命の物語

ふみゅうひぅ

第30話

フォー「ただいまー」

ファイブ「おかえりなさい」

フォー「あれ?ツーは?」

ファイブ「過去を取り戻しに行きましたよ……」

フォー「ふーん、なんかよくわからないけど」

少女「過去……」

いったいどんな血塗られた刀を持ってくるのだろうか……
そもそも見つかるだろうか……

シックス「……!!皆!大変!」

少女「どうしたの!?」

シックス「今メールが届いて、ワンとスリーが苦戦してるって……!」

そんな……!

フォー「あいつらが苦戦って……!?ありえないでしょ…!」

ファイブ「……ツーさんがいない今、かなりのピンチですね……」

私は急いで外に出た

シックス「あ、待って!…私達も追おう!」

ファイブ「私も行きましょうか」

フォー「いや、何があるかわからないからここにいて」

ファイブ「かしこまりました……(ツーさん、急いでください…!)」

早くみつけようと走る
…しかし、そうする必要もなかった

私達の拠点のビルぐらいのサイズで、四足歩行の死神がいた

スリー「……!セブン!」

少女「スリー!ワンは?」

スリー「ああ、彼なら今あいつを引き付けてる…」

スリー「あいつの狙いは多分、僕らの拠点をビルごと破壊することだ…!だからここから離さなければいけない!」

少女「そ、そんな……」

ビルが破壊されたら…あの空間はどうなるかは知らないけど、少なくとも出入りが出来なくなる…!

スリー「ツーは?あいつなら…!」

少女「……それが…ツーは……」

少女「刀を探しに行ったの…」

その一言を聞いた瞬間、彼の顔色が変わった

スリー「……そうかよ」


スリー「……だったら可能性はある…!あいつに刀を持たせたらまさに鬼に金棒だ……!」

スリー「あいつが戻ってくるまで……凌ぐぞ!!」





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