異世界で最弱の職についた僕は、最強を目指しました。

蒼衣 青葉

5✤新メンバーと特訓。

こんにちは。
最近、この作品を色々な方に読んでいただいてるようで。光栄です(ぺこり

もっとファンが増えるよう主人公ともども成長していきたいです。
応援よろしくお願いします。
☆←待ってます。(。-`ω´-)




「君は、誰かな」
ただ断ることもできないので、一応名前だけでも聞いてみることにした。
「すまない。申しおくれた、私の名前はステラだ。よろしく頼む。」
気品に満ち溢れた彼女は、ステラと名乗った。
「で、ステラさんはどうしてうちのPTパーティーに入りたいんですか。」と尋ねる俺に
「私は、とある目的があって冒険者をしてるが、その目的に1番近いのがここだったのだ」と
真面目な表情で答えた。
「その、目的とは。」
すると、ステラは
「魔神王の討伐。」と
力強い口調で言った。
「え、無理だろ」
そんなステラに向かって俺は、真顔で否定の言葉を言っていた。
ステラは、
「話を最後まで聞け。」と
言ってきたので俺は聞くことにした。
「魔神王討伐はもちろんだが今の状態では、勝ち目などない。」
「だが、えっと……君がいれば」
「あ、優汰です。はい。」
「優汰がいれば確実に勝てる」
彼女の嘘を言ってないと語るその目を俺は……不覚にも信じたくなってしまっていた。
だけど、自信が無い。自信が無いから俺はこんな事を言ってしまう。
「最下級に何ができるんだよ……」と
独り言のように呟いた言葉をステラは聞いていた。聞いていたからあえて言ったのだろう。
「強くなろうとしたのか」と

正直、胸を締め付けられるように痛かった。図星すぎて何も言い返せない……。
そんな、俺に
「私が強くしてやる、交換条件だ。」と
提案してきた。
「強くって、どうやって。」と
問いかけた俺にステラは
「特訓だ」と
一言、言って優しく微笑むのだった。

俺は、ステラの言葉を信じアイリスの居かも得るべく、家に帰った。
アイリスに色々と説明しPTに入ることを許可してもらった。(もちろん特訓の事は言っていない)
今日から、新メンバーのステラが加わった。

✤✤✤✤✤

「で、特訓って何するんだ」
ステラについてこいと言われ、何も聞かずについて行っている最中俺はステラに質問していた。
ステラは、
「私には、2つの職がある。バーサーカーとウィザード、これが私のジョブだ。」
そう、ステラは、二つの職を持っている。これは、とても珍しくW職ダブルジョブを持っているのはこの世界でまだ、3人しかいない。それ程貴重な存在なのだ。
「それは、アイリスがいた時に聞いたよ。」
「まぁ、聞け。」
「私は、ウィザードだが魔法は撃てない」
「というと?」
さらりと聞き返す俺にステラは、
「撃つのではなく、剣に宿すのだ。魔力を」
ん、宿す?  意味がわからず俺が、悩む動作に入ったと同時に
「ついたぞ」
目的の場所へと到着していた。

「ここは……。」
どこなんだと尋ねる前にステラが先に説明していた。
「ここは、古龍の遺跡。私の所有する0層から50層まであるダンジョンだ。」
え、ダンジョンを所有????
初めて聞いた、ダンジョンを所有と言う言葉に多少疑問を覚えながら俺は、説明を聞く。
「数日前に買い取ったのだ。まだ誰にも攻略されてはいない、そして私もしくは、私が許可した者しか入れないように。」
「今からこのダンジョンの0層で魔力の宿し方を教えた後、50層まで攻略してもらう。」
「目標は、6ヶ月だ。この期間内に最下層の古龍を倒し、ギルドにある、最難関クエストを1つクリアしてもらう。」そう告げたステラに俺は少し悩んで、こう答えた。
「やってやるっ!」と。
こうして、ステラとの秘密の特訓が開始した。

あれから、数時間がたった。
何回目かわからないほどこの短時間に叩き込まれたが、まだできていない。
「剣を構えろ。自分が1番自然体になれるように。」
ステラの指示に従い、実践する。
「次に、剣の持ち手から先端まで魔力が流れるように。」
わかる、不安定な物が剣を伝う感じが。何回もの失敗が繋がっていくイメージがある。
「その魔力を宥めるように、静かに」
ステラの声、安心する。心地いいとさえ思える。
「その魔力に自分の宿したい属性を何でもいい、流し込むように。」
俺は、火・水・風・光・氷の五属性の中から悩んだ結果、
「な、何をしている! それは……。」
全属性を流し込むように、剣に宿した。
「優汰!」
名前を呼ばれやっと気づいた、自分が魔力を宿すのを成功していることに。
「で、できた! ステラっできた! 」
しかしステラはそれどころではないらしい。
「優汰、それはもしかして……」
「あ、これですか。なんか、全部混ぜたくなって」と軽く笑う俺にステラは驚いていたが、直ぐに元に戻り、指示をする。
「で、ではその魔力をそこの壁に放ってみろ。」
言われた通りに剣を振るう。
しゅっと、空気を切るような音を微かに立て放った斬撃は、ダンジョンの壁に大きな切れ込みをいれた。
「す、凄い……。」
こぼした一言が、俺にとってはとても嬉しい言葉になったことをステラは知らない。





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