クラス転移で仲間外れ?僕だけ◯◯◯!
51話 ゴブリン
3人でパーティーを組むことが決まって、魔物が湧くまで雑談でもしながら、エミリア王女との話で知ったことを伝えてもいい部分だけ伝えておいた。
「へー。そうなんだ。やけに魔物ってバカみたいに突っ込んでくるなと思ったけど。ダンジョン以外の魔物はしっかり知能を有してるってことね。じゃあ、夏蓮は特にだけど逃げたりとか、怯えたりなんかしてたら躊躇しちゃう人も出てくるんじゃない?」
「それは確かにそうかもだけど今はかんけいないでしょ!それよりは特異個体は危険かも知れないよね。通常個体より強かったりするってことなら気を付けないと。」
そんな感じで意見交換をしながら、それぞれの考え方を話し合っていると後ろでクラスメイト達に動きがあった。
そっちの方向を見てみると一人のクラスメイトの前で魔物が出現したところだった。
「グギャー」
<[高位鑑定]>
種族:ゴブリン
年齢:0才
性別:
職業:ゴブリン
level.5
HP:120/120
MP:19/19
筋力値:35
耐久値:42
魔力値:21
魔耐値:35
敏捷値:42
職業スキル
短剣術レベル3・咆哮
スキル
HP自動回復強化レベル1
どうやら出現した魔物はゴブリンのようだ。
ゴブリンの見た目は想像していたよりも醜悪であったからか、突然の出現に驚いたかは分からないけど、目の前に魔物が出現したクラスメイトは固まってしまって動けそうもない。
「いや!死にたくない!」
くそ!僕の位置から走ったんじゃ間に合わない。
咄嗟にエミリア王女の方を見るが魔法の射線にクラスメイト達が居て魔物を狙うことができてない。
大怪我を負うことはさけられない。だがファンタジーな世界だから死ななければ治す方法があるはず!それを探すしかない、と思っていると勇義の声が聞こえる。
「くっ!届け![光斬剣]!」
勇義の光輝く剣がゴブリンの体を切りつけている。
しかし、傷が浅かったのかゴブリンはまだ生きている。
「みんな見ろ!魔物は悪なんだ!僕達が倒さないといけないんだ。いくぞー![スラッシュ]。」
勇義の次の一撃はゴブリンを二つに切り裂きHPをすべて奪い去った。
「あっありがとう。私もう死んじゃうって思ったけど、勇義君のお蔭で生きてる。本当にありがとう!」
「クラスメイトが傷つけられそうになってたんだから当然のことさ!今のを見た通り僕達が戦わないと他の人にも被害が出るかもしれない。迷う必要はないんだ!」
今のはなかなか危なかったな。
もし、今大怪我なんてしたらクラスメイト達はトラウマで永遠と亜人系魔物と戦えなくなってしまうリスクがある。
最低でもある程度魔物との戦闘に慣れてからでないと心を冷静に保てる人は少ないはずだ。
まあ、取り敢えず怪我がなくてよかった。勇義ナイスだな。
「良かった。私ほんとなら魔法を撃って助けなきゃいけないのに戸惑ってなにもできなかったから……。」
「夏蓮!それはみんなそうだよ…。勇義君は行けたみたいだけど他の皆は動けなかったから。」
「まあ、そんなに気にしない方がいいよ。楽観視しろって訳じゃないけど、結果怪我が無かったんだから今後気を付けるくらいでいいんじゃないかな?」
周りの様子を見てみるとクラス全員が倒すのに躊躇わないようにしようという雰囲気になっている。
次は僕が戦う番かもしれない。気合いを入れて頑張ろう。
「へー。そうなんだ。やけに魔物ってバカみたいに突っ込んでくるなと思ったけど。ダンジョン以外の魔物はしっかり知能を有してるってことね。じゃあ、夏蓮は特にだけど逃げたりとか、怯えたりなんかしてたら躊躇しちゃう人も出てくるんじゃない?」
「それは確かにそうかもだけど今はかんけいないでしょ!それよりは特異個体は危険かも知れないよね。通常個体より強かったりするってことなら気を付けないと。」
そんな感じで意見交換をしながら、それぞれの考え方を話し合っていると後ろでクラスメイト達に動きがあった。
そっちの方向を見てみると一人のクラスメイトの前で魔物が出現したところだった。
「グギャー」
<[高位鑑定]>
種族:ゴブリン
年齢:0才
性別:
職業:ゴブリン
level.5
HP:120/120
MP:19/19
筋力値:35
耐久値:42
魔力値:21
魔耐値:35
敏捷値:42
職業スキル
短剣術レベル3・咆哮
スキル
HP自動回復強化レベル1
どうやら出現した魔物はゴブリンのようだ。
ゴブリンの見た目は想像していたよりも醜悪であったからか、突然の出現に驚いたかは分からないけど、目の前に魔物が出現したクラスメイトは固まってしまって動けそうもない。
「いや!死にたくない!」
くそ!僕の位置から走ったんじゃ間に合わない。
咄嗟にエミリア王女の方を見るが魔法の射線にクラスメイト達が居て魔物を狙うことができてない。
大怪我を負うことはさけられない。だがファンタジーな世界だから死ななければ治す方法があるはず!それを探すしかない、と思っていると勇義の声が聞こえる。
「くっ!届け![光斬剣]!」
勇義の光輝く剣がゴブリンの体を切りつけている。
しかし、傷が浅かったのかゴブリンはまだ生きている。
「みんな見ろ!魔物は悪なんだ!僕達が倒さないといけないんだ。いくぞー![スラッシュ]。」
勇義の次の一撃はゴブリンを二つに切り裂きHPをすべて奪い去った。
「あっありがとう。私もう死んじゃうって思ったけど、勇義君のお蔭で生きてる。本当にありがとう!」
「クラスメイトが傷つけられそうになってたんだから当然のことさ!今のを見た通り僕達が戦わないと他の人にも被害が出るかもしれない。迷う必要はないんだ!」
今のはなかなか危なかったな。
もし、今大怪我なんてしたらクラスメイト達はトラウマで永遠と亜人系魔物と戦えなくなってしまうリスクがある。
最低でもある程度魔物との戦闘に慣れてからでないと心を冷静に保てる人は少ないはずだ。
まあ、取り敢えず怪我がなくてよかった。勇義ナイスだな。
「良かった。私ほんとなら魔法を撃って助けなきゃいけないのに戸惑ってなにもできなかったから……。」
「夏蓮!それはみんなそうだよ…。勇義君は行けたみたいだけど他の皆は動けなかったから。」
「まあ、そんなに気にしない方がいいよ。楽観視しろって訳じゃないけど、結果怪我が無かったんだから今後気を付けるくらいでいいんじゃないかな?」
周りの様子を見てみるとクラス全員が倒すのに躊躇わないようにしようという雰囲気になっている。
次は僕が戦う番かもしれない。気合いを入れて頑張ろう。
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