クラス転移で仲間外れ?僕だけ◯◯◯!
191話 大樹海準備
「さて、今回のクエスト内容は大樹海においての採集・魔物討伐等だ。それぞれのパーティーに一人我々が試験官として同行し、大樹海においての行動や、戦闘能力、観察力等を見させてもらう思う。」
結構本格的なクエストだな。
Dランクのランクアップクエストがゴブリンの群れの討伐だったから単純な戦闘力だけでクリア出来たが、試験官の口振りから予測するに今回のクエストは、索敵能力や状況判断能力・地理を生かした戦術・採集物に対する知識など、様々な事が試験結果に関係しそうだ。
「各パーティーは、今から大樹海に入る準備をしてきてくれ。」
「じゃあ!私はビルさんとヘンリーさんの所の試験官になるうさ!二人ならクエストクリア間違いないでしょうし、試験官も楽そうですピョン。」
「………おい!テッシィ!お前はそこの二人とは知り合いなんだろう?ばか正直なお前が知り合いだからって試験を甘くしたりするとは思わないが、要らない憶測が飛んでもいやだし、そっちのパーティーに行ってくれ。」
「えぇー……久しぶりにお二人と話したかったうさけど、仕方ないうさ。了解ピョン。」
結局、僕達のところはテッシィさん。ビルさんとヘンリーさんにはミリオンさん、最後の見た目荒くれ者の冒険者パーティーにはフイルミナさん。因みに荒くれ者パーティー(暫定呼び名)のリーダーはリオガンと言う名前の人物だ。
一旦パーティー毎に解散してそれぞれ大樹海探索の準備をしに出掛けていった。
「さて、僕らのパーティーは何がいるかな?」
「ヒールポーションや解毒ポーションもありますし、非常食は沢山ストックしていますからね………。特別今さら準備するものは無いような気もしますね。」
「まあ、採集と道案内なら私に任せなさい。少なくとも森にいる間は飢えて困る目には合わさないわ。」
僕らのパーティーには森のエキスパートの精霊がいて尚且つ経験豊富?な冒険者であるリリアもいる。
少なくとも食料で困る状況になるとは思えない。
かといって戦闘を補助するような道具も特別要らないしな。
「大樹海の探索は崖とか特別な道具がなければ通れないような所を通ったりするんですか?」
「うさ?………基本的には大樹海の表層を探索する予定うさ。だから特別な道具は要らないうさ。…………でも二泊三日の予定だから夜営道具は持ってきた方がいいうさよ?」
まじか、二泊三日なんて聞いてないんだけど。
「大樹海は危険度が高いエリアうさ。日帰りの予定でも予期せぬ事態によって大樹海から帰れなくなることもあり得るうさ。だから夜営道具は必須なのうさ。だから少し意地悪だけど隠してたうさ。多分ビルさんとヘンリーさんはその事を知ってるから夜営道具を準備してるだろううさけど、もう一つのパーティーの方は気付かないかもうさ。」
まぁ、達が悪い話ではあるが、突発的事態に陥った時にどんな対処をするかも判定の一部と言われると一概に否定する訳にもいかない。
本当なら夜営道具を持っていかずに夜に困って夜営道具の大切さを知るっていう教訓になってたってことかな。
「あれ?でもその事を私達に言って良かったのですか?言っちゃいけないことだったんですよね?」
エミリアさんがテッシィさんに質問する。
「もし聞かれれば答えても良いってことになってたうさ。分からないことは分かる人間に聞く、即ち情報収集、これも冒険者に大切なことうさからね。」
なるほど………。
とは言え、僕らは[アイテムボックス]に夜営道具もあるし、問題ないかな。
「あれ?夜営道具取りにいかなくて良いんですか?」
「私達は収納系スキル持ちが居ますので、こう見えて普段から大体の道具は持ち歩いているんですよ。」
「うわー。羨ましいです。うちのレギオンにも[ボックス]持ちの人が何人か居るんですがいつも羨んでますよ。因みにフイルミナは[ボックス]持ちですよ。」
そうこう話をしているうちにビルさんとヘンリーさんが帰って来た。
「早いですね。」
「まぁな。元々クエスト内容は予想がついてたからな。そう言う美月達こそ早いな。その感じだとそもそもここから移動すらしてないな。これだから[ボックス]持ちは………羨ましいわ。」
ビルさんとヘンリーさんは背中にリュックを背負っている。
そのリュックは沢山の収納があり、使い込まれている気配がある。
「まあ、俺らにも秘密兵器があるがな。これだ!」
そう言い見せて来たのはそこそこ大きいサイズの巾着袋だ。
「それはもしかして[ボックス]が付与されているんですか?」
リリアが尋ねる。
「ああ、こいつはそこそこの代物だそ?中には4m³は入る。」
「それはなかなか………かなりの値段だったのでは?」
「まあ、それなりにな。」
僕は[アイテムボックス]のスキルを持っているから必要無いが、リリアさんとビルさんの口振りからするにかなりの代物らしい。
「おっ!全員集まってるな?それじゃ出発しようか?」
最後のパーティーであるリオガンさんパーティーも帰って来たようだ。
