貴族に転生したけど追放されたのでスローライフを目指して自前のチートで無双します
第一章 幼少期
さて、僕、いや俺は転生したようだ。
何故僕と言ったか? それは俺の記憶が戻るまでの5年間、辺境伯の貴族の次男アルト・フォン・クリードとして育ってきた。つまり上位貴族の次男としての教養を受けてきたと言うことだ。だから俺は僕と言ってしまうようだ
え? 僕でいいって? ある程度慣れるまで僕でいくよ。
長年の癖は怖いなぁ、なんて考えていると扉が開いた。
ガチャ
「ア、アルト様! お目覚めですか!」
14、5歳の美人、いや可愛いと表現した方がいいだろう女の子が銀のお盆にティーカップと、ポットを乗せて持っていた。
確か、彼女の名前は……そうだ、ミルだ。
「あぁ、ミルおはよう」
「アルトさまぁぁぁ! 高熱を出して約10日間目を覚まさなかったので心配しました! いや、本当に良かったです。すぐに奥様と旦那様をお呼びしますね。」
「あ、うん……よろしくね」
バタバタとミルは部屋を出て行った。
それにしてもこの部屋、僕の記憶が戻ったから慣れないなぁ。
それもそのはず、広さ20メートル四方はある大きな部屋で、高価とわかる見た目であるが落ち着いた気品を表す家具の数々、大きな窓に大きなベッド……元日本人の彼が慣れないのも当たり前だろう。
「確か、僕は神様たちの能力をとったはずだが……ステータスとかはどうなってるのかな?」
こういう時一般的にはステータスと念じるのがラノベの鉄則だが……
(ステータス)
僕が念じると目の前に半透明のガラス板のようなものが出てきた。
だが、その文字はとても薄く見にくい。
何故だろうか疑問は抱いたが、ステータスの関心に負け、後回しにすることとなった。
<ステータス>
アルト・フォン・クリード(5) 人族
MEN   
Level 1
HP5000
MP∞
基本能力 EX+
魔法適正
火 水 風 土 闇 光 氷 雷 無(時 空間 次元 重力)
スキル
アイテムボックス 鑑定 超武神 超魔神  創生
破壊 眷属化 魔力強化(質) 魔力強化(量) 魔力削減 威圧(神) 絶対記憶 叡智 進化 隠蔽
加護
十神の加護LV10
称号
神を超えし者 生きる神 真の超越者
神様から一言
お主には最後のプレゼントをやる。それは進化じゃ、進化とは人間と別にもう一つ好きな種族の最上位種のさらに上、神種になることが出来る。つまりだな、人でもあり別の種族でもあるという事になるな。ただし、一度しか使えんぞ。
あとは基本的にスキルにはレベルがあるがお主のには無いだろう。レベルが記載されていないのは、''規格外''という事じゃ。つまりは表示できない。
レベルは、我ら十神を基準にしておる。我らより上の力を持つそなたのレベルが表示しないのはその為じゃ。
まぁ、地球では色々あったろう。楽しんでな! じゃあな。
神様、意外と良い奴じゃん。
なら、お言葉に甘えて早速種族を作りますか!
スキル進化、発動
そう念じるとステータスプレートと似たようなものが目の前に現れ、種族が一覧として出てきた。
獣人族 
虎 狼 犬 猫 狐
エルフ
ダークエルフ
魔族
吸血鬼
う〜ん、どれにするか……個人的には吸血鬼だが、俺の元の名前の狐月から狐も捨て難い。
あ、2つ同時に押せば2ついけるんじゃ無いか?
ポチ!
すると脳内に機械的な声が聞こえてきた。
「異質な種族の選択を確認、吸血鬼、狐族の神種 ヴァンパイアゴッド、十尾狐のハーフを確認。ビルド……ビルド成功、新たな種族妖血神鬼を作成、ビルド……ビルド成功。身体の負担が大きいため意識をシャットダウン、5秒後実行」
機械的な声が消えるとともに僕の意識も消えた。
はっ! あの時は意識を……ってなんだこれ!
僕が目を覚まして鏡を見ると、3本の銀色の尻尾と赤い目がとても綺麗な僕が立っていた。
こ、これは見せられない! 早くなんとかしないと。戻れ、戻れ! 
そう念じるとフワッとした感覚とともに体が元に戻った
あぁ、凄いや! 
