詩を 詠む 夜に

ツ白マ ユウコ

きみのこと

やさしくないときがある
ひとりのときがある
あたまをなでかえしてもくれず
まわりすらみれないときがある

そういうときに限って

やさしくする
ふたりでいる
やさしくなでる はだをよせる
まわりがみれている ふりをしている

そんなときは
こころが どこかとおくへいるとき
とてもとおくて だからわたしもひとり
だからこわい きみのとおくになれればいいのにと

いつもそう いまもそう
わたしはなにもいわず
なにもはなさず
ただ
ただ
ただ
ただ
きみのはなしをきいている
わたしはまわりのことをいう
そして隅で泣く

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