転生したら解体師のスキルを貰ったので魔王を解体したら英雄になってしまった!
第24話 へ〜んしん!
さてと。朝は色々あったが、これから早速任務をこなすとしようじゃないか。
俺は早速、城の中に向かった。
ミアには適当にクエストをやってもらってレベル上げに励んでもらう。
俺は小声で例の呪文を唱えた。
「メタモルフォーゼ、コーモスト」
体がどんどん縮んでいく。
ここで皆さんに少し説明をしよう。
コーモストは、見た目は地球のコウモリと一緒。能力も一緒だ。
超音波で会話でき、遠くの音も聞ける。
しかも小さいので、バレにくい。あ、解体じゃないからね?
てことで、コーモストになった。
俺は翼をはためかせ、城内の兵舎に向かった。
全部屋に向かって、探知の魔法を発動し、全員の会話を一度に聞いた。
おそらく時間的には昼食どきだろう。
その中で気になったものをピックアップしてさらに聞き分ける。
「俺の嫁はなぁ、すごいMなんだ!毎晩バシバシ楽しいぜぇ?」
「やめろよ〜。じきに飽きてくるぜ?俺はその発展型で、首まで締めている。」
ダメだ…。ひどい会話を聞いた…。
「俺さ、一昨日おばあちゃんが死んだんだ…。どうも訓練に集中できない…。」
「いや!亡くなったお前のおばあちゃんも、お前が訓練をしっかりして、国を守ってくれることが、1番望んでいると思うぞ。
しっかりしろよ!」
おぉぉ…。ちょっと泣けてきた…。
「今日の夜も行くか?」
「当たり前だよなぁ?」
「やっぱ、場所は月の洞窟か?」
「当たり前だ!てか、お前、そのことあんま大声で言うなよ?
誰かが聞いていたらどうする?!」
「なわけねぇだろ?この兵舎は最近王様のはからいで、魔法がかからないように強力な魔法をかけてるんだ。
そう簡単には魔法をこの中で発動するのは無理だよ。」
「それもそうだな。」
「あとそれから、俺、方向音痴だから一緒に行こうぜ!」
「まぁ別にいいが…。誰かついてこないかしっかり隠密つけてから行動しろよ?」
「勿論だ。」
「じゃあ、広場の北のベンチ前集合だ!」
「了解!」
…。うん。いい話を聞いた。これはさっそく行かなければ!
ーーーーー
ミアside
「うーん。ここがしゅんさんにはいいレベル上げスポットって聞いたけど…。」
周りには、森が広がっているだけ。
生物という生物が今日は全くいない。
気味が悪い。
「よぉ〜し!索敵!」
ミアは索敵スキルを発動させた。
目を瞑ると、頭の中にある森の地図に少しずつ形が映し出されていく。
「んん?この形は…。少なくとも人だなぁ。近づいてみよう。」
ミアはそう思い、目を開けた。
そこには。
黒いコートを身につけたピエロマスクの男?。
足が震えて動けない。
そしてその男はゆっくりと喋った。
「フッ…。とりあえずだな…。深く眠れ。」
「な、なにを…!」
バタッ。
「さてさて、あの男を動かすいい餌を手に入れたぜ。フハハハハハハ!!!!」
俺は早速、城の中に向かった。
ミアには適当にクエストをやってもらってレベル上げに励んでもらう。
俺は小声で例の呪文を唱えた。
「メタモルフォーゼ、コーモスト」
体がどんどん縮んでいく。
ここで皆さんに少し説明をしよう。
コーモストは、見た目は地球のコウモリと一緒。能力も一緒だ。
超音波で会話でき、遠くの音も聞ける。
しかも小さいので、バレにくい。あ、解体じゃないからね?
てことで、コーモストになった。
俺は翼をはためかせ、城内の兵舎に向かった。
全部屋に向かって、探知の魔法を発動し、全員の会話を一度に聞いた。
おそらく時間的には昼食どきだろう。
その中で気になったものをピックアップしてさらに聞き分ける。
「俺の嫁はなぁ、すごいMなんだ!毎晩バシバシ楽しいぜぇ?」
「やめろよ〜。じきに飽きてくるぜ?俺はその発展型で、首まで締めている。」
ダメだ…。ひどい会話を聞いた…。
「俺さ、一昨日おばあちゃんが死んだんだ…。どうも訓練に集中できない…。」
「いや!亡くなったお前のおばあちゃんも、お前が訓練をしっかりして、国を守ってくれることが、1番望んでいると思うぞ。
しっかりしろよ!」
おぉぉ…。ちょっと泣けてきた…。
「今日の夜も行くか?」
「当たり前だよなぁ?」
「やっぱ、場所は月の洞窟か?」
「当たり前だ!てか、お前、そのことあんま大声で言うなよ?
誰かが聞いていたらどうする?!」
「なわけねぇだろ?この兵舎は最近王様のはからいで、魔法がかからないように強力な魔法をかけてるんだ。
そう簡単には魔法をこの中で発動するのは無理だよ。」
「それもそうだな。」
「あとそれから、俺、方向音痴だから一緒に行こうぜ!」
「まぁ別にいいが…。誰かついてこないかしっかり隠密つけてから行動しろよ?」
「勿論だ。」
「じゃあ、広場の北のベンチ前集合だ!」
「了解!」
…。うん。いい話を聞いた。これはさっそく行かなければ!
ーーーーー
ミアside
「うーん。ここがしゅんさんにはいいレベル上げスポットって聞いたけど…。」
周りには、森が広がっているだけ。
生物という生物が今日は全くいない。
気味が悪い。
「よぉ〜し!索敵!」
ミアは索敵スキルを発動させた。
目を瞑ると、頭の中にある森の地図に少しずつ形が映し出されていく。
「んん?この形は…。少なくとも人だなぁ。近づいてみよう。」
ミアはそう思い、目を開けた。
そこには。
黒いコートを身につけたピエロマスクの男?。
足が震えて動けない。
そしてその男はゆっくりと喋った。
「フッ…。とりあえずだな…。深く眠れ。」
「な、なにを…!」
バタッ。
「さてさて、あの男を動かすいい餌を手に入れたぜ。フハハハハハハ!!!!」
コメント
山神 旬字
ナナシ様、コメントありがとうございます!
たしかに目の前で戻っても良かったのですが、勢い余ってミアに殺されると思ったので逃げました笑