命の物語

ふみゅうひぅ

第37話 封印サレタ刀編

少年「ただいまー」

少女「あ!ワン!心配したんだから…!」

フォー「……あんた、何それ」

急にツーが立ち上がる

ツー「お前……!」

少年「ど、どうしたの?」

ツー「どうしたのじゃねぇよ!喧嘩売ってんのか!」

フォー「ど、どうしたの!?」

ツー「その刀……忘れもしねぇ……いいや、忘れられねぇ……!」

猫丸「落ち着けバカ者!」

猫丸「……すまんのう……、小僧…。こやつがこうなるのも無理ないのじゃ……。こやつは……」

少年「……何が、あったんですか…」

刀が喋ること自体、驚いているが…

そんなのは通り過ぎた空気だ…

猫丸「こやつはな…そいつ「犬丸わんちゃんまる」に殺されたのだ」

少年「…!?!?」

犬丸「……そうか、お主があの時の……」

ツー「うるせぇ!……その声、その刀身で喋るんじゃねぇ!」


ファイブ「………ワンさん、少しよろしいでしょうか…」

少年「……?うん…」




ファイブ「……猫丸と犬丸……それは光と影の様な刀……」

少年「ど、どういうこと?」

ファイブ「あなたが今手にしている刀…、それが犬丸なのです…」

ファイブ「……そうだったのですね………あなたが………。父から少し聞いてましたが、これが………」




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