_blank"><img src="//1659.mitemin.net/userpageimage/viewimagebig/icode/i24694/" alt="挿絵(By みてみん)" border="0"></a>


現在、十時三十分。


鍵谷は今、腕時計に視線を向けながら、


「こない」


青筋をたてていた。


今日のために色々おしゃれやら何やらと、頑張りまくった鍵谷なのだが。


前回の体育での際、賭けで普通なら負けていた鍵谷だったのだが、皆から声により(特に女子からの)何故か鍵谷の勝ちになっていた。




「…………うー」




考えてみれば藪笠には理不尽な思いをさせてしまったのだろう。


(で、でも!このチャンスを逃すわけにはいかなし……)


悩みに悩み。そして、








よし!!っと握り拳を作り、


(頑張れ、私!!)


一人ただただ待つのだった。














現在、十一時三十分。










「………アイツは」


藪笠はわなわなと震えた拳を手にし。
そして、
















「アイツはいつまで待たせるんだぁぁ!!!」




怒号がその場一体に響き渡った。




藪笠は今、待ち合わせの広場に立っている。
約束の場所は間違っていない。


そう、藪笠は…。




「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…」




荒い息を吐く藪笠。




待ち合わせからもう一時間は過ぎている。
…考えたくはなかったが、


「まさか、アイツ……」








藪笠は思う。












「隣の広場と間違ってるわけないよな……」














藪笠は携帯を取り出し、電話帳から一人の名前を探す。










そして、目当ての名前。










『島秋』という名前に電話をかけた。











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