詩を 詠む 夜に

ツ白マ ユウコ

言葉について

充電が19パーセント
ここにはペンも紙もなにもない白いハコ
ただあるのはこの脳と指そして文明機器
仕方ないな 使うしかないな
利便性はイマジネーションを衰えさせる
でも今はすこしだけ君に甘えてみよう

ブルーライトに身を乗せて
ナプキン紙に踊らされて
音に乗せればキャッチーで
聴覚視覚 全てに感覚を
聴覚視覚 全てに 空気が
言葉という絵が纏わりつく
ガムのようにへばりついて取れない

それはこの胸に通るひとつの骨
わたしは言葉でしか動けない
悔しくはない 寂しくもない
言葉がなければ ヒトを刺せないから
これは誇り高きことだと
きっとそう信じている
世界が消えても 言葉だけが残る
きっとそうであってほしい
それだけが救いだ 幻ではない
化石であっても それは変わらない
素粒子であろうとも

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