アチオ伝説

ふみゅうひぅ

第67話

ロボット「………………」


協力ロボットに残された四肢は右腕だけだった


フルンジャヨ「さっきから何が起きているんじゃ……」

ロボット「…………先に行ってください」

ティラミス「四肢がほぼないあなたを置いていけと?」

ロボット「行ってください」

ロボット「………………必ず倒しますから」

コチル「………………行こう」








?「あらら、行っちゃった……まあいいか、これから消えゆくお前の最後の頼みとして止めないであげよう」

ロボット「…………あなたには唯一消滅させられない物質がありますね?」

?「…………気づいたか」

ロボット「いえ……「無いと辻褄が合わない」んです」

ロボット「貴方や私がここで争う理由……表裏大戦」

ロボット「それはラグナロクという有害物質の廃棄先を押し付ける戦争です」

ロボット「…………消滅させれば押し返されるリスクもないのに」

?「………………世の中ってのはそう都合よく作られてねぇのな……」






?「……で、それがどうしたんだい?」

ロボット「……貴方を倒す可能性はそこにあります」


注射器を取り出す


ロボット「……何かに使えるかとあの研究所から持ってきていましたが……こんな形で…………」

ロボット「……皆さん、ありがとうございました」

?「お前…………」



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