アチオ伝説

ふみゅうひぅ

第56話

サッ

左から2番目の男「何だ……この程度か……避けてばかりで何も出来ないじゃないか、さてはアチオじゃないね?」

ゴピン「…………おい」

左から2番目の男「ん?」

ゴピン「名前、教えろよ」

左から2番目の男「失礼だな、人に名前を聞く時は自分から…」

ゴピン「俺にじゃねぇよ、皆にだよ、困ってんだろ、今のままだと長すぎて」

左から2番目の男「……なんの事だかさっぱりだけど……まあいいや」

左から2番目の男「僕の名前はバニラ」

バニラ「じゃあ皆も自己紹介しよっか」

右の女「私はストロベリー」

右から2番目の男「……チョコ」

左の男「ティ……」


ゴピン「……ゴピンだ」

にちは「にちは、よろしく」

オート「オートだよ」

ムギュ「ムギュです」


バニラ「君たちにとっては突然かもしれないけど……」

バニラ「これはずっとずっと……続いてきた戦争なんだ」

ゴピン「……突然なんてもう今更って感じだな」

ゴピン「だが……刀使いか」

ゴピン「……やってみるしかないか」


息を大きく吸う


ゴピン「オリアソードッ!」


ゴピンの手に光の剣が現れる


ムギュ「あれは……!アチオの技の1つ……!?」

ゴピン「よくよく考えてみればモレチャヘにも出来たんだ、使えるか使えないかに血筋は関係ないようだ」

バニラ「……そんな覚えたてのアチオで戦おうっていうの?殺しちゃうよ?」

ゴピン「おう、こいよ」



ギィィンッ



バニラ「ば、馬鹿な…っ!?なんで……こいつ……!?」

バニラ「(こんなに狂気に満ちた目をしているんだ!?)」



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