異世界王政〜Four piece stories〜
夢の中で始まる恋?
俺は新島暁人。高校二年生、the普通と言えるくらい平凡高校生だ。
こんな事を自分で言っていて、とても悲しいのだが現実だ。否定出来ない。
そんな俺が夢を見た。ただの夢ではない。いつもはあまり夢なんてものをみないのに…、どうして?
夢での内容はとても不思議だった。
俺よりも1・2歳年下の女の子が泣いているのだ。
っ!?違う!俺が泣かせたんじゃないぞ!
俺は気になって声をかけた。例え変な事を言われたとしても所詮夢だ。夢なら堂々と振る舞える。
「どうしたのですか?」
俺がそう聞くと少女は驚き、顔をあげる。
「…!」
初めて見る彼女は、非の打ち所のないほどとても美しい顔立ちだった。声をかけるやいなや、俺は彼女の顔に見とれてしまっていた。
(…彼氏とか、いるのかな?)
要するに俺は夢で出会った少女に一目惚れしてしまったのだ。
「…あの」
思わず黙り込んでしまった俺に向かって彼女は俺に声をかける。
「あなた…名前はなんと仰るのですか?」
少女の第一声に胸が踊り、喜び混じりの声で俺は答える。
「は、はい!俺は新島暁人と言います!」
「へぇー…珍しいお名前なのですね。」
珍しい?そうとは思えないけど。
「暁人さん、大変恐縮なのですが助けてくれませんか?」
「へ?何をですか?」
「……を助けて下さい。お願いします!」
俺は彼女が何を助けて欲しいのかを聞き取ることが出来なかった。だけど、俺は困っている人を放っておくことが出来ない。それに一目惚れした相手だ。断る理由なんてなかった。
「はい、もちろん!喜んで!」
気がつけばそう答えていた。今思えばこの選択肢があっていたのか分からない。真実はどうであれ、何も変わらない。
「…ありがとう。」
彼女はとても素敵な笑顔を浮かべて俺に笑いかけてくれた。
彼女の笑顔に心を奪われていると不意に彼女が俺の手を握ってきた。
「暁人さんが助けてくれるって言ってくれて嬉しい!これから私のお城にご招待致します。招待状は渡しておきますので、準備が整ってからでいいので訪ねてくださいね。詳しい詳細をお話しますから!」
そう言って、彼女は一通の封筒を俺に手渡してきた。
「この封筒の中の招待状をお城の従者に渡してください。一応お城の名前を教えておきますが『レッドキャッスル』ですよ。分からなければ、誰かに聞いてみたりしてください。では、お待ちしていますよ、暁人さん…。」
そう言って彼女は一瞬で俺の前から消えた。そんな不思議な夢から目覚めると、俺は見慣れない場所に立っていた。
「ーーー!?」
パジャマ姿である俺を通行人達は奇っ怪な物を見るような目でまじまじと見つめてくる。
今回、初めての投稿です!
初めまして、「桜井ギル」と申します。
この物語は一年くらい前から考えていたのですが、どうしても話がまとまらず、一年という歳月が経ってしまっていたのです…
そんな根暗な諸事情は置いておいて、この作品の紹介を少しさせていただきます!
この作品の主人公、新島暁人が夢から覚めると別世界の国に飛ばされていた物語となります。
国の名前は3話以降に紹介させていただくことになります。…ネタバレになっちゃいますからね。
少しギャグ要素もありますが、お楽しみいただけると幸いですヽ(*´∀`)ノ
こんな事を自分で言っていて、とても悲しいのだが現実だ。否定出来ない。
そんな俺が夢を見た。ただの夢ではない。いつもはあまり夢なんてものをみないのに…、どうして?
夢での内容はとても不思議だった。
俺よりも1・2歳年下の女の子が泣いているのだ。
っ!?違う!俺が泣かせたんじゃないぞ!
俺は気になって声をかけた。例え変な事を言われたとしても所詮夢だ。夢なら堂々と振る舞える。
「どうしたのですか?」
俺がそう聞くと少女は驚き、顔をあげる。
「…!」
初めて見る彼女は、非の打ち所のないほどとても美しい顔立ちだった。声をかけるやいなや、俺は彼女の顔に見とれてしまっていた。
(…彼氏とか、いるのかな?)
要するに俺は夢で出会った少女に一目惚れしてしまったのだ。
「…あの」
思わず黙り込んでしまった俺に向かって彼女は俺に声をかける。
「あなた…名前はなんと仰るのですか?」
少女の第一声に胸が踊り、喜び混じりの声で俺は答える。
「は、はい!俺は新島暁人と言います!」
「へぇー…珍しいお名前なのですね。」
珍しい?そうとは思えないけど。
「暁人さん、大変恐縮なのですが助けてくれませんか?」
「へ?何をですか?」
「……を助けて下さい。お願いします!」
俺は彼女が何を助けて欲しいのかを聞き取ることが出来なかった。だけど、俺は困っている人を放っておくことが出来ない。それに一目惚れした相手だ。断る理由なんてなかった。
「はい、もちろん!喜んで!」
気がつけばそう答えていた。今思えばこの選択肢があっていたのか分からない。真実はどうであれ、何も変わらない。
「…ありがとう。」
彼女はとても素敵な笑顔を浮かべて俺に笑いかけてくれた。
彼女の笑顔に心を奪われていると不意に彼女が俺の手を握ってきた。
「暁人さんが助けてくれるって言ってくれて嬉しい!これから私のお城にご招待致します。招待状は渡しておきますので、準備が整ってからでいいので訪ねてくださいね。詳しい詳細をお話しますから!」
そう言って、彼女は一通の封筒を俺に手渡してきた。
「この封筒の中の招待状をお城の従者に渡してください。一応お城の名前を教えておきますが『レッドキャッスル』ですよ。分からなければ、誰かに聞いてみたりしてください。では、お待ちしていますよ、暁人さん…。」
そう言って彼女は一瞬で俺の前から消えた。そんな不思議な夢から目覚めると、俺は見慣れない場所に立っていた。
「ーーー!?」
パジャマ姿である俺を通行人達は奇っ怪な物を見るような目でまじまじと見つめてくる。
今回、初めての投稿です!
初めまして、「桜井ギル」と申します。
この物語は一年くらい前から考えていたのですが、どうしても話がまとまらず、一年という歳月が経ってしまっていたのです…
そんな根暗な諸事情は置いておいて、この作品の紹介を少しさせていただきます!
この作品の主人公、新島暁人が夢から覚めると別世界の国に飛ばされていた物語となります。
国の名前は3話以降に紹介させていただくことになります。…ネタバレになっちゃいますからね。
少しギャグ要素もありますが、お楽しみいただけると幸いですヽ(*´∀`)ノ
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