命の物語

ふみゅうひぅ

第49話 ゼロ編

……

ツー「あと少しだ!」

ツー「(っ………敵の数がハンパねぇ…)」

猫丸「……おい、あれを見ろ!」

少年「…!…巨大死神……!」

シックス「まずい……一体でもあんなに命がけだったのに……」

フォー「あんなに………大勢……!」

スリー「……地獄絵図だな……」

ツー「……っくそっ!皆、出来るだけ近寄るな、交戦を控えろ!!」



少年「………」

無理だ……あんなに大勢………

まだ来た道にはいない……

……いや、逃げるわけにはいかない

ここで逃げたところで、もう勝ち目はない………!

だったら、可能性にかける……!

少年「犬丸!やれそうか!?」

犬丸「勿論じゃ!」

猫丸「我らも負けてらんないのうー」

ツー「そうだな……!」



ツー「あいつだけ、あいつ1体だけだ!その道を突っ切るぞ!!」

少年「うん…!」

少年・ツー「うおおおおおおおおっ!」

にゃおおおおん!
わおおおおおん!

ツー「殺せてはいない…だが追って来れないだろう!行くぞ!!」



あと少しだ、あと少し


フォー「……!!」

シックス「そ、そんな!!」

ファイブ「他の巨大死神が追ってきますぞ!!」


まずい……
あんな数、相手に出来るわけ……!


ヒュンッ

何かが通る

その瞬間

ぶばあああああ…

死神どもが血を吹き出す


ツー「なっ………一撃で……!?」


?「……よく来てくれた、お疲れ様」




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