Agl極振りで魔弾飛び交う戦場を駆け抜ける!
ログインと出会い
俺は如月真也。
今年から大学一年だ。
「お、そろそろ準備しねェとな」
何の準備かと言うと今話題の「Magic Blullet Online」通称「魔弾オンライン」の配信開始日なのだ。
このゲームの特徴はその自由度だ。
モンスターを倒し素材を手に入れ、その素材で自らの銃を強化することで自分だけの銃が作成可能で、同じように素材から特殊効果のある「魔弾」を作成することで自分だけのプレイが可能なのだ。
ちょうど時間になったので電源を入れログインを始める。
〈貴方の外見と名前を決めてください〉
「めんどくせェから外見はそのままでいいだろ。名前はいつもと同じ[ラギ]でいいだろ」
そして170cm程の目つき悪いキャラが出来上がる。
〈貴方の銃の種類を決めてください〉
最初に選べる銃は4種で「サブマシンガン」「アサルトライフル」「ショットガン」そして、「スナイパーライフル」だ。
射程は短いが威力の高い「ショットガン」
射程距離は少し短めで威力も少し劣るが連射が速い「サブマシンガン」
射程、威力、連射共にバランスのとれた「アサルトライフル」
射程と威力の優れた「スナイパーライフル」
このなかから自分に合うように様々な強化をすることで自分だけの武器が完成するのだ。
持ち歩ける銃は2つまでだが重量制限がありそれを超えると移動速度が大幅に低下するらしい。
また、レベルが上がれば用途に合わせて銃を保管できるようになるらしい。
「最初は、コレで問題ねェだろ」
俺が選んだのはサブマシンガンだ。
〈チュートリアルを開始します〉
チュートリアルが開始したらしく目の前が何処かの草原になる。
「ギャッ!ギャギャッ!」
そこそこ離れた位置に緑の小鬼が現れる。
「ゴブリンみてェだな」
〈ゴブリンに照準を合わせて撃ってください〉
照準をゴブリンの頭に照準を合わせ撃つ
いくつかの連続した音が周囲に響くとゴブリンは上半身のほとんどから赤いエフェクトを散らしながら消滅した。
「おォ、意外と当たるもんだなァ」
〈次に、魔弾の作成を行います〉
〈先程のゴブリンから獲得した素材を元に魔弾を作成します〉
〈合成画面から[通常弾×30]と[緑小鬼の角]を合成してください〉
〈[旋風弾 Lv1×30]を手に入れました。〉
魔弾といっても弾薬単体で手に入るのではなくマガジン一個分が生成されるようだ。
「旋風弾ねェ、風の魔弾ってところか。んで、あのスライムみてェなのが次の相手ってところか」
〈モンスターには弾の相性があります〉
〈スライムには通常弾は効果がありませんが風属性はダメージ量が上昇します〉
〈先程手に入れた魔弾を使用してみましょう〉
「ヘェ、なるほどなァ」
スライムに照準を合わせ引き金を引くと緑のエフェクトを辺りに散らしながら銃弾が発射されていく。
旋風弾はスライムに当たると、着弾点を中心に風が吹き荒れスライムを吹き飛ばした。
「おォ!おもしれェな!」
〈以上でチュートリアルを終わります〉
〈お疲れ様でした〉
目の前が真っ白になり思わず目を瞑ってしまう、再び目を開けるとそこは中世のヨーロッパ風の街並みが広がっていた。
「ヘェ、リアルなもんだなァ」
と、周りを見渡していると他の人達もチュートリアルが終わったらしく俺の近くの水晶の周りで光と共にキャラが転移されてくる。
「この水晶がポータルみてェなもんか」
転移する際にはこの水晶の近くになるようだ。
水晶を眺めていると新たなキャラが転移されてくるらしく目の前が光り始める。
慌てて退こうとしたが後ろにいた人が邪魔で動けず転移してきた人にぶつかってしまう。
「わぷ!なんスか!?」
俺の胸のあたりに頭からぶつかったらしく、すぐ下に明るい茶髪のポニーテールが見える。
「あァ、悪りィなよそ見してたからぶつかっちまった」
「こちらこそごめんなさいッス、私は[ミリィ]ッス。よろしくお願いするッスよ」
「俺は[ラギ]だ。こちらこそよろしくな」
特にもめることもなく和解出来たので早速クエストを受けに行こうかと歩き始めると、
「あ!ラギさん!良かっら一緒にクエスト受けないッスか?」
「あァ、別に構わねェぞ」
「おお!やったッスね!じゃあこれからよろしくッス」
流れでミリィとパーティを組むことになり早速2人で外に向かう門から出てフィールドに向かう。
すでにフィールドでは何人かがバトルを始めている。