結構本格的なクエストだな。
Dランクのランクアップクエストがゴブリンの群れの討伐だったから単純な戦闘力だけでクリア出来たが、試験官の口振りから予測するに今回のクエストは、索敵能力や状況判断能力・地理を生かした戦術・採集物に対する知識など、様々な事が試験結果に関係しそうだ。
「各パーティーは、今から大樹海に入る準備をしてきてくれ。」
「じゃあ!私はビルさんとヘンリーさんの所の試験官になるうさ!二人ならクエストクリア間違いないでしょうし、試験官も楽そうですピョン。」
「………おい!テッシィ!お前はそこの二人とは知り合いなんだろう?ばか正直なお前が知り合いだからって試験を甘くしたりするとは思わないが、要らない憶測が飛んでもいやだし、そっちのパーティーに行ってくれ。」
「えぇー……久しぶりにお二人と話したかったうさけど、仕方ないうさ。了解ピョン。」
結局、僕達のところはテッシィさん。ビルさんとヘンリーさんにはミリオンさん、最後の見た目荒くれ者の冒険者パーティーにはフイルミナさん。因みに荒くれ者パーティー(暫定呼び名)のリーダーはリオガンと言う名前の人物だ。
一旦パーティー毎に解散してそれぞれ大樹海探索の準備をしに出掛けていった。
「さて、僕らのパーティーは何がいるかな?」
「ヒールポーションや解毒ポーションもありますし、非常食は沢山ストックしていますからね………。特別今さら準備するものは無いような気もしますね。」
「まあ、採集と道案内なら私に任せなさい。少なくとも森にいる間は飢えて困る目には合わさないわ。」
僕らのパーティーには森のエキスパートの精霊がいて尚且つ経験豊富?な冒険者であるリリアもいる。
少なくとも食料で困る状況になるとは思えない。
かといって戦闘を補助するような道具も特別要らないしな。
「大樹海の探索は崖とか特別な道具がなければ通れないような所を通ったりするんですか?」
「うさ?………基本的には大樹海の表層を探索する予定うさ。だから特別な道具は要らないうさ。…………でも二泊三日の予定だから夜営道具は持ってきた方がいいうさよ?」
まじか、二泊三日なんて聞いてないんだけど。
「大樹海は危険度が高いエリアうさ。日帰りの予定でも予期せぬ事態によって大樹海から帰れなくなることもあり得るうさ。だから夜営道具は必須なのうさ。だから少し意地悪だけど隠してたうさ。多分ビルさんとヘンリーさんはその事を知ってるから夜営道具を準備してるだろううさけど、もう一つのパーティーの方は気付かないかもうさ。」
まぁ、達が悪い話ではあるが、突発的事態に陥った時にどんな対処をするかも判定の一部と言われると一概に否定する訳にもいかない。
本当なら夜営道具を持っていかずに夜に困って夜営道具の大切さを知るっていう教訓になってたってことかな。
「あれ?でもその事を私達に言って良かったのですか?言っちゃいけないことだったんですよね?」
エミリアさんがテッシィさんに質問する。
「もし聞かれれば答えても良いってことになってたうさ。分からないことは分かる人間に聞く、即ち情報収集、これも冒険者に大切なことうさからね。」
なるほど………。
とは言え、僕らは[アイテムボックス]に夜営道具もあるし、問題ないかな。
「あれ?夜営道具取りにいかなくて良いんですか?」
「私達は収納系スキル持ちが居ますので、こう見えて普段から大体の道具は持ち歩いているんですよ。」
「うわー。羨ましいです。うちのレギオンにも[ボックス]持ちの人が何人か居るんですがいつも羨んでますよ。因みにフイルミナは[ボックス]持ちですよ。」
そうこう話をしているうちにビルさんとヘンリーさんが帰って来た。
「早いですね。」
「まぁな。元々クエスト内容は予想がついてたからな。そう言う美月達こそ早いな。その感じだとそもそもここから移動すらしてないな。これだから[ボックス]持ちは………羨ましいわ。」
ビルさんとヘンリーさんは背中にリュックを背負っている。
そのリュックは沢山の収納があり、使い込まれている気配がある。
「まあ、俺らにも秘密兵器があるがな。これだ!」
そう言い見せて来たのはそこそこ大きいサイズの巾着袋だ。
「それはもしかして[ボックス]が付与されているんですか?」
リリアが尋ねる。
「ああ、こいつはそこそこの代物だそ?中には4m³は入る。」
「それはなかなか………かなりの値段だったのでは?」
「まあ、それなりにな。」
僕は[アイテムボックス]のスキルを持っているから必要無いが、リリアさんとビルさんの口振りからするにかなりの代物らしい。
「おっ!全員集まってるな?それじゃ出発しようか?」
最後のパーティーであるリオガンさんパーティーも帰って来たようだ。
「ファンタジー」の人気作品
書籍化作品
-
-
221
-
-
24251
-
-
127
-
-
969
-
-
1512
-
-
37
-
-
1
-
-
267
-
-
440
コメント