作者ネタ切れにより「俺、幼なじみ(男の娘)と同棲します」は思いついた日常を季節関係なく書きます
4月1日 (4)
学校が終わりを告げるその瞬間、各々の青春満喫タイムが始まる。デートをするリア充、部活に汗を流してライバルと研磨する者、そして...…何もない俺たちのような者...…。
「大樹君!良かったら帰りに買い物に行こ?」
勝った……。
「およよ?デートですか?」
「ふん...…想像に任せる…...だかな、お前らとは違い俺には予定が...…」
「横島!カラオケ行こうぜ!」
「悪いな、俺と竜岡にも予定があるんだ…...」
いや、考えろ。俺はむさ苦しい男とは違い、女と勘違いしてしまうほどの魔性の男だ。つまり勝ちだ!
「残念だなぁ!俺の方が高嶺の花だ!」
「あいつ何言ってるんだ?」
「関わらないが吉だよ。行こうぜ竜岡。」
「えっと......白滝買ったし、じゃがいも買った。後はないから......大樹君、寄り道しない?」
明希にしては珍しいな。
「いいけどどこ行く?そことかどうだ?」
「大樹が行きたいな......バカバカバカ!」
明希は突然赤面する。無理もない、俺が指したのはホテルだ。それも愛を育む場所の。
「ほ、本屋!本屋にしよ!」
すぐさま明希は近くの本屋を指差して強引に俺の腕を引っ張る。
「なんかカップルみたいだな」
次の瞬間、明希の動きが停止する。
目の錯覚だろうか、明希の頭から湯気が立っているような……。
「な、何言ってるの?友達だよ…...」
あ、もしかして朝のことを気にしてるのか。
「えー、婚約者のつもり…...」
これ以上は言えば命の保証はないと明希の顔が訴えかけてくる。笑顔なのに溢れる殺意、恐るべし...…。
「ええ、友達ですよ」
だが、笑顔は崩れない。殺意だけは消えた…...気がする……。
「大樹君!良かったら帰りに買い物に行こ?」
勝った……。
「およよ?デートですか?」
「ふん...…想像に任せる…...だかな、お前らとは違い俺には予定が...…」
「横島!カラオケ行こうぜ!」
「悪いな、俺と竜岡にも予定があるんだ…...」
いや、考えろ。俺はむさ苦しい男とは違い、女と勘違いしてしまうほどの魔性の男だ。つまり勝ちだ!
「残念だなぁ!俺の方が高嶺の花だ!」
「あいつ何言ってるんだ?」
「関わらないが吉だよ。行こうぜ竜岡。」
「えっと......白滝買ったし、じゃがいも買った。後はないから......大樹君、寄り道しない?」
明希にしては珍しいな。
「いいけどどこ行く?そことかどうだ?」
「大樹が行きたいな......バカバカバカ!」
明希は突然赤面する。無理もない、俺が指したのはホテルだ。それも愛を育む場所の。
「ほ、本屋!本屋にしよ!」
すぐさま明希は近くの本屋を指差して強引に俺の腕を引っ張る。
「なんかカップルみたいだな」
次の瞬間、明希の動きが停止する。
目の錯覚だろうか、明希の頭から湯気が立っているような……。
「な、何言ってるの?友達だよ…...」
あ、もしかして朝のことを気にしてるのか。
「えー、婚約者のつもり…...」
これ以上は言えば命の保証はないと明希の顔が訴えかけてくる。笑顔なのに溢れる殺意、恐るべし...…。
「ええ、友達ですよ」
だが、笑顔は崩れない。殺意だけは消えた…...気がする……。
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