「おォ、やってんなァ」
「そうッスね、私たちも始めるッスよ!」
「おう!」
モンスターを探し初めてすぐに4匹のゴブリンを発見した。
「ミリィの銃はアサルトライフルだよなァ?」
「ええ、そうッスよ」
「ならミリィが先頭のゴブリン2匹を撃ってくれ。その隙に俺が突っ込んで残りの2匹を倒す」
「了解ッス」
ミリィが銃を構え引き金を引くと同時に俺も銃を構えてゴブリン供に突っ込んで行く。
ミリィに仲間が倒され慌てているゴブリンに銃弾を叩き込み残りも倒し全滅させる。
「流石に余裕すぎたなァ」
「そうッスねー」
その後も何体かのゴブリンを倒していると
「お!レベルアップしたッスよ!」
「あァ、こっちもだな」
「魔弾オンライン」はレベルがあり1レベル上昇するごとに100ポイントのステータスを振れる。
ステータスの項目は〈Str〉〈Vit〉〈Dex〉〈Agl〉の4つがある。
それぞれ重量制限の上昇、耐久力の上昇、銃の反動の軽減、移動速度の上昇に関係している。
「私は全部に25ずつ振ったッスけどラギさんはどうしましたッスか?」
「俺はAglに全振りだな」
「マジッスか?!極振りする人なんて初めてみたッスよ」
「そうか?なんとかなんだろ」
「ラギさんがいいならいいッスけど…」
俺も考えなしにAglに振った訳ではない、。
サブマシンガンは射程が短めなので素早く相手との距離を詰める必要があるので素早さは必須になるのだ。
「さぁ、どんどん行くッスよ!」
ミリィが張り切っているところに銃撃音が響きミリィのすぐ目の前を銃弾が通り抜ける。
俺はミリィの腕を掴み近くの岩陰へ滑り込む。
「ミリィ!無事か!?」
「ダメージはないッス!さっきのってやっぱりプレイヤーの仕業ッスよね?」
「だろうな。PK推奨のゲームとは言え開始早々からPKし始める奴がいるとは驚いたがなァ」
「どうするッスか?」
「もちろん、やられたからにはやり返す!大体の位置は分かってるから俺が突っ込むミリィは…」
「援護ッスね」
「あァ、それとパーティの通話機能で俺に敵の正確な場所を指示してくれ」
「了解ッス」
PKしに来やがったんだ、殺り返されても文句はねェだろォなァ!
「んじゃ、殺りますか!」
今年から大学一年だ。
「お、そろそろ準備しねェとな」
何の準備かと言うと今話題の「Magic Blullet Online」通称「魔弾オンライン」の配信開始日なのだ。
このゲームの特徴はその自由度だ。
モンスターを倒し素材を手に入れ、その素材で自らの銃を強化することで自分だけの銃が作成可能で、同じように素材から特殊効果のある「魔弾」を作成することで自分だけのプレイが可能なのだ。
ちょうど時間になったので電源を入れログインを始める。
〈貴方の外見と名前を決めてください〉
「めんどくせェから外見はそのままでいいだろ。名前はいつもと同じ[ラギ]でいいだろ」
そして170cm程の目つき悪いキャラが出来上がる。
〈貴方の銃の種類を決めてください〉
最初に選べる銃は4種で「サブマシンガン」「アサルトライフル」「ショットガン」そして、「スナイパーライフル」だ。
射程は短いが威力の高い「ショットガン」
射程距離は少し短めで威力も少し劣るが連射が速い「サブマシンガン」
射程、威力、連射共にバランスのとれた「アサルトライフル」
射程と威力の優れた「スナイパーライフル」
このなかから自分に合うように様々な強化をすることで自分だけの武器が完成するのだ。
持ち歩ける銃は2つまでだが重量制限がありそれを超えると移動速度が大幅に低下するらしい。
また、レベルが上がれば用途に合わせて銃を保管できるようになるらしい。
「最初は、コレで問題ねェだろ」
俺が選んだのはサブマシンガンだ。
〈チュートリアルを開始します〉
チュートリアルが開始したらしく目の前が何処かの草原になる。
「ギャッ!ギャギャッ!」
そこそこ離れた位置に緑の小鬼が現れる。
「ゴブリンみてェだな」
〈ゴブリンに照準を合わせて撃ってください〉
照準をゴブリンの頭に照準を合わせ撃つ
いくつかの連続した音が周囲に響くとゴブリンは上半身のほとんどから赤いエフェクトを散らしながら消滅した。
「おォ、意外と当たるもんだなァ」
〈次に、魔弾の作成を行います〉
〈先程のゴブリンから獲得した素材を元に魔弾を作成します〉
〈合成画面から[通常弾×30]と[緑小鬼の角]を合成してください〉
〈[旋風弾 Lv1×30]を手に入れました。〉