俺がつい嬉しくなっていると扉が開いた。
ガチャ
「アルト! 大丈夫なの!」
「アルト! 無事か!」
ドタドタと2人の美男美女が入ってきた。
男性はブルーの貴族服を着用し、髭を少し生やしている。その髭が不衛生に見えないのは、彼の顔立ちの良さと、品格からであろう。
一方、女性は清楚なワンピースを身につけている。その服は、白く透きとおったような、溶けそうな自身の肌をより一層引き立たせる。首から下げられたネックレスは、エメラルド色の大きな宝石がひとつ着いており、白とよく合う。
綺麗な人達だと見惚れていると、ギュ! と走ってきた2人に抱きしめられる。
「母様と……父様?」
「アルト、良かったわ……本当に」
「だから言ったろメリス、アルトはすぐに良くなると」
メリスそれは母の名前、父の名前はグランだ。
転生したとはいえ、アルトの記憶はしっかりと引き継がれているようで覚えている。
「そ、そうだよ母様、僕はここにいるよ?」
「そうね、そろそろファルも帰ってくるわ、今日は目を覚ましたお祝いに豪華な料理を作らせましょ!」
「奥様、アルト様は起きたばかりですいきなりそんなに食べさせられません。せめて2日後にしてください。」
ミルに咎められたメリスは、唇をとんがらせて、拗ねている。
まぁ、僕も一応17歳まで生きてたんだ、母親など居なかったが、母親を喜ばせる方法くらい知っているつもりだ。
「母様、ありがとうございます! 僕とても嬉しいです!」
「アルト、ありがと。じゃあわたし達は仕事があるからゆっくりね!」
「じゃあなアルト、よく休めよ」
「はい、父様、母様」
去りゆく2人に笑顔で手を振る。
「では、アルト様私もお仕事に戻ります。何かありましたらお呼びください。」
「うん、ミルもありがとね。」
はい! と笑顔で返事をする彼女はとても綺麗だった。
それから僕はステータスを隠蔽し色々あって疲れたので寝る事にした。
<ステータス>
HP300
MP1000
基礎能力A+
魔法適正
雷 氷 風
スキル
魔力強化Level10
剣術Level20
魔術Level20
鑑定
アイテムボックス
加護
十神の加護LV3
補足説明
加護のレベルは10がMax
(以降ステータスは変わったところかしか表示しません。それと、今後ほかの登場人物の力量をステータス表記する事は無いと思います。
ご了承下さい。)
何故僕と言ったか? それは俺の記憶が戻るまでの5年間、辺境伯の貴族の次男アルト・フォン・クリードとして育ってきた。つまり上位貴族の次男としての教養を受けてきたと言うことだ。だから俺は僕と言ってしまうようだ
え? 僕でいいって? ある程度慣れるまで僕でいくよ。
長年の癖は怖いなぁ、なんて考えていると扉が開いた。
ガチャ
「ア、アルト様! お目覚めですか!」
14、5歳の美人、いや可愛いと表現した方がいいだろう女の子が銀のお盆にティーカップと、ポットを乗せて持っていた。
確か、彼女の名前は……そうだ、ミルだ。
「あぁ、ミルおはよう」
「アルトさまぁぁぁ! 高熱を出して約10日間目を覚まさなかったので心配しました! いや、本当に良かったです。すぐに奥様と旦那様をお呼びしますね。」
「あ、うん……よろしくね」
バタバタとミルは部屋を出て行った。
それにしてもこの部屋、僕の記憶が戻ったから慣れないなぁ。
それもそのはず、広さ20メートル四方はある大きな部屋で、高価とわかる見た目であるが落ち着いた気品を表す家具の数々、大きな窓に大きなベッド……元日本人の彼が慣れないのも当たり前だろう。
「確か、僕は神様たちの能力をとったはずだが……ステータスとかはどうなってるのかな?」
こういう時一般的にはステータスと念じるのがラノベの鉄則だが……
(ステータス)
僕が念じると目の前に半透明のガラス板のようなものが出てきた。
だが、その文字はとても薄く見にくい。
何故だろうか疑問は抱いたが、ステータスの関心に負け、後回しにすることとなった。
<ステータス>
アルト・フォン・クリード(5) 人族
MEN   
Level 1
HP5000
MP∞
基本能力 EX+
魔法適正
火 水 風 土 闇 光 氷 雷 無(時 空間 次元 重力)
スキル
アイテムボックス 鑑定 超武神 超魔神  創生
破壊 眷属化 魔力強化(質) 魔力強化(量) 魔力削減 威圧(神) 絶対記憶 叡智 進化 隠蔽
加護
十神の加護LV10
称号
神を超えし者 生きる神 真の超越者
神様から一言
お主には最後のプレゼントをやる。それは進化じゃ、進化とは人間と別にもう一つ好きな種族の最上位種のさらに上、神種になることが出来る。つまりだな、人でもあり別の種族でもあるという事になるな。ただし、一度しか使えんぞ。
あとは基本的にスキルにはレベルがあるがお主のには無いだろう。レベルが記載されていないのは、''規格外''という事じゃ。つまりは表示できない。
レベルは、我ら十神を基準にしておる。我らより上の力を持つそなたのレベルが表示しないのはその為じゃ。
まぁ、地球では色々あったろう。楽しんでな! じゃあな。
神様、意外と良い奴じゃん。
なら、お言葉に甘えて早速種族を作りますか!
