作者ネタ切れにより「俺、幼なじみ(男の娘)と同棲します」は思いついた日常を季節関係なく書きます

煮干

4月5日

 どうも皆さん。いきなりですが作者です。

今回私がでてきたのには理由があります。それはですね、この物語の今週がやっと終わるからです。皆さんは当然驚きますよね。だって、一度も曜日に触れていないんですから……。

まあ、兎にも角にも金曜日。休日は忘れかけていたであろうツインテールの美樹が登場です。あ、後ですね、一話から作り直そうと思います。今度は私の大好きな男の娘を詰めて、なおかつ私が登場します。主に冒頭が多いですが……。ちなみに発言は《》で表記します。

前書きはこれくらいにして、本編を始めます。長々と失礼しました。では、どうぞ!






放課後の学校、残る生徒はわずか数人。明希、大樹、横島、竜岡、本部の五人だ。


 《新キャラ追加!》


 作者権力で二人追加された。ネタ切れによって増やされるキャラ。だんだんと増え、古きキャラは忘却の彼方へ……。


 《しないからね。ちなみに今回は男の娘と男だよ》


 あ、もしかしてそういうペアを増やしていくの? 


 《違うよ。今回だけ》


 信用に値しない……。とりあえず話を戻そう。




 五人は振り向く。そこにはふくよかな体型で、ニコニコしている男がいた。その男の後ろには男の娘が隠れていて、一瞬だが、顔をのぞかせた。顔には幼さが残り、黒髪でつり上がった目が特徴的な男の娘だ。


「おーきたきた。紹介するよ、俺と同中のヤツらだ。デカいのが井上福家(いのかみふくや)で、後ろにいるのが中野幸(なかのゆき)だ」


 横島は立ち上がると、二人を紹介する。福家はペコペコと頭を下げるが、男の娘のほうは後ろに隠れて出てこない。


「ほら、幸もお辞儀して」


 福家に言われ、幸は後ろから顔をのぞかせる。


「よ、よろしくお願いします……」


 最後の方が消えそうになるほど小さい声。それだけ言うと、また福家の後ろに隠れてしまった。


「とりあえず、二人の席はここな」


 横島は福家と幸をイスに案内し、自身もイスに座った。福家はイスに座るも、幸は後ろから出てこない。すると、福家は幸のイスを極端に引き寄せた。


「これでもダメかな?」


 そう言われると、幸はしぶしぶイスに座る。すると、そんな幸を褒めるかのように、福家は幸の頭を優しく撫でた。幸は猫のように喉を鳴らして微笑んだ。


「んじゃ、人もそろったし始めようぜ!」


 横島の合図とともに王様ゲームは始まった。


 一人ずつ、封筒に入っている紙を取り出す。皆が取り出し、手に紙を握りしめる。


「いくぞ、いっせーのーで!」


 横島の合図と同時に紙が開かれる。皆が皆、人の顔をうかがい王様を探し始める。その時、竜岡が拳を高く突き上げた。


「三番……脱げ!」


 下卑た笑みをうかべ、竜岡は王様と書かれた紙を投げつけた。


「わかった……」


 大樹は立ち上がり、ワイシャツを脱ぎ始めた。少しずつだが大樹の裸体が晒されていく。その光景を明希はくいつくように見る。


 完全に脱ぐと、そこには普段の大樹のイメージを覆すものがある。筋肉だ。ほんのりと割れたシックスパックがそこにはあった。言うなれば細マッチョ。日頃の鍛錬の成果が顕著に現れている。


「これでいいか?」


 大樹がキリッとした目で竜岡を見すえる。竜岡は、予想とは違う姿に困惑を隠せないでいた。


「お、おう……」


 言葉に詰まりながら、竜岡はそれだけを言った。


「じゃあ続きしよっか」


 明希に言われて、紙を封筒に戻す。


 二度目、今度の王様は明希だ。


「六番がみんなに日課を言う!」


「あ……」


 皆が一斉に幸を見る。福家は幸の紙をのぞき込んで確認する。そして、首を縦にふった。


 幸は顔を赤らめてモジモジしながら、ゆっくりと口を開いた。


「ぎゅ、牛乳を飲む……」


 言い終わると同時に幸はうつむいた。心なしか、湯気がのぼっているように見える。


「へ、へえ……」


 案外普通の回答に、一同は言葉を失う。盛り上がりに欠けた時、横島が手を二回たたいた。


「次!」


 三回目の王様は大樹になった。


「さーてさて、じゃあ四番、二番とキスしろ」


「あ……僕だ」


 明希は手をあげる。紙には四番と書かれていた。


「じゃあ二番は?」


 その時、幸が手をあげた。瞬間、辺りは気まずい雰囲気になる。明希が大樹に目配せするも、大樹はそっぽを向く。明希は大きなため息をついて、幸の目を真っ直ぐに見つめた。


「幸君、嫌じゃないかな?」


「だ、大丈夫。ルールは絶対だから……」


 幸は恥ずかしさに耐えながら、身を乗り出して唇を突きだす。足は小刻みに震えていた。すると、明希は突きだした唇を指で軽く触れた。そして、その指を自分の唇につける。


「はい、間接キス。一応キスであることは変わりないよね」


 明希が得意気にウインクをすると、拍手が沸き起こる。


 幸は脱力し、ふらつく足取りでイスに座った。


 四回目の王様は大樹になった。


「んじゃあ三番、彼女がもしできたら、してもらいたいことを言う」


「お、俺か」


 本部は眼鏡を上げ、大きく息を吸う。


「俺は彼女ができたらしてもらいたいことが山ほどある。その中で選りすぐりの二つを言おう……」


 そこから本部は語り出した。十五分にも及ぶ夢物語は終わり、本部はどこか満足そうだ。


「次だ!」


 横島が拳を突き上げた瞬間、教室の扉が開いた。そこには、オールバックでサングラスをかけたいかつい男がいた。この姿、服装は間違いない。優しさと厳しさを兼ね備えた鬼頭先生だ。一瞬にして、教室に緊張の糸が張り詰める。


「はよ帰らんか!」


 先生の怒声が響き、全員肩をすくめる。


「な、なら先生が王様ゲームで王様ひいたら帰りますよ……」


 続けたいがために、横島は震える声でそう伝える。すると、先生の眉頭がピクリと動いた。
「王様も何も、ここでは教師が絶対だ。もし残ると言うなら……教務室でやるか?」


 鬼頭先生は指の骨をならす。まるで、これから喧嘩でもすると言わんばかりの凄みがある。さすがに横島も心折れたのか、帰るという選択を選んだ。



 帰り道、無言で歩く七人。その沈黙を福家が破った。


「今日は誘ってくれてありがとう。幸は楽しかった?」


 福家と手を繋いでいた幸は、小さく首を縦にふった。


「よ、よかったらまた遊びたい……」


 幸はそう言うと、照れくさそうに笑った。


 《天使の微笑みは俺を癒す!》


 はいはい、作者が出る幕ではないですよ。大人しく消えてください。 


 《待ってよ、最後にこれだけ言わせて》


 何を言うの?


 《読んで下さり、ありがとうございます!》


 おー、まともだ。じゃあ地の文さんから一言。作者は本当に男の娘が好きです。なので、一話から妄想を詰め込もうとのこと。だから直すそうです。


 《一言じゃないやん》


 お前が一話から頑張っていたら良かったことだからな?


 《我、沈黙を通す》


 とりあえず、くだらない茶番にお付き合いしていただき、ありがとうございました!


 次回はもっと面白くなるので期待してください!


 《えっと……次回も同じくらいに頑張ります。更新も……なるべく頑張ります》

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