魔弾といっても弾薬単体で手に入るのではなくマガジン一個分が生成されるようだ。
「旋風弾ねェ、風の魔弾ってところか。んで、あのスライムみてェなのが次の相手ってところか」
〈モンスターには弾の相性があります〉
〈スライムには通常弾は効果がありませんが風属性はダメージ量が上昇します〉
〈先程手に入れた魔弾を使用してみましょう〉
「ヘェ、なるほどなァ」
スライムに照準を合わせ引き金を引くと緑のエフェクトを辺りに散らしながら銃弾が発射されていく。
旋風弾はスライムに当たると、着弾点を中心に風が吹き荒れスライムを吹き飛ばした。
「おォ!おもしれェな!」
〈以上でチュートリアルを終わります〉
〈お疲れ様でした〉
目の前が真っ白になり思わず目を瞑ってしまう、再び目を開けるとそこは中世のヨーロッパ風の街並みが広がっていた。
「ヘェ、リアルなもんだなァ」
と、周りを見渡していると他の人達もチュートリアルが終わったらしく俺の近くの水晶の周りで光と共にキャラが転移されてくる。
「この水晶がポータルみてェなもんか」
転移する際にはこの水晶の近くになるようだ。
水晶を眺めていると新たなキャラが転移されてくるらしく目の前が光り始める。
慌てて退こうとしたが後ろにいた人が邪魔で動けず転移してきた人にぶつかってしまう。
「わぷ!なんスか!?」
俺の胸のあたりに頭からぶつかったらしく、すぐ下に明るい茶髪のポニーテールが見える。
「あァ、悪りィなよそ見してたからぶつかっちまった」
「こちらこそごめんなさいッス、私は[ミリィ]ッス。よろしくお願いするッスよ」
「俺は[ラギ]だ。こちらこそよろしくな」
特にもめることもなく和解出来たので早速クエストを受けに行こうかと歩き始めると、
「あ!ラギさん!良かっら一緒にクエスト受けないッスか?」
「あァ、別に構わねェぞ」
「おお!やったッスね!じゃあこれからよろしくッス」
流れでミリィとパーティを組むことになり早速2人で外に向かう門から出てフィールドに向かう。
すでにフィールドでは何人かがバトルを始めている。
「おォ、やってんなァ」
「そうッスね、私たちも始めるッスよ!」
「おう!」
モンスターを探し初めてすぐに4匹のゴブリンを発見した。
「ミリィの銃はアサルトライフルだよなァ?」
「ええ、そうッスよ」
「ならミリィが先頭のゴブリン2匹を撃ってくれ。その隙に俺が突っ込んで残りの2匹を倒す」
「了解ッス」
ミリィが銃を構え引き金を引くと同時に俺も銃を構えてゴブリン供に突っ込んで行く。
ミリィに仲間が倒され慌てているゴブリンに銃弾を叩き込み残りも倒し全滅させる。
「流石に余裕すぎたなァ」
「そうッスねー」
その後も何体かのゴブリンを倒していると
「お!レベルアップしたッスよ!」
「あァ、こっちもだな」
「魔弾オンライン」はレベルがあり1レベル上昇するごとに100ポイントのステータスを振れる。
ステータスの項目は〈Str〉〈Vit〉〈Dex〉〈Agl〉の4つがある。
それぞれ重量制限の上昇、耐久力の上昇、銃の反動の軽減、移動速度の上昇に関係している。
「私は全部に25ずつ振ったッスけどラギさんはどうしましたッスか?」
「俺はAglに全振りだな」
「マジッスか?!極振りする人なんて初めてみたッスよ」
「そうか?なんとかなんだろ」
「ラギさんがいいならいいッスけど…」
俺も考えなしにAglに振った訳ではない、。
サブマシンガンは射程が短めなので素早く相手との距離を詰める必要があるので素早さは必須になるのだ。
「さぁ、どんどん行くッスよ!」
ミリィが張り切っているところに銃撃音が響きミリィのすぐ目の前を銃弾が通り抜ける。
俺はミリィの腕を掴み近くの岩陰へ滑り込む。
「ミリィ!無事か!?」
「ダメージはないッス!さっきのってやっぱりプレイヤーの仕業ッスよね?」
「だろうな。PK推奨のゲームとは言え開始早々からPKし始める奴がいるとは驚いたがなァ」
「どうするッスか?」
「もちろん、やられたからにはやり返す!大体の位置は分かってるから俺が突っ込むミリィは…」
「援護ッスね」
「あァ、それとパーティの通話機能で俺に敵の正確な場所を指示してくれ」
「了解ッス」
PKしに来やがったんだ、殺り返されても文句はねェだろォなァ!
「んじゃ、殺りますか!」
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