詩を 詠む 夜に

ツ白マ ユウコ

微睡みの世界

わたしは暖かい布団の中にただひっそりと佇む
ここ何年か動いていない
泣いたり、笑ったりもあまりしない
たばこの煙の中に沈んでるみたいな生活
病気をしているわけでもないのに
君はどうして、と思ったね

ただ単に、起きれないのだ
その深い深い溝に入っていて

でも今、この瞬間きっと目覚める
あなたの心が、体温が、声が、息を吸うたびに
鼓動が、瞳や柔らかな髪が、息を吸うたびに
この心臓が静かに息を吹き返すんだ

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