最初で最後の無法地帯

こむぎ子

妄信

その後塾に行き家に帰り、食事や風呂など一通りを済ませたあとベッドに横たわってようやく全身の力が抜けた。
(なんだろうあの異形)(怖)(うっそそんなファンタジーとかホラーとかだと思ってなかったんだけどこの世界)(首は良かった)(コスプレ?いや足はどうやって)(もし本当だとして、生贄用意するって言っちゃった〜〜〜!!!!!あ゛ぁ゛〜〜〜!!マジな方で死ぬーーーー!!!)
思考整理をしてやっと数時間前に自分がやらかしたことを思い出した私は、今日が金曜日だったことを理由に寝ることにした。

土曜日、学校が休みだったので朝早く図書館に行くと言い近くのコンビニでおにぎりと水を買い、またあの祠に寄ることにした。
本当は本当に行きたくはないのだが、仕方ない。生贄用意するって言っちゃったから。
怒ってたらどうしよう行った途端なんかあの足でめっちゃ喉とかかっ切られたらどうしようなどうだうだ考えているうちに、祠までの途中の地点の神社についたので、これでもかと神頼みをして行くことにした。
祠に行ったがイフさんの姿は見当たらなかった。正直物凄く安心した。…が、まだ油断は出来ないので祠に包を外したおにぎりを置き、椛の木には水をかけた。天然水だし大丈夫だと思った。付箋はあったので、「生贄 」と書いて祠のわきに落ちてあった石に貼り付けてさっさと去ることにした。
私は、怒られなきゃもうなんでもいいわ。というやや開き直った精神のままその場をそそくさと逃げることにした。

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