アチオ伝説

ふみゅうひぅ

第60話

バニラ「はあ……はあ……あはは……」

ゴピン「……はぁはぁ……、なるほどな……こいつは難敵登場だな……だが」


ガスマスクを装着する


ゴピン「「俺の」勝ちだ」


バキュンッ

プシューッ


バニラ「そ、それ…は……ごほっ」

にちは「ご、ゴピン……!?ごほっごほっ……」


その場にいた者は次々に倒れていく






全員「……………………」

ゴピン「……悪く思わないでくれ」














コチル「はあ……はあ……シハイガミ……もうすぐだ……」

ゴピン「コチル」

コチル「ゴピン…!よかった、生きてたんだね!」

ゴピン「ああ」

コチル「……他のみんなは……?」

ゴピン「……死んだよ」

コチル「……!」

コチル「そんな……」

ゴピン「…………悲しいか?」

コチル「……当たり前だろ……」

ゴピン「戦意喪失か?」

コチル「…………いいや、あいつらの為にも……俺は……」

ゴピン「そうか……なら……」


カチャ

銃口を向ける


ゴピン「まだひと仕事残っているな」

コチル「……え?」


?「でかしたぞ、ゴピン」

ゴピン「シハイガミさん、これでいいんだろ、あとはこいつだけだ」

コチル「何を……言っているの……?」

ゴピン「まだ分からねぇのか?ようはお前達の負けなんだよ」

コチル「嘘……だ……嘘だよね……」

ゴピン「嘘じゃねぇよ」

コチル「まだ……まだ凛達が……!」

ゴピン「基地の場所も俺を通して筒抜けなんだよ」

ゴピン「…………な、シハイガミさん」

シハイガミ「ああ、兵を送らせてもらったよ」

コチル「…………」

ゴピン「カオスやフルンジャヨ……あいつら囮チームももう終わりだ、兵士どもの装備に爆薬を積んでおいた」

ゴピン「聞かせてやるよ」


起爆装置を取り出し、押す


バァァァァンッ


ゴピン「ほらほら、聞こえた」

シハイガミ「んー、実にいい音色だ」

コチル「う……」

コチル「うあああああああああああああああああああああああああああああ!!!」


ゴピンは発狂するコチルを無視しシハイガミの元へ歩き出す

ゴピン「誰だって勝算がある方に着くだろ?」

ゴピン「それとも、自分たちが神より優れているとでも…?」


シハイガミの隣に立ち、嘲笑う


カチャ


ゴピン「……んじゃ、さようなら」

バンッ



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