詩を 詠む 夜に

ツ白マ ユウコ

四本の足と夜の海

ひとつの みっつの手が そこにはある
静けさと ガラスの心とその眼 鉄の骨で
四本の足と夜の海
夜と朝 そこにあるものに耳を傾けろ

死にたい季節に夜は降る 星は降る
電球とトカレフ 使う義理はなくて
この海に伝う波紋とともに代わりのパトスが揺らいだ

そのみっつの手は日が暮れようとも離しはしなかった
みっつがひとつになっていた
総てがひとつになっていた

「詩を 詠む 夜に」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「詩」の人気作品

コメント

コメントを書く