詩を 詠む 夜に

ツ白マ ユウコ

浮遊神話

死んだらどうなるか
たましいがふわふわふわふわ浮かんで
そしてどうなるかな
この空気を飛んでいるかな
そしてその空気を吸ってはいて
もしかしたらその
死んだだれかのたましいは
自分の中にはいって 知らない間に
自分の一部になっているかもしれない

空気をつかむ仕草をしてみた
もちろんそれは空気で
もしたましいがあっても
細かい細かい素粒子だから
わからなかった

けれど有るのかもしれない
そこらじゅうにたくさんのひとのたましいが

あったら寂しくない
そうであったらいいのに

浮遊神話
ひとびとの浮遊神話

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