詩を 詠む 夜に

ツ白マ ユウコ

山へ行く

折角行くのでしょう
山へ 山へ 山へ行く
わざわざ行くのでしょう
そこには人なんていらないし
もちろん言葉などいらない

どうして?
ありふれているものを持っていこうとするの あぁ
草原に寝ていたい それ だけ
自然を宇宙を感じていたいのに
ほら、要らないものばかり持っていく
どうして?


折角行くのでしょう
山へ 山へ 山へ行く
わざわざ行くのでしょう
そこにはモノなんていらないし
もちろん気遣いもいらない ただ ただ

どうして?
わたしたちはいつでも自然の秩序を乱すばかりで さぁ
フリしかできていない 守る フリ
自然を宇宙を感じていたいのに
要らないものばかり増えていく
どうして?


こうしてわたしたちは朝焼けを掴むの
掴んだふり するの
死んだふり するの
書いたふり するの
空想のふり するの
頭良いふり するの
するの
するの
するの
どうして?

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