異世界王政〜Four piece stories〜
レッド組の絆
スピア「それ…主を助けるのと関係なくないか?」
フランチェスカ「それがそういうわけじゃないんだよね。」
スピア「はあ?」
フランチェスカ「ヴァンパイア王の血を姫ちゃんが飲めばヴァンパイア化は収まるかもしれない。」
フランチェスカ「姫ちゃんは完全なヴァンパイアにはならないで済むってね。」
スピア「それは主は知ってるのか?」
フランチェスカ「知ってるどころかこの本が破れていたり塗りつぶされていたりしたのは案外姫ちゃんだったりしてーーー」
スピア「そんなわけない!」
フランチェスカ「ホワッチャウ!!」
スピア「あの方は物を大切にして下さる!だからそんなわけない!」
フランチェスカ「んもー!スピアがいきなり大声出すから変な声出ちゃったじゃない!」
スピア「すまん…」
フランチェスカ「私も姫ちゃんがそんなことする子だなんて思ってないよ。」
スピア「そうだよな。」
アリスティル「んーー…スピアにフランチェスカ?こんな時間まで起きてたの?あとフランチェスカ!姫ちゃんって呼ぶな!」
フランチェスカ「ぶふっ…あはははは!」
スピア「……フフ。」
アリスティル「…何?私だけ除け者?」
フランチェスカ「いやー…姫ちゃんは姫ちゃんだね!」
アリスティル「何それ。意味わかんない。あと姫ちゃんって呼ぶな!」
フランチェスカ「姫ちゃんがいつも通りで安心したよ!姫ちゃんが大怪我してとっても焦ったんだから!」
アリスティル「ごめん……」
フランチェスカ「だからさっ、何があったのか私達に話してよ。姫ちゃん1人で抱え込むより皆で考えた方がいいからね!」
スピア「同じく同意。」
アリスティル「スピア…フランチェスカ…ありがとう。」
アリスティル「じゃあ…」
スピア「そんなことが…」
アリスティル「うん…」
フランチェスカ「じゃあそいつをぶっ倒せば姫ちゃんは解放されるんだね…ヴァンパイアの呪いから。」
アリスティル「それがそうでも無い。」
アリスティル「アイツは生贄を欲している。だから生贄を捧げて気が取られているうちに叩くしかないの。」
スピア「じゃあ…生贄は?」
アリスティル「生贄の条件はね、アイツの希望によって変わるの。」
アリスティル「今回の生贄の条件は…」
アリスティル「はるか遠くの国から来た者。黄色がかった肌に黒い髪。黒い瞳を持つ者…らしい。」
フランチェスカ「それがそういうわけじゃないんだよね。」
スピア「はあ?」
フランチェスカ「ヴァンパイア王の血を姫ちゃんが飲めばヴァンパイア化は収まるかもしれない。」
フランチェスカ「姫ちゃんは完全なヴァンパイアにはならないで済むってね。」
スピア「それは主は知ってるのか?」
フランチェスカ「知ってるどころかこの本が破れていたり塗りつぶされていたりしたのは案外姫ちゃんだったりしてーーー」
スピア「そんなわけない!」
フランチェスカ「ホワッチャウ!!」
スピア「あの方は物を大切にして下さる!だからそんなわけない!」
フランチェスカ「んもー!スピアがいきなり大声出すから変な声出ちゃったじゃない!」
スピア「すまん…」
フランチェスカ「私も姫ちゃんがそんなことする子だなんて思ってないよ。」
スピア「そうだよな。」
アリスティル「んーー…スピアにフランチェスカ?こんな時間まで起きてたの?あとフランチェスカ!姫ちゃんって呼ぶな!」
フランチェスカ「ぶふっ…あはははは!」
スピア「……フフ。」
アリスティル「…何?私だけ除け者?」
フランチェスカ「いやー…姫ちゃんは姫ちゃんだね!」
アリスティル「何それ。意味わかんない。あと姫ちゃんって呼ぶな!」
フランチェスカ「姫ちゃんがいつも通りで安心したよ!姫ちゃんが大怪我してとっても焦ったんだから!」
アリスティル「ごめん……」
フランチェスカ「だからさっ、何があったのか私達に話してよ。姫ちゃん1人で抱え込むより皆で考えた方がいいからね!」
スピア「同じく同意。」
アリスティル「スピア…フランチェスカ…ありがとう。」
アリスティル「じゃあ…」
スピア「そんなことが…」
アリスティル「うん…」
フランチェスカ「じゃあそいつをぶっ倒せば姫ちゃんは解放されるんだね…ヴァンパイアの呪いから。」
アリスティル「それがそうでも無い。」
アリスティル「アイツは生贄を欲している。だから生贄を捧げて気が取られているうちに叩くしかないの。」
スピア「じゃあ…生贄は?」
アリスティル「生贄の条件はね、アイツの希望によって変わるの。」
アリスティル「今回の生贄の条件は…」
アリスティル「はるか遠くの国から来た者。黄色がかった肌に黒い髪。黒い瞳を持つ者…らしい。」
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