スキル進化、発動
そう念じるとステータスプレートと似たようなものが目の前に現れ、種族が一覧として出てきた。
獣人族 
虎 狼 犬 猫 狐
エルフ
ダークエルフ
魔族
吸血鬼
う〜ん、どれにするか……個人的には吸血鬼だが、俺の元の名前の狐月から狐も捨て難い。
あ、2つ同時に押せば2ついけるんじゃ無いか?
ポチ!
すると脳内に機械的な声が聞こえてきた。
「異質な種族の選択を確認、吸血鬼、狐族の神種 ヴァンパイアゴッド、十尾狐のハーフを確認。ビルド……ビルド成功、新たな種族妖血神鬼を作成、ビルド……ビルド成功。身体の負担が大きいため意識をシャットダウン、5秒後実行」
機械的な声が消えるとともに僕の意識も消えた。
はっ! あの時は意識を……ってなんだこれ!
僕が目を覚まして鏡を見ると、3本の銀色の尻尾と赤い目がとても綺麗な僕が立っていた。
こ、これは見せられない! 早くなんとかしないと。戻れ、戻れ! 
そう念じるとフワッとした感覚とともに体が元に戻った
あぁ、凄いや! 
俺がつい嬉しくなっていると扉が開いた。
ガチャ
「アルト! 大丈夫なの!」
「アルト! 無事か!」
ドタドタと2人の美男美女が入ってきた。
男性はブルーの貴族服を着用し、髭を少し生やしている。その髭が不衛生に見えないのは、彼の顔立ちの良さと、品格からであろう。
一方、女性は清楚なワンピースを身につけている。その服は、白く透きとおったような、溶けそうな自身の肌をより一層引き立たせる。首から下げられたネックレスは、エメラルド色の大きな宝石がひとつ着いており、白とよく合う。
綺麗な人達だと見惚れていると、ギュ! と走ってきた2人に抱きしめられる。
「母様と……父様?」
「アルト、良かったわ……本当に」
「だから言ったろメリス、アルトはすぐに良くなると」
メリスそれは母の名前、父の名前はグランだ。
転生したとはいえ、アルトの記憶はしっかりと引き継がれているようで覚えている。
「そ、そうだよ母様、僕はここにいるよ?」
「そうね、そろそろファルも帰ってくるわ、今日は目を覚ましたお祝いに豪華な料理を作らせましょ!」
「奥様、アルト様は起きたばかりですいきなりそんなに食べさせられません。せめて2日後にしてください。」
ミルに咎められたメリスは、唇をとんがらせて、拗ねている。
まぁ、僕も一応17歳まで生きてたんだ、母親など居なかったが、母親を喜ばせる方法くらい知っているつもりだ。
「母様、ありがとうございます! 僕とても嬉しいです!」
「アルト、ありがと。じゃあわたし達は仕事があるからゆっくりね!」
「じゃあなアルト、よく休めよ」
「はい、父様、母様」
去りゆく2人に笑顔で手を振る。
「では、アルト様私もお仕事に戻ります。何かありましたらお呼びください。」
「うん、ミルもありがとね。」
はい! と笑顔で返事をする彼女はとても綺麗だった。
それから僕はステータスを隠蔽し色々あって疲れたので寝る事にした。
<ステータス>
HP300
MP1000
基礎能力A+
魔法適正
雷 氷 風
スキル
魔力強化Level10
剣術Level20
魔術Level20
鑑定
アイテムボックス
加護
十神の加護LV3
補足説明
加護のレベルは10がMax
(以降ステータスは変わったところかしか表示しません。それと、今後ほかの登場人物の力量をステータス表記する事は無いと思います。
ご了承下さい。)
コメント
兄猫
ちょっとつっこんだらダメなとこをつっこむ…ラノベ主人公達って自分の外見が変わった時どうやって確認してんの?…なぞだw
Kまる
((;°Д°;))カタカタ
guju
風邪を風に修正
尻尾の数を10から3に修正
ノベルバユーザー221400
風が風邪